県政だより みえ/令和2年7月号(No.432)
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三重県の交通事故死者数(人口10万人当たり)全国ワースト 7位!問い合わせ先子ども・福祉部 児童相談センター総務・家庭児童支援室(家庭児童支援課)059・231・5904jidoucen@pref.mie.lg.jp☎ 059・231・5669知ってほしい「特別養子縁組」のこと 特別養子縁組とは、子どもの福祉を守るため、さまざまな事情で生みの親が育てられない子どもを、戸籍上の実子として迎え入れる制度です。 令和2年4月1日から、民法改正により、特別養子縁組制度の養子となる子どもの年齢が「原則6歳未満」から「原則15歳未満」に引き上げられました。これは、制度の利用を促進し、より多くの子どもに健やかな育ちの場を提供することを目的としています。特別養子縁組は「家族のひとつのカタチ」です 普通養子縁組では、生みの親・育ての親ともに親子関係が存在するのに対し、特別養子縁組では、生みの親との法的な親子関係は解消し、育ての親の実子として新たな親子関係を結びます。家庭裁判所の審判を経て養子縁組が成立すると、戸籍の続柄の表記も、「養子(養女)」ではなく、「長男(長女)」などと記載されます。子どもたちが健やかに育つために 県では、子どもたちが豊かに育つことができる地域社会づくりに向けて、一人でも多くの方に特別養子縁組制度について知っていただくため、啓発活動に取り組んでいます。 特別養子縁組に関心がある方は、最寄りの児童相談所へご相談ください。フォスタリングマーク交通事故死者数(人口10万人当たり)全国ワースト 7死者75人自動車乗用中自動車乗用中29人29人16人16人二輪車乗用中二輪車乗用中24人24人6人6人歩行中歩行中自転車乗用中自転車乗用中うち高齢者42人(56%)うち高齢者42人(56%)三重県 児童相談センター☎ 059・224・2410 059・224・3069 seikotu@pref.mie.lg.jp問い合わせ先環境生活部 くらし・交通安全課交通事故を防いでめざそう死亡事故0ゼロ特 集② 後付けの「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」購入補助額・ 障害物検知機能付きペダル踏み間違い急発進抑制装置など 4万円・ペダル踏み間違い急発進抑制装置など 2万円 詳しくは(一社)次世代自動車振興センターまたはお近くの自動車販売店にお尋ねください。 近年、全国的に高齢運転者のペダルの踏み間違いによる交通事故が大きな問題となっています。また、歩きスマホやイヤホンをつけての自転車走行などが原因の交通事故も発生しています。 交通事故に「偶然」はなく、さまざまな要因が重なって発生しています。起こりやすい事故には未然に防げるポイントがあります。ポイントを押さえるとともに、自分自身の安全意識を高め、交通事故を未然に防ぎましょう。 普段から通り慣れた道では、心に油断が生まれます。そういった〝慣れ〞が悲惨な交通事故にもつながっています。慣れた道でこそ安全確認を確実に行いましょう。県内の交通死亡事故の特徴(令和元年中)交通事故死者数75人のうち、高齢者(65歳以上)が5割以上、歩行中・自転車乗用中が4割を占めています。アプリを使って、知事にかざしてください。知事からのメッセージが動画で見られます!動画は令和2年8月27日(木)まで視聴できます。(一社)次世代自動車振興センター (ナビダイヤル)☎0570・058850(受付 平日9時~17時15分)安心して暮らせる社会のために交通事故のない安全な三重へ●反射材を身につける! 夕暮れ時や夜間に外出する際は、自分の存在をドライバーに知らせることが大切です。ドライバーから見えやすいよう、白色や黄色などの明るい色の服を着るほか、服、カバン、杖などに反射材を付けることが効果的です。●横断歩道のない道路を横切らない! 横断中の事故の多くが、横断歩道以外の場所を横断している時に発生しています。また、車の陰から飛び出したことによる事故も発生しています。車道上にいるだけで事故のリスクが高まります。面倒に感じても横断歩道を渡りましょう。●「ながらスマホ」はしない! 「歩きながら」「自転車に乗りながら」スマートフォンを使用する「ながらスマホ」が原因の事故が増えています。画面を見ることで視野が狭くなる、注意力が散漫になるなどし、危険回避やハンドル操作が遅れます。重大な事故につながる危険な行為だと認識しましょう。● 早めのライト点灯、安全な速度での運転を心がける ハンドルやブレーキ操作が遅れて事故につながることもあり得ると認識し、夕暮れ時の早めのライト点灯や、スピードに注意して運転しましょう。● サポカー補助金制度を活用する 衝突被害軽減ブレーキなどを搭載する車(サポカー)への乗り換えや、踏み間違い防止装置を車に付けることも有効な安全対策です。 65歳以上の方を対象に、車両購入や踏み間違い防止装置の設置への国による補助金制度も始まっています。●反射材を身につける!歩行者・自転車の事故防止ポイントドライバーの事故防止ポイント対象車種はホームページをご確認ください。①サポカー購入補助額対象 ⅰ)対歩行者の衝突被害軽減ブレーキ   ⅱ)ペダル踏み間違い急発進抑制装置<65歳以上の方が対象>ⅰかつⅱを搭載する車両ⅰのみを搭載する車両普通・小型自動車(新車)10万円6万円軽自動車(新車)7万円3万円中古車4万円2万円2県政だより みえ 令和2年 7月号

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