県政だより みえ/令和元年10月号(No.423)
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粒が大きくもちもちの食感で、かむほどお米の味が広がります。冷めてもおいしく、おにぎりやお弁当にもおすすめです。収量が多くて品質が良いナバナです。赤みが強く弾力のある肉質が特徴です。新鮮で日持ちが良く、臭みや脂分が少なく、さっぱりとした味わいが特徴のブランド養殖マダイです。中華料理によく利用されており、コリコリとした独特の食感が楽しめるきのこです。主に炒め物として利用されますが、煮物、汁物でもおいしくいただけます。結びの神伊勢まだい「猛暑でも安定した収穫量で高い品質、そして美味しいお米」を目標に12年の歳月をかけて誕生。決められた栽培基準と品質基準に合格した米のみ「結びの神」として販売しています。三重県産「海藻」、「かんきつ」、「茶葉」の粉末をブレンドしたエサを与え、身質を改善。発注ごとに生産者へ出荷担当を割り振るため、トレーサビリティ(※)が可能です。(※)食品の安全を確保するために、飼育から加工・製造・流通などの過程を明確にすること。酸味が少なくさわやかな味、ジューシーで大きな果肉のイチゴです。名前通りの、上品な香りが特徴です。かおり野イチゴ栽培に深刻な被害をもたらす「イチゴ炭たん疽そ病びょう」に強い品種をつくるため、18年の歳月をかけて誕生。収穫期間が長く収量も多いため、県外の農家にも広く普及しています。豚肉特有の臭みを抑える「木もく酢さく酸さん」、健康効果の高い「アマニ油」、県独自の「新にい姫ひめ」をエサにブレンドしています。肉の味は食べたエサによって決まるため、エサの研究・試験を繰り返し、豊かな旨みと強いコク、香り良い肉質を実現しています。伊勢うまし豚イチゴ栽培に深刻な被害をもたらす「イチゴポイント「猛暑でも安定した収穫量でポイント豚肉特有の臭みを抑える「ポイントポイントアラゲキクラゲ現在、国内消費量の大部分を中国からの輸入に頼っていることから、県産品の流通拡大をめざし、県独自の栽培マニュアルを作成し、安定した栽培技術の普及に取り組んでいます。現在、国内消費量の大部分を中国からの輸入ポイント研究・試験を繰り返し、豊かな旨みと強いコク、香り良い肉質を実現して農業研究所●稲・麦・野菜などの育種・栽培●茶・花・植木・果樹などの研究●農作物の病害虫防除、土壌 肥料、機能性などの研究 ほか畜産研究所● 肉牛・乳牛や飼料作物の研究●豚・鶏・めん山羊の研究●繁殖技術に関する研究● 新たな畜産技術の考案・開発 ほか水産研究所● 魚介類・海藻類の 養殖技術開発 ● 水産資源を増やすための研究● 漁場環境保全に向けた研究● 漁業者への海かい況きょう情報の 提供 ほか林業研究所●きのこの人工栽培●木材の加工・利用、 森林保護の研究●育林や森林利用の研究● みえ森林・林業アカデミーの運営 ほか 県の農業・畜産・林業・水産各研究所では、行政課題に対応した調査研究や生産者などの要請に応じた研究を行うとともに、「もうかる農林水産業」の実現に向けた、商品化・実用化に取り組んでいます。 各研究所の特徴や、開発・育成された主な農林水産物について紹介します。三重の未来を拓く農林水産の研究と開発農林水産部 農林水産総務課 ☎ 059・224・2476 059・224・2521 nosomu@pref.mie.lg.jp問い合わせ先三重県 里親制度子ども・福祉部 児童相談センター総務・家庭児童支援室家庭児童支援課059・231・5904jidoucen@pref.mie.lg.jp問い合わせ先☎ 059・231・5669 県内には、保護者の病気や養育困難などにより、自分の家庭で暮らせない子どもたちが約500人います。県では、一人でも多くの子どもが家庭の中で健やかに生活できるよう、養育里親の普及・啓発に取り組んでいます。「養育里親」とは? 子どもが保護者と生活できるようになるまで、または自立して生活できるようになるまで(原則18歳まで)、自分の家庭に迎え入れて育てる里親です。※ 養子縁組を前提とした「養子縁組里親」とは異なります。短期間の養育もあります 里親というと長期間子どもを預かるイメージがあるかもしれませんが、保護者の入院や一時的に養育が難しい場合など、数日〜1カ月程度の短期間の養育もあります。子どもが住む地域に里親がいると、転校せずにすむなど、子どもの精神的な負担を減らすことにつながります。 里親に特別な資格は必要なく、子育て経験も問いません。県内では30代〜40代の子育て世帯や共働き世帯の方にも活動いただいています。 里親になるには、最寄りの児童相談所へご相談ください。また、里親の体験談を聞いてみたい方は、県内各地で開催する「里親説明会」へぜひご参加ください。里親は 子どもの育ちの応援団養育里親になりませんか10月は「里親月間」です月は「里親月間」です三重県里親啓発公認キャラクターみえさとちゃん2県政だより みえ 令和元年 10月号三重の食を支える研究所皆さんここに注目!畜産研究所● 肉牛・乳牛や飼料作物●豚・鶏・めん山羊の研究● 新たな畜産技術の考案・三重の食を支える研究所知事のナバナ晩おくて生系統熊野地鶏答志島トロさわら全身トロのような脂のりと旨味のあるサワラです。ハタケシメジ力強い歯ごたえとクセのない味で、どんな料理にも合います。知事のコメントが動画で見られます!特 集

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