今日のイセエビ(H28-01)
研究所生まれの稚エビが増えてきました(2月3日)
昨年に生まれたイセエビ幼生の飼育から稚エビにまで成長した個体が、少しずつですが増えてきました。と言ってもまだ7個体ですが。
稚エビを飼育している水槽。1つの篭に稚エビが1個体入っています。
今年度のイセエビ幼生の飼育研究では、実験の途中で病気が発生してしまい、生残率が低下してしまいましたが、まだ100個体以上の幼生で実験を継続中ですので、これからも少しずつですが稚エビの数は増えていくと思います。
飼育中のイセエビ稚エビ。2cmくらいでかわいいです。稚エビになると手で触っても大丈夫。
昨年は、日本で初めて稚エビの試験放流を行いました。今年も試験放流を継続したいと思っています。そのために、少しでも多くの個体が稚エビになってほしいと思っています。
さらに詳しく (研究成果など)
- おさかな図鑑 イセエビ/
- イセエビ研究の概要
- イセエビの不思議(スライドショー)へ
- イセエビに関する研究の歴史
- フィロゾーマ幼生の脱皮シーン(ビデオ)1,144KB
- イセエビの雌雄の見分け方
- イセエビの分類学上の位置と近縁種との見分け方
- おさかな別情報「イセエビ」(漁獲量など)