今日のイセエビ(10月23日)
5月生まれのイセエビ幼生が大きくなりました
今年の5月25日にふ化し、水産研究所で飼育していたイセエビ幼生(フィロソーマ)がふ化後152日を経過し、平均すると15mm程度まで大き くなりました。10月に入ってから疾病状のへい死が若干見られていますが、これまでは概ね順調に推移しています。幼生が成長し、水槽の中が過密状態になっ ていますので、少しずつ間引きながら、飼育を続けていく予定です。順調に推移すれば、あと1カ月半位で最初の変態が起こり、プエルルス幼生になると思いま す。フィロソーマからプエルルスへの変態は、下の「フィロソーマ幼生の脱皮シーン」で見ることができます。
今日のイセエビ幼生(フィロソーマ)。透明なので写真に撮りにくいのが難点。分かりますか?
現在の飼育の様子のビデオも下のURLをクリックすると見ることができます。画像は荒いですが、一度見てください。
さらに詳しく (研究成果など)
- おさかな図鑑 イセエビ/
- イセエビ研究の概要
- イセエビの不思議(スライドショー)へ
- イセエビに関する研究の歴史
- フィロゾーマ幼生の脱皮シーン(ビデオ)1,144KB
- イセエビの雌雄の見分け方
- イセエビの分類学上の位置と近縁種との見分け方
- おさかな別情報「イセエビ」(漁獲量など)