県政だより みえ/令和2年4月号(No.429)
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「経尺」とは、作る物に必要な糸の量や長さを計算し、組むまでの準備をすること。時計のベルトやネクタイなど、店内には可能性を感じる商品も。松まつ島しま健けん太たさん(左)、康こう貴きさん(右)伊賀市伊賀くみひも職人夕涼 1956年京都国立近代美術館蔵動画が見られます! 今後、品物の特徴や使う場所などを考慮した紐を提案しながら、商品に伊賀くみひもを取り入れたいという人の要望に応えられる紐をこれからも作っていきたいですし、伊賀くみひもを生活の中で身近に感じてもらえるよう、もっと提案のレパートリーを増やしていきたいです。 三重には、食べ物や名所など、全国レベルの知名度を持つものがたくさんあります。伊賀くみひもも、多くの人が身近に感じ、地元や三重の人たちが誇らしく自慢に思える存在にしていきたいです。三重県は環境保全活動を推進するシンボルとして、エコマークを使用しています。この広報紙は、再生紙と、環境にやさしい植物油インキを使用しています。「県政だより みえ」に関するご意見・ご感想をお寄せください。点字版・音声版をご希望の方は、お問い合わせください。県庁電話案内(各課ご案内) ☎059・224・3070編集・発行/三重県広聴広報課〒514-8570(住所不要) 三重県広聴広報課☎059・224・2788 059・224・2032 koho@pref.mie.lg.jp伊賀くみひもの伝統をつなぎ、可能性を広げる大切にしていることは何ですかお仕事について教えてください 国の伝統的工芸品である「伊賀くみひも」には、糸を「染める」「撚よりをかける」「取り分ける」「組む・仕上げる」という工程があり、その中の糸を取り分ける「経へい尺じゃく」という工程が私たち兄弟の主な仕事です。すべての工程を地元でしており、昔は内職などでも多くの人が携わる身近な仕事でした。しかし、今では職人が少なくなり、特に糸染めは次の代がいないため、自分たちでもできるよう教わっています。また、伊賀松島組紐店の4代目として、国指定の伝統的工芸品である伊賀くみひもを、兄・健太さんと弟・康貴さんで継承中。スマホやタブレットをかざすとスキャン後動画が始まります  まずはアプリ「    」をダウンロード!右記二次元コードよりダウンロードください            みえこどもの城 館内には、プラネタリウムが人気のドームシアターや、小学1年生から遊べるクライミングコーナーをはじめ、展示、工作などさまざまなスペースがいっぱい。 「遊ぶ」「学ぶ」「ふれあう」をテーマにさまざまな体験が楽しめます。住所 松阪市立野町1291 中部台運動公園内☎0598・23・7735 伝統を守りながら、可能性を広げることです。基礎の工程は2人で修行しながら、「伝統を守ること」と「使い方の間口を広げること」を兄弟で分担しています。着物の帯締めなどに使われることが多い伊賀くみひもですが、間口を広げるために、家具の引き戸やジャンパーの装飾などに使ったことがあります。くみひもを人に伝えるには、まず自分たちが詳しくないといけないので、今は全工程を2人で勉強中です。さらに、多くの人に伊賀くみひもを知ってもらうため、異業種の職人同士の勉強会への参加やSNSでの発信など、自分たちでできることにも取り組んでいます。イベントなどは急遽中止や延期となる場合があります。 詳細は、各問い合わせ先へお願いします。5月号は5月3日(日・祝)に新聞折込予定です。次号のお知らせ●お知らせやイベント情報は、県のフェイスブックやツイッターでも配信しています。 ●「県政だより みえ」は、県および市町施設、スーパー、コンビニ、金融機関、郵便局などでも入手できます。312いいとこみえの兎うさの助すけが紹介!三重県お知らせイベント相談窓口検索アプリを起動し、 マークがついた箇所にかざす マークがついた問県総合文化センター☎059・233・1105  059・233・1106一般的なお問い合わせは新型コロナウイルス感染症相談窓口☎059・224・2339松阪市に生まれ、京都画壇を代表する日本画家の没後40年の展覧会を開催します。企画展「没後40年 宇う田だ荻てき邨そん展」いじめに関することについて、電話で相談できます。くすりの効能効果、飲み合わせ、飲み方・使い方、くすりに関する心配ごとなどについて電話で相談できます。いじめ電話相談受付時間毎日24時間☎059・226・3779☎059・228・1113くすりの相談テレホン社会総がかりでいじめの問題を克服するために、すべての人が、いじめは絶対に許されないことだと認識し、いじめから子どもたちを守りましょう。期間4月1日(水)~30日(木)問教育委員会事務局 生徒指導課☎059・224・2372  059・224・30234月はいじめ防止強化月間ですお知らせお知らせイベントイベント検索潮干狩り 三重県規則問県立美術館 ☎059・227・2100 059・223・0570検索三重県立美術館検索くすりの相談テレホン問農林水産部 水産資源管理課☎059・224・2588  059・224・2608県では、小さいアサリとハマグリの採捕や、漁業者以外の「じょれん」の使用などが禁止されています。ルールを守って、潮干狩りを楽しみましょう。4月15日から5月14日は緑の月間です。「緑の募金」は緑化や森づくりなどに役立てられています。街頭・自治会・学校・職場などでの募金活動に、ご協力をお願いします。潮干狩りを楽しむ皆さんへ「緑の募金」にご協力をお願いします問警察本部 交通部交通企画課 ☎059・222・0110(代)問公益社団法人 三重県緑化推進協会 ☎059・224・9100三重県 交通安全検索MieMu検索三重 緑の募金検索4月は、新入学、就職シーズンのため、人や車の動きが大きく変化することから、交通事故の多発が懸念されます。交通ルールを守って交通事故に十分に注意しましょう。期間4月6日(月)~15日(水)令和2年春の全国交通安全運動期間4月18日(土)~5月31日(日)場所県立美術館 企画展示室料金要観覧料 ※高校生以下無料こいのぼりがいっぱい!!県総合文化センターの空を、県内外の皆さんから提供いただいた150匹を超えるこいのぼりが泳ぎます。期間4月24日(金)~5月10日(日) ※雨天や休館日も見学できます場所県総合文化センター内   メインエントランス、祝祭広場・知識の広場相談窓口相談窓口三重県総合文化センター検索三重県 コロナウイルス検索今も昔も旅の楽しみの一つ、名所めぐりの魅力を、三重の浮世絵を中心に紹介する企画展を開催します。企画展「名所発見、再発見! ~浮世絵でめぐる三重の魅力~」期間4月18日(土)~6月14日(日)場所県総合博物館 企画展示室料金要観覧料 ※高校生以下無料料金無料(見学自由)問県総合博物館(MieMu)☎059・228・2283 059・229・8310受付時間平日9時30分~16時30分※祝日・年末年始を除く二見ヶ浦の光景歌川国芳作県民の皆さんへ感染症対策への「県政だより みえ」の発行経費の一部に充てるため企業広告を掲載していますが、内容に関する一切の責任は広告主に帰属します。なお、掲載については、広告掲載業務の委託先である株式会社ホープ(☎092・716・1401)までお問い合わせください。新型コロナウイルス感染症を含む感染症対策の基本は「石けんやアルコール消毒液などによる手洗い」「正しいマスクの着用を含む咳エチケット」やですご協力をお願いします4県政だより みえ 令和2年4月号につながる、人や団体の取り組みを紹介します。アプリを使って、コーナーにかざすと動画が見られます動画は令和2年5月27日(水)まで視聴できます。検索イベントなどは急遽中止や延期となる場合があります。 詳細は、各問い合わせ先へお願いします。

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