県政だより みえ/令和3年12月号(No.449)
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 これまで南海トラフでは、想定震源域の西側と東側で大規模地震が繰り返し起きており、両側の地震が連動する場合と、時間差で発生する場合があることが知られています。 例えば、想定震源域の西側で地震が発生し、三重県を含む東側でも時間差で地震が発生する可能性が高まったとされる場合などには、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報」が発表されます。 南海トラフ地震臨時情報が発表された場合は、国や県・市町からの呼びかけに応じた防災対応をとってください。西側東側南海トラフ地震の想定震源域時間差で発生する時間差で発生する巨大地震に備えよう!巨大地震に備えよう!~南海トラフ地震臨時情報~~南海トラフ地震臨時情報~気象庁「南海トラフ地震臨時情報」詳しくは→自治会や職場などで「防災講話」「防災マップづくり」「避難所運営マニュアル作成」を実施される際に、県の「防災技術指導員」がサポートします。詳しくは、防災企画・地域支援課までお問い合わせください。学校・職場・地域の防災訓練や啓発活動で、ご利用いただけます。ご予約・お問い合わせは、お住まいの市町の防災担当課(室)または消防本部へお願いします。地域の防災活動を進めたい!地震体験車で地震の揺れを体験したい!県では、いろいろな方法でまちの防災活動をお手伝いしています!ローリングストックで消費しながら備蓄● 普段から少し多めに食料品や日用品などを購入し、消費した分を改めて買い足すことで一定量を常に備蓄避難所への理解を深める子ども向け教材・ツールの活用● 避難所イメージゲーム「ひなんじょ なんナン?」や防災DVD教材で学ぶ土日祝でも土日祝でも利用OK利用OK震度7まで震度7まで再現再現幼児から高齢者幼児から高齢者まで体験可まで体験可「避難所がどのような場所か」「避難生活とはどのようなものか」を楽しく学べます。小学校での防災教育や地域の防災活動で、ぜひ活用してほしいと思います。みえ防災・減災アーカイブ検索三重大学地域イノベーション推進機構地域圏防災・減災研究センター水みず木き千ち春はる助教避難所運営マニュアルの作成● 避難所での役割やルールなどを決めておく● マニュアルに基づき訓練を 重ね、実効性を高めておく家具類の転倒・落下・移動の防止● 避難を妨げないよう配置を工夫● L字型金具などを使い、壁などに固定地震や津波に備えた避難計画の作成● ハザードマップで危険箇所を調べ、避難場所までの経路を事前に歩いて確認● パソコンやタブレットから専用サイト「Myまっぷラン+(プラス)」にアクセスして、事前に個人や地域の避難計画を作成Myまっぷラン+検索土砂崩れ土砂崩れしやすい場所しやすい場所浸水しやすい場所浸水しやすい場所ブロック塀の多いブロック塀の多い狭い道狭い道危険箇所をチェック!避難所への理解を深めよう!共同生活となる避難所では、助け合いと思いやりが大切です。地域で、避難所運営マニュアルを作成したり、教材やツールを活用したりして、避難所での生活を具体的にイメージしてみましょう。備えのポイント!地震発生時や発生後を想定して、事前の“備え”を進めることが重要です。今号4ページで「避難時における新型コロナウイルス感染症の対策」について紹介しています。備える買い足す食べる(使う)非常持ち出し袋の確認● 賞味期限や使用期限の定期チェック● 家族の事情に合わせた内容の見直し・補充レトルトカレー炊込みごはん常温で長期保存が可能な食材を使って、災害時に簡単に調理できるレシピ集を作成しました。ぜひ、ご覧ください。 三重県では、現在も含めて近い将来、最大震度7が想定される南海トラフ地震の発生が危惧されており、場所によっては11mを超える大津波が到達する恐れもあります。被害を最小限に抑えるため、個人や地域で、地震発生時や発生後を想定し、今できる〝備え〞に取り組みましょう。みんなで進めよう!みんなで進めよう!地震・津波に対する備え地震・津波に対する備え特 集三重県の防災キャラクターなまず博士12月7日はみえ地震・津波対策の日問い合わせ先防災対策部 防災企画・地域支援課防災対策部 災害対策課☎ ☎ 059・224・2185 059・224・2185  059・224・2199 059・224・2199 bosai@pref.mie.lg.jpbosai@pref.mie.lg.jp☎ ☎ 059・224・2189 059・224・2189  059・224・2199 059・224・2199 staisaku@pref.mie.lg.jpstaisaku@pref.mie.lg.jp2県政だより みえ 令和3年12月号

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