県政だより みえ/平成30年9月号(No.410)
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平成30年 県政だより みえ 9月号3 今年は、北海道の名付け親として知られる松阪出身の松浦武四郎の生誕200年、北海道命名150年目の節目の年です。稀代の情報収集家・発信家といわれた武四郎の記録は、交友のあった吉田松陰や大久保利通などの幕末の志士・文人たちにも影響を与えました。武四郎の生き方に学ぶ 武四郎は北海道を調査する中で、異なる文化を持つアイヌの人々の理解に努め、アイヌ語を勉強するなど多文化共生の視点があり、また、東京に住みながらも、晩年大台ケ原を終焉の地に定めるなど、郷土への愛着もありました。現代の私たちにも参考になることが多い武四郎の生き方について、学んでみませんか。特集2問い合わせ先/三重県総合博物館(MieMu) 059・228・2283  059・229・8310 MieMu@pref.mie.jpみえむ検索MieMu北海道の名付け親として知られる三重の偉人松浦武四郎3特集松浦武四郎は文化15年(1818年)に伊勢国須川村(現在の松阪市小野江町)に生まれました。(写真:松浦武四郎記念館所蔵)2年目を迎え盛り上がる! 県では2017年から三重とこわか国体・三重とこわか大会を開催する2021年までの5年間を、「みえのスポーツイヤー」と位置付け、県民の皆さんとスポーツを通じた元気な三重づくりに取り組んでいます。 2年目の今年は、7~8月に県内でインターハイが開催され、9月には『東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグツアー』が行われます。皆さん、みえのスポーツを一緒に盛り上げましょう!9月・10月は、スポーツ推進月間です 県では、毎年9月、10月をスポーツ推進月間と定め、この期間を中心に幅広いスポーツ・レクリエーションの催しを行う「みえスポーツフェスティバル」を開催しています。問い合わせ先/地域連携部 国体・全国障害者スポーツ大会局 スポーツ推進課  059・224・2986  059・224・3022  sports@pref.mie.jp問い合わせ先/地域連携部 国体・全国障害者スポーツ大会局 総務企画課  059・224・2908  059・224・3022   kokutai@pref.mie.jp検索とこわか国体・大会検索三重のスポーツ※詳細は、ホームページをご覧ください。三重県の未来につなぐスポーツ推進とこわか運動に取り組んでみませんか 三重とこわか国体・三重とこわか大会では、県民の皆さんが「する」「みる」「支える」といったさまざまな関わりを持つことで、県民力を結集した大会をめざしています。このため、県民の皆さんによる主体的な取り組みを「とこわか運動」と称した県民運動として展開していきます。両大会を一緒に盛り上げていただける方を募集しています。県民の皆さんと取り組む「とこわか運動」4つの柱こころをこめた取り組みときめく三重の力を結集・運営ボランティア、情報支援 ボランティアへの参加など・ポスターやのぼり、 広告物の掲示 など取り組み例取り組み例取り組み例取り組み例・イメージソング「未来に響け」を歌う、 演奏する、ダンスをする・デモンストレーション スポーツに参加する などわになろう! 魅力を伝えるおもてなし・特産品を活用したおみやげや とこまるグッズの開発、販売・クリーンアップ活動や花を飾る、 街をきれいにする などかがやく未来 元気な三重・スポーツに積極的に取り組む・国体・大会で開催した競技 などのスポーツイベントを 継続して実施する・スポーツを通じた誘客等を行う など成人の週1回以上の運動・スポーツ実施率(平成29年度みえ県民意識調査より)43.2%65%へ現状値目標 平成30年度※とこわか運動の詳細と、応募方法は、ホームページを ご覧いただくか、お問い合わせください。北方領土関連講演会「北方領土と松浦武四郎」日時:9月21日(金)18時30分~場所:三重県総合文化センター 男女共同参画センター講師:松浦武四郎記念館 山本 命さん   北方領土元島民  山本 忠平さん内容:北方領土と松浦武四郎の関係や北方領土元島民   の故郷への思いなどをお話します研究成果報告会 松浦武四郎研究の最前線2018日時:9月29日(土)13時~16時15分場所:三重県総合文化センター 男女共同参画センター講師:内川 隆志さん(國學院大學教授)ほか内容:52歳から晩年に至るまで熱心に行った古物収集   にスポットを当てた最新の研究成果など問い合わせ先/北方領土返還要求三重県民会議事務局       (戦略企画部 広聴広報課)  059・224・2031  059・224・2032     koho@pref.mie.jp検索三重県学習問い合わせ先/三重県生涯学習センター  059・233・1151  059・233・1155     manabi-kouza@center-mie.or.jpこの他に松浦武四郎記念館(松阪市)で記念事業が行われます。皆さん、この機会に武四郎の魅力に触れてみませんか。要事前申込 平成30年は、明治元年から満150年にあたります。県では、「明治150年」関連施策に取り組んでいます。門司長崎大山堺阿蘇山萩石鎚山対馬平戸仙台江戸米子男体山富士山戸隠山剣山松坂京北海道踏査を決意する26歳までの主な旅の足跡(『松浦武四郎入門』より)コンパクトな野帳に記された地形のスケッチ郷 土 愛多文化共生(ダイバーシティ)の視点武四郎は16歳で行った江戸への一人旅を皮切りに、西国への旅、北海道踏査などを行い三重から離れますが、晩年は大台ケ原への登山を3度敢行し終焉の地に定めるなど、郷土への深い思いがありました。アイヌの人々の協力を得て行われた北海道の調査を基に、地理やアイヌ文化を記録にまとめることで、文化が異なるアイヌの人々への正しい理解を訴えました。やまもと めいやまもと ちゅうへい企画展「幕末維新を生きた旅の巨人 松浦武四郎」日時:9月15日(土)~11月11日(日)   ※月曜日休館(祝日の場合は翌日)   9時~17時(土・日・祝日は19時まで)場所:三重県総合博物館内容:松浦武四郎記念館所蔵の重要文化財の展示など※詳細は、三重県総合博物館までお問い合わせください。うちかわ たかし県民の皆さんがスポーツを「する」、「みる」、「支える」ことでスポーツのさまざまな魅力にふれる機会づくりを進めています。とこまる日時・場所など詳細は、ホームページをご覧ください。内容:●オリンピアン・パラリンピアン(※)が市町にフラッグを届けます。   ●オリンピアン・パラリンピアンが県内小中学校等を訪問し、教師役となって自身の経験を通して「オリンピック・パラリンピックの価値」を伝えます。主催:東京2020組織委員会・三重県・開催市町東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグツアー 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたオールジャパンでの機運醸成のため、全国を巡回しているオリンピックフラッグ・パラリンピックフラッグが、9月1日開催のフラッグ歓迎イベントを皮切りに、県内を巡回します。フラッグ訪問イベントおよび小中学校訪問イベント期間:9月2日(日)~28日(金)場所:詳細は、右記二次元コードをご覧ください。主催:東京都・東京2020組織委員会・JOC・JPCフラッグ展示主催:東京都・東京2020組織委員会・JOC・JPC※オリンピック・パラリンピック出場経験者

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