県政だより みえ/令和4年10月号(No.459)
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カーボンニュートラルを進め三重の産業を元気にする「ゼロエミッションみえ」プロジェクトを推進!「ゼロエミッションみえ」プロジェクトでは、次の6つのテーマに取り組みます。それぞれのテーマに取り組む理由や、具体的な取り組み内容を紹介します。H2水素新たな2Qなぜコンビナートを対象にするの?A四日市コンビナートには、石油化学産業が集積しており、1Qガソリン車からEVに変わったら、AEVには、モーターやバッテリーQどういった取り組みを進めるの?A例えば、石油から再生可能燃料への転換や、水素・燃料Qどういった取り組みを進めるの?A例えば、自動車産業を支える中小企業が、EV用の部品を4Qなぜ再生可能エネルギーを導入するの?A洋上風力などの再生可能エネルギーは、CO2を排出しない3Qカーボンニュートラルポートって何?A港から排出されるCO2のQどういった取り組みを進めるの?A例えば、洋上風力発電をはじめとする再生可能エネルギーQどういった取り組みを進めるの?A例えば、港から排出されるCO2の削減に向けた計画を策定6Qなぜ林業を対象にするの?A森林は、光合成によりCO2を吸収するため、カーボンニュー5Qなぜプラスチックなどのリサイクルが必要なの?A脱炭素化に向けて、プラスチック資源を繰り返し使うことがQどういった取り組みを進めるの?A例えば、J−クレジット制度※の活用を検討し、森林Qどういった取り組みを進めるの?A例えば、今後大量廃棄が予想される太陽光発電パネルなどリサイクル施設バイオマス燃料エネルギーアンモニアなどが必要になりますが、エンジンやマフラーなどは不要になります。このほかにも、不要になる部品があるかもしれません。この変化に対応するため、業態転換や他分野への展開が求められます。製造したり、現在の技術を生かして自動車以外の事業分野に進出したりするなど、新しい展開が見込まれます。県では、それらの取り組みに対して、企業・大学などの連携体制の構築や支援策について検討します。削減を推進し、石油・LNG(液化天然ガス)などに代わる新たな燃料として期待されている水素・燃料アンモニアなどの受入施設が整備された港湾のことです。し、実施していきます。また、将来的な水素・燃料アンモニアなどの供給拠点としての可能性を検討します。より強く求められています。プラスチックの排出量を減らし、資源として繰り返し使用して、ライフサイクル全体での消費エネルギーを減らすことで、CO2の排出を少なくできます。また、焼却により排出されるCO2をカーボンリサイクル品※の原料に活用することで、CO2排出量を削減することができます。※(例)合成燃料、コンクリートを効率的にリサイクルする方法を検討し、実証を行います。また、焼却施設などから排出されるCO2などを抑制したり、CO2を分離して回収したりする技術開発を支援します。石油から燃料やプラスチックなどをつくるために大量のエネルギーを必要とするので、CO2の排出削減や原材料のリサイクルなどに取り組む必要があります。アンモニア、バイオマス燃料などの新たなエネルギーの活用を検討します。また、プラスチック製品の効率的なリサイクルについて検討します。クリーンなエネルギーです。また、関連産業で新たな雇用が生まれることを期待しています。発電の導入の可能性や、メンテナンス人材の育成への支援などについて検討します。また、企業や地域住民などとの連携による地域経済の活性化に向け、分散型の再生可能エネルギーの導入・利活用について検討します。トラルに大きく貢献します。また、林齢が高くなりCO2を吸収しにくくなった木を伐採し、木材として有効に活用しながら新たな造林を行うことで、より多くのCO2を吸収することができます。また、海洋における藻場のCO2吸収も期待されています。整備を促進するとともに、中高層建築物の木造化や生活用品への木材利用など、さまざまな場面で県産材利用を促進します。また、CO2吸収源(ブルーカーボン)として期待される藻場の造成などを進めます。※ J−クレジット制度…省エネルギー機器の導入や森林経営などの取り組みによる温室効果ガスの排出削減量や吸収量を売買可能な「クレジット」として国が認証する制度です。県政だより みえ 令和4年10月号カーボンニュートラルの実現を三重県の成長のチャンスと捉え、産業振興や経済活性化につなげます!三重県知事一見 勝之問い合わせ先どんな影響があるの?戦略企画部 企画課(ゼロエミッションプロジェクト担当)自動車産業の電気自動車(EV)化などへの対応カーボンニュートラルポートの整備促進プラスチックなどのリサイクル促進四日市コンビナートのカーボンニュートラルへの転換促進再生可能エネルギーの導入・利用促進林業などによるCO2吸収対策特 集NH3059・224・2025 059・224・2069 kikakuk@pref.mie.lg.jp2

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