今日のイセエビ(5月14日)
イセエビの親エビ飼育中
イセエビ幼生の飼育実験に用いるふ化幼生を得るために、親エビを研究所で飼育しています。
飼育している親のイセエビ
これらのイセエビは、自然より早く産卵させるために、4月初旬から加温(24℃)・長日(明期16時間)条件で飼育していたもので、4月20日前後に産卵し、現在、雌エビは抱卵中です。生み出されたイセエビの卵は、水温24度では1ヶ月と少しすればふ化しますので、予想では来週の後半以降に幼生がふ化してきます。
抱卵中の雌エビ。1個体で約50万個の卵が産卵され、抱卵されています。
幼生がふ化すると飼育実験を開始する計画であり、現在実験の準備を行っているところです。
さらに詳しく (研究成果など)
- おさかな図鑑 イセエビ/
- イセエビ研究の概要
- イセエビの不思議(スライドショー)へ
- イセエビに関する研究の歴史
- フィロゾーマ幼生の脱皮シーン(ビデオ)1,144KB
- イセエビの雌雄の見分け方
- イセエビの分類学上の位置と近縁種との見分け方
- おさかな別情報「イセエビ」(漁獲量など)