県政だより みえ/平成31年4月号(No.417)
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あなたが主役です! 平成30年中の県内の交通死亡事故件数は、過去最少の82件でした。しかし、事故死者数に占める高齢者(65歳以上)の割合は6割以上と増加しています。また、歩行中や自転車乗用中の交通事故死者数の割合も減っていないのが現状です。 交通事故を減らしていくためには、一人ひとりの交通安全への意識と、交通ルール・マナーを守った行動が何よりも大切です。 一人ひとりの行動によって、交通事故は確実に減らすことができます。自分の行動をいま一度見直し、「お先にどうぞ」の気持ちで、安全・安心な三重を一緒に作っていきましょう。 県では、高齢者ドライバーの事故防止対策の一環として、「セーフティー・サポートカーS(サポカーS)」などの先進安全自動車の普及啓発に連携して取り組むため、自動車販売等関連団体や三重運輸支局、県警察等と協定を締結しています。※1自動ブレーキ装置を搭載した車。※2 自動ブレーキ装置やペダル踏み間違い時  加速抑制装置等を搭載した車。歩行者・自転車の場合● 道路を横断する時は、必ず横断歩道を利用し、左右の安全を確認。● 夕暮れ時や夜間の外出には、反射材や明るい色の服装を身に付ける。自動車の場合● 速度を落とす、夜間のライトはハイビームを基本として遠方の視界を確保するなど注意を怠らない。● 後部座席も含めて、全ての座席で忘れずに着用。● 6歳未満の子どもの場合は、チャイルドシートを使用しましょう。事故が起きた場合、シートベルトで被害が軽減されることもあります。三重県 交通安全環境生活部 くらし・交通安全課☎ 059・224・2410  059・228・4907seikotu@pref.mie.lg.jp問い合わせ先交通死亡事故件数は過去最少しかし、高齢者の事故死者数が増加!歩行者・自転車対自動車の事故1シートベルトの非着用2 信号のない横断歩道などにおいて、歩行者・自転車と自動車の事故が多発しています。また、歩行者の死亡事故のうち約7割は夜間に発生しています。 自動車乗用中の死亡事故のうち、シートベルト非着用者の割合は毎年5割を超えています。シートベルトを着用していれば命が助かったと推定されるケースが多く見受けられます。自動車から見て、右から左への横断時の事故が最多!020406080100120(平成)26年27年28年29年30年109件86件98件83件82件82件死者数87人高齢者57人(65.5%)前年より20人増県内の交通死亡事故件数の推移サポカー、サポカーSの普及を進めています県内で多い交通死亡事故の特徴事故を防ぐ、あなたの行動命を守る、あなたの行動交通事故ゼロの実現へドライバーの皆さんへ 信号のない横断歩道に歩行者がいる場合● 横断歩道の手前で一時停止。一時停止の 後は、安全を確認してから発進! 歩行者が確認できない場合● 横断歩道手前で停止できる速度で進行する。こんな運転は違反です!× 歩行者がいるのに止まらない!×横断歩道手前30m以内での追い越し!5月11日(土)~20日(月)「春の全国交通安全運動」を実施します!● 子どもと高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止●自転車の安全利用の推進● 全ての座席のシートベルト とチャイルドシートの正しい着用の徹底●飲酒運転の根絶運動の重点信号のない横断歩道は、要注意! 道路交通法第38条において、信号のない横断歩道では歩行者優先が義務付けられています。歩行者の横断を妨げることは、道路交通法違反になるだけでなく、重大な交通事故につながります。平成30年の交通事故死者数※2※12県政だより みえ 平成31年 4月号特集1

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