県政だよりみえ/平成29年11月号
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平成29年 県政だより みえ 11月号3一人ひとりが大切にされる差別のない社会へひとりさべつたいせつしゃかい三重県・三重県教育委員会しょうねんしゃさべつぶらくべつさかいしょうほうりつしこう2016年に、障がい者差別、ヘイトスピーチ、部落差別を解消するための法律が施行されました。問い合わせ先/県人権センター  059・233・5501  059・233・5511  jinkenc@pref.mie.jp環境生活部 人権課  059・224・2278  059・224・3069  jinken@pref.mie.jp検索三重 人権検索三重環境生活 人権露の新治さんからのメッセージ 「人権」は「環境」や「平和」とともに、21世紀のキーワードであり、人権の尊重は国際社会共通の課題です。 県では、平成2年に「人権県宣言」が全国に先がけて県議会で決議されるとともに、平成9年には「人権が尊重される三重をつくる条例」が制定され、今年で20年を迎えました。 この条例は、不当な差別をなくし、人権が尊重される社会を実現することを目的とし、県や県民等の責務を定めています。 県の責務 県行政のあらゆる分野において、人権尊重の視点で取り組みます。 県民等の責務 自らの人権意識を高め、お互いの人権を尊重するとともに、他人の人権を侵害してはいけません。 「部落差別の解消の推進に関する法律」が、昨年12月に施行されました。 この法律は、現在も部落差別が存在するとともに、情報化の進展に伴って状況の変化が生じていることをふまえ、部落差別は許されないものであるとの認識のもと、国や地方公共団体が差別解消に関する相談体制の充実や教育および啓発に取り組むことで、部落差別のない、基本的人権が尊重される社会の実現を目的としています。●参加申込方法について・参加される方の名前と電話番号を、県人権センターまで電話・FAX・電子メールのいずれかでお知らせください。・FAX・電子メールの場合は、件名を「20周年記念講演会申込」としてください。※お送りいただいた個人情報は、当事業以外には使用いたしません。※詳細は県人権センターにお問い合わせください。落語家「人権が尊重される三重をつくる条例」は制定から20年を迎えました「部落差別の解消の推進に関する法律」が施行されました私たち一人ひとりが人権問題を正しく理解し、人権が尊重される三重を一緒につくっていきましょう。県がこれまでに作成した人権ポスター県がこれまでに作成した人権ポスター平成29年度人権啓発ポスター「一人ひとりが大切にされる 差別のない社会へ」ぜひこの機会にご来場ください■記念講演会 露の新治さんによるお笑い人権高座と落語 露の新幸さんによる人権ライブ定員300人・入場無料相談専用電話 059・233・5500*相談員による面接相談・電話相談 月~金曜日 9時~17時 祝日は除く*弁護士による法律相談(予約制) 第3水曜日 13時~16時人権相談のご案内■日時:11月25日(土)13時30分~16時■場所:県人権センター(津市一身田大古曽693-1)※13時開場 これまで、三重県内もくまなく回らせていただきました。差別をなくすために本気で取り組んでいる方々に出会えたことが大きな喜びです。 人権高座では、「自分の人生は自分が主役。隣の人も主役として認めあえば、人間として尊敬しあえる」ということをお話ししています。 私は、何よりも笑顔が一番だと思っています。笑顔は「えー顔!!」。人は幸せでないと笑顔になれません。特に「いのちとくらし」が落ち着かないと、笑顔の花は咲きません。笑顔を消す最悪なものは戦争と差別。未来を生きる子どもたちのために、多くの笑顔が咲く世の中にしたい。その軸が人権感覚です。差別と向き合うことが、自分の人権感覚を磨くということをお伝えしたいです。全国で多くの人権高座を行っている露の新治さんに、県民の皆さんにお伝えしたいことをお聞きしました。人権が尊重される三重をつくる条例制定人権が尊重される三重をつくる条例制定20周年記念事業を行います20周年記念事業を行います■人権に関する児童・生徒ポスター優秀作品展■人・命・ふれあい「人権フォトコンテスト」 入賞作品展■市町における人権啓発の取り組みの紹介 などこうざみがつゆしんじつゆしんこう人権が尊重される三重へ一人ひとりが大切にされる11月11日から12月10日は「差別をなくす強調月間」です

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