県政だよりみえ/平成29年3月号
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平成29年 県政だより みえ 3月号3県内279カ所で森林整備を実施県内で108件の事業平成26・27年度実績平成26・27年度実績 三重県の面積の64%を占める森林は、私たちの暮らしに欠かせないきれいな水や空気などをつくり、土砂災害や洪水等の発生を防ぐ重要な働きをしています。しかし、山村地域の過疎化などにより荒廃した森林が増えています。 県では、大切な森林を守るために、平成26年度より導入した「みえ森と緑の県民税」を活用し、災害に強い森林づくりを行っています。木の魅力に触れながら森の未来を考えよう『みえ森と緑の県民税』は、県民 上乗せして納めていただいて個人 年額1,000円 法人 年額2,000円※みえ森と緑の県民税評価委員会を設置し、 価検証などを行うとともに、その結果を県「みえ森と緑の県民税」を生かした森林づくり「みえ森と緑の県民税」を生かした森林づくり「災害に強い森林づくり」「県民全体で森林を支える「災害に強い森林づくり」「県民全体で森林を支える「「基本方針2「県民全体で森林を支える社会づくり」253,388千円基本方針2「県民全体で森林を支える社会づくり」253,388千円流木等の発生を防ぐ森林整備 流木の恐れがある危険木の伐採や撤去を行います。また、渓流沿いの山腹では、樹木が根を張り、土砂や流木が発生しないよう、過密な森林を間引きします。異常に堆積した土砂・流木の撤去 土石流として人家などに被害を及ぼす恐れがある土砂や流木を撤去します。❷暮らしに身近な森林づくり 人家の裏や道路沿いなどに生い茂っている竹林や、倒木の恐れがある危険木などを伐採し、生活環境を改善します。 森林環境教育・木育※の指導者や、森づくり活動を担う人材を育成します。※木育…子どもから大人までを対象に、木材や木製品との触れ合いを通じて木への親しみや木の文化への理解を深め、木材の良さや利用の意義を学んでもらうための教育活動 公共施設などを三重県産の木材で木質化し、木に触れ、木の香りを知り、木の持つ特徴や魅力に触れる機会をつくります。 自然環境の大切さを感じてもらうため、森林や緑を楽しみ、親しむ環境を整備します。 昨年4月、津市に誕生したみえ森づくりサポートセンターでは、森林環境教育や木育、森づくり活動のサポートを行っています。皆さんも森林や木に触れ、親しみ、学びを通じて、これからの森林づくりの在り方を考えてみましょう。三重でつくられた木のおもちゃを楽しむミエトイキャラバンみえ  づくりサポートセンターみえ  づくりサポートセンター森多獅ミエトイキ999,473千円※四捨 合わ平成27年度 基本方針別 利用実平成27年度 基本方針別 利用実みえ森と緑の県民税みえ森と緑の県民税問い合わせ先/農林水産部 みどり共生推進課  059・224・2513  059・224・2070  midori@pref.mie.jp❹木の薫る空間づくり❺地域の身近な水や緑の環境づくり「森林づくり」には長い時間と労力が必要です。将来にわたり「災害に強い森林」を引き継いでいくためには、県民全体で森林を支える社会づくりが大切です。9,930千円❺その他52,714千円163,014千円❹103,525千円❷80,444千円❸❶589,845千円9,930千円❺163,014千円❹103,525千円❷80,444千円❸❶589,845千円特集❶土砂や流木を出さない森林づくり❸森を育む人づくり開催:4月15日(土)「植木まつり」内に出展 場所:鈴鹿フラワーパーク(鈴鹿市加佐登町1690-1)開催:4月23日(日)「春のキッズエコフェア」内に出展  場所:三重県環境学習情報センター(四日市市桜町3684-11)森のせんせいスキルアップ講座(野外活動安全管理編)開催:3月12日(日) 場所:林業研究所交流館および樹木園基本方針1基本方針1基本方針2基本方針2整備後県整備前(伊賀市)整備後整備前(熊野市)整備後危険木伐採事業(紀北町)県事業県事業市町事業みえ森と緑の県民税は、三重の森林を未来に残すため、2つの基本方針に沿って5つの対策を行っています。新しい森への扉を開こう!もくいくばっさいてっきょ059・261・1223か さ ど

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