県政だより みえ/令和2年2月号(No.427)
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下水道管(汚水)処理施設家庭などで使った水下水処理施設豊かな自然や便利で快適な暮らしを守るため、県では下水道の整備を進めています。 トイレや入浴、炊事、洗濯で汚れた水は、家庭から地下の下水道管を通って浄化センターに集められ、きれいな水にしてから川や海に放流されます。 県では、下水道普及について、令和7年度末で67.0%、17年度末で75.5%となるよう目標を定めて市町と連携しながら取り組みを進めています。県では下水道管の敷設を行い、増加する汚水を処理するため、処理施設を増設しています。 平成30年度末現在、流域下水道では計256kmの下水道管を敷設しており、約78万人の皆さんが下水道を利用できるようになりました。 県の下水道普及率は、現在、54.9%と、全国の79.3%に比べ低い傾向にあります。 この現状を改善するためにも、下水道管の敷設や処理施設の増設を進めていく必要があります。 県内の市町で発生する汚水を広域に渡って集約し、浄化して放流する役割を、県内6つの浄化センターが担っています。県土整備部 下水道経営課 ☎ 059・224・2724 059・224・3161 gesuikei@pref.mie.lg.jp県土整備部 下水道事業課 ☎ 059・224・2725 059・224・3161 gesuijig@pref.mie.lg.jp 三重県の伝統産業・地場産業や地域資源を活用した商品の中から、デザイン性や機能性に優れた革新的な商品を選定しています。三重グッドデザイン(工芸品等)問い合わせ先雇用経済部 三重県営業本部担当課 ☎ 059・224・2336 059・224・3024 eigyo@pref.mie.lg.jp問い合わせ先三重グッドデザイン検索下水道の整備普及・啓発の取り組み三重県の下水道普及率の現状処理施設の増設下水道管の敷設水質保全●川や海がきれいに保たれます。汚水の排除● まちが清潔になります。● トイレが水洗式になります。下水道資源等の有効利用●汚水の処理で発生した汚泥はセメント材料などに有効利用されます。豊かな自然や便利で快適な暮らしを守るため、県では下水道の整備を進めています。もっともっともっともっともっと知ってほしい!三重の下水道家庭など浄化センター10090807060504030201001019.933.943.749.654.9586772.777.079.315202530年度(平成)全国下水道普及率普及率(%)三重県下水道普及率【普及率の推移】 皆さんに下水道の役割を知っていただくため、下水道ポスターコンクールや、各浄化センターでの施設見学会、小学生を対象にした出前教室を行っています。2019年下水道ポスターコンクール作品三重県知事賞津市立みさとの丘学園6年 木きの下した煌こう己きさん菰野町立菰野小学校4年 長は谷せ川がわ明あか音ねさん三重県下水道公社理事長賞●浄化センター見学について 公益財団法人 三重県下水道公社☎0598・53・4871県民の皆さんへ 下水道に油やゴミ・調理くず、テッシュペーパーなどが流れこむと汚水の処理に影響が出ます。トイレではトイレットペーパー以外は流さないようにし、台所の排水口にネットを付けるなど、環境を守るためにも、みんなで大切に下水道を使いましょう。流域下水道と言います。汚水は微生物の力でキレイに!イメージキャラクターウオーターくん123拭く!付ける!流さない!●普及啓発について●下水道の整備について下水道の役割3県政だより みえ 令和2年 2月号

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