県政だより みえ/令和元年8月号(No.421)
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主な事業 令和元年度6月補正予算は「骨格的予算」として編成した当初予算を年間総合予算とする「肉付け予算」として編成し、今年度が最終年度となる「みえ県民力ビジョン・第二次行動計画」の取り組みの着実な推進を図るものです。 未来への希望を支える安全・安心の観点から、県民の皆さんの命と暮らしを守る取り組みをしっかりと進めるとともに、未来を切り拓ひらくための取り組みにも果敢に挑戦します。総務部 財政課 ☎ 059・224・2216 059・224・2125 zaisei@pref.mie.lg.jp戦略企画部 戦略企画総務課 ☎ 059・224・2009  059・224・2069 sensomu@pref.mie.lg.jp問い合わせ先問い合わせ先 戦後70年以上が経過し、県内でも戦後生まれの人の割合が8割を超えています。県では、戦争の悲惨な実態とその教訓を風化させることなく、次の世代に語り継いでいくための取り組みを進めています。平和への想おもいを次の世代へ1.災害に強い地域社会をつくるために●災害医療体制強化推進事業(医療保健部)2,128万円 大規模災害発生時における医療提供体制の充実強化のため、災害拠点病院の施設整備などへの補助を行います。また、DディーヒートHEAT(災害時健康危機管理支援チーム)の編成を充実させるため、人材育成などを行います。2.誰もが安心して暮らし続けられるために●外国人住民に対する情報や学習機会の 提供事業(環境生活部) 300万円 外国籍の子どもや国際結婚した夫婦の子どもなど、外国につながる子どもに対する就学前支援教室(プレスクール)について、市町が実施するための人材育成やマニュアル作成などを行います。3.若者の県内定着につなげるために●就業マッチングシステム構築事業(雇用経済部)      909万7千円●移住支援事業(地域連携部)  765万円 東京圏から県内企業などへの就職・定着を促進するため、求人情報を掲載するマッチングサイトを開設し、サイトを通じて就職した人を対象に、市町と連携して移住に必要な費用の支援を行います。4.強みを生かし国内外から選ばれ続けるために●園芸品目輸出対応型産地形成支援事業(農林水産部)        309万4千円●中国・韓国に向けた県産材輸出促進事業(農林水産部)        283万3千円●アジア経済圏等に向けた県産水産物輸出 促進事業(農林水産部)     329万円 アジア経済圏などを対象に、かんきつや木材製品、活カキなど、輸出先国・地域のニーズに合った高品質な県産農林水産物の輸出拡大に向けて、販売ルートの構築、ブランド確立に向けたプロモーション支援や営業活動などを行います。●道路維持修繕事業(公共)(県土整備部) 26億 700万1千円(当初予算と合わせ 107億3,613万5千円) 交通安全のための区画線の引き直し、舗装の維持管理や道路施設の適切な修繕・更新などを行います。5.スポーツを通じて元気な地域社会をつくるために●東京2020大会に向けた「オール三重」 推進体制構築事業 (国体・全国障害者スポーツ大会局) 800万円 東京オリンピック聖火リレーについて、県内市町や関係団体と連携し運営準備に取り組むとともに、三重県独自の「出発式」「ミニセレブレーション」などの開催に向けて準備します。6.スマート自治体への挑戦●スマート自治体関連事業(総務部 他) 5,347万8千円 県および県内自治体において、AI、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)、モバイルワークなど新しい技術の導入の検討や実証実験を行います。   8月6日(火)~18日(日)  MieMu(県総合博物館)3階 学習交流スペース ほか 県内戦争遺品や広島平和記念資料館から借用した「写真パネル」を展示します。8月9日(金)13時30分~15時MieMu(県総合博物館) 3階 レクチャールーム「戦争の記憶を語り継ぐ活動」に取り組む県内と広島県の高校生による成果発表 県内と広島県の高校生が、戦争・被爆体験の伝承活動について紹介します。期間日時場所場所DHEAT三重県DHEAT三重県一般会計予算の概要●令和元年度6月補正予算額(一般会計)は、231億円となりました。この結果、補正後の予算総額は前年度当初予算対比3.8%増の7,236億円となり、3年ぶりの増となります。●防災・減災対策の充実を図るため、国の「防災・減災、国土強きょう靭じん化のための3か年緊急対策」を活用し、公共事業費を増額した結果、補正後の公共事業費は過去10年で最大となりました。平和に関する企画展● 記録映像「つなぐ―記憶のバトン」の制作(県立久居農林高校 放送部) 校内に残る防空壕をきっかけに、戦争体験者へインタビューを行い、映像作品にまとめました。● 原爆に関する手記の朗読(県立松阪高校 放送部)広島への原爆投下で、子どもを亡くした親の手記集「星は見ている(平和文庫)」の朗読を行います。● 仮想現実(VR)技術を活用し、原爆投下前後の広島の  街の情景を再現する取り組み(広島県立福山工業高校)● 校内で取り組む平和推進活動(広島女学院高校)二度と戦争を起こさないためにも、平和の尊さや大切さについて考えてみましょう。県内の高校生による活動広島県の高校生による活動校内に残る防空壕朗読の様子3県政だより みえ 令和元年 8月号令和元年度6月補正予算令和元年度6月補正予算新しい時代の始まりに、未来への希望を支える安全・安心 〜「新時代の三重」スタートと挑戦 〜特集2特集3

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