今日のイセエビ(6月17日)
イセエビ幼生が3回目の脱皮で4令へ
5月にふ化したイセエビのフィロソーマ幼生の飼育が3週間目となり、日曜日から火曜日にかけて3回目の脱皮を行い、4令幼生になりました。体長も3㎜を超え、ふ化した時より2倍程度の大きさになりました。
4令になったイセエビのフィロソーマ(体長3.3mm)
飼育を行っているのは約1500個体で、この間へい死もほとんど見られず、順調に推移しています。でも、イセエビのフィロソーマの期間は10ヶ月から1年程度と長く、まだ始まったばかりですので、当分の間は心が休まる暇はありません。幼生の様子をしっかりと観察して、異変を早めに察知することがうまく飼育するためには何より大切です。
さらに詳しく (研究成果など)
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