県政だより みえ/令和元年7月号(No.420)
2/4

適切な避難行動で命を守る!皆さんここに注目!知事の 昨年、甚大な被害をもたらした平成30年7月豪雨(西日本豪雨)。避難勧告が発令された地域住民へのアンケート結果では、〝命を守る知識〞がないことへの不安が強いことが分かりました。 一方、県内で実施した平成30年度「防災に関する県民意識調査」の結果では、高い防災意識や危機意識を持っている方の割合が前年に比べ大幅に増加しましたが、災害時に「避難しない」と答えた方の割合が増加傾向にあり、「適切な避難行動を行い、命を守る」取り組みの重要性が高まっています。 下記のポイントを参考に、適切な避難行動がとれるよう心がけましょう。集中豪雨や台風は気象情報からある程度の予測が可能です。その上で被害を最小限に抑えるには、「事前の知識」と「適切な行動」が大切です。大雨、台風に備える!! 国の基本計画が変更されましたので、「南海トラフ地震臨時情報」が発表された場合のために、地震への備えを再確認し、防災対応に取り組まれるようお願いします。 詳しくは関連ページをご確認ください。<自治体災害対策全国会議・シンポジウム>全国の自治体職員が大規模風水害への備えや命を守るための適切な避難行動の促進などについて考えます。<追悼式典、防災・減災イベント>伊勢湾台風による犠牲者を追悼するとともに、教訓を次世代に継承していくことを目的とした、児童・生徒による防災学習発表会や防災・減災・啓発イベントを実施します。木曽岬町民による周辺市町への広域避難訓練やヘリによる救出救助訓練、昨年の西日本豪雨被災経験者による講演会などを行います。防災対策部 災害対策課 ☎059・224・2189避難勧告などは、危険が迫った時に出されますので速やかに避難しましょう。流れがある場合は、20㎝ほどの水かさでも危険です。また、水中の段差や側溝に足を取られないよう、杖などで確認しなが ら進みましょう。交通渋滞を招き、緊急車両の通行の妨げになります。特別な場合を除き、徒歩で避難しましょう。ひもで締められる運動靴が最適。洪水のときは、はぐれないよう、お互いの体をロープでつなげて避難しましょう。速やかに避難しましょう浸水時の避難は、より注意が必要!車での避難は控えて動きやすい格好、2人以上で避難西日本豪雨で避難勧告を受けた住民へのアンケート災害に直面しそうな時、心配になることは?42.1%38.3%15.2%避難するタイミングが分からない自分のいる地域の危険性が分からない避難すべき場所が分からない避難時(調査対象:広島県・岡山県・愛媛県)防災対策部 防災企画・地域支援課 ☎ 059・224・2184 059・224・2199 bosai@pref.mie.lg.jp問い合わせ先防災みえ四日市市木曽岬町防災・減災を学ぶイベントスーパー伊勢湾台風襲来を想定した広域避難訓練日 程日 程場 所場 所9月19日(木)~21日(土)近鉄四日市駅周辺9月1日(日)    木曽岬町役場環境防災総合政策研究機構 環境・防災研究所「平成30年7月 西日本豪雨災害アンケート調査結果」よりTツイッターwitter「防災みえ」気象情報や台風に関する情報などを確認しましょう。LラインINE「防災みえ」避難の呼びかけやお知らせなどを発信します。ハザードマップには、危険箇所や避難場所が記されています。家族や地域の皆さんで、安全に避難できるルートや場所を普段から確認  しておきましょう。SNSを活用市町のハザードマップを確認備えと避難8つのポイント「警戒レベル」と「避難情報」を知る!非常持ち出し品の用意逃げ遅れゼロへ!5段階の警戒レベルで避難のタイミングが伝えられるようになりました。詳細はホームページをご覧ください。必要最低限の持ち出し品を決め、持ち運びに無理のない量で、すぐ出せる場所に置きましょう。事前の備え内閣府 避難勧告三重県防災ガイドブック伊勢湾台風60周年イベント防災対策部 防災企画・地域支援課 ☎059・224・2184おさえたい!南海トラフ地震に関する重要なお知らせ防災対策部 災害対策課 ☎059・224・21892県政だより みえ 令和元年 7月号特集1

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る