肢体不自由児施設 三重県立草の実リハビリテーションセンター
整形外科

 身体の不自由なお子さんが、それぞれの能力に応じて生活する力を身につけることが出来るように、最適な医療と最善の療育環境を提供し、身体機能の発達を促します。

こどもたちとのおやくそく

あなたがしたいとおもうことを じぶんのちからで できるように おてつだいします。

肢体不自由児施設とは

 肢体不自由児施設とは、児童福祉法43条の3に「肢体不自由のある児童を治療するとともに独立自活に必要な知識・技能を与えることを目的とする施設とする」と明記された児童福祉施設であり、さらに医療法に基づいた病院です。つまり、医療と福祉を大きな柱とし、併設または隣接の特別支援学校などの関係機関と施設と連携をとりながら、障害児に対して総合的な関りを行う「Hospital and Home」 ということができます。
 具体的には、一般の医療機関では治療困難な身体障害児に対して小児整形外科、小児リハビリテーションを中心とした治療を行うとともに、一般の児童福祉施設では関わりが難しい社会的入所の必要な心身障害児などにも対応している極めて特殊な機関です。
 ※「肢体不自由児」という言葉は、昔から存在したものではなく、昭和3年頃に、肢体不自由児施設の生みの親と言われている東京大学整外科名誉教授・高木憲次先生が考えられた用語です。