今日のイセエビ(8月18日)
海老菜が7回目の脱皮をしました
海老菜が7回目の脱皮をしました。前回の脱皮(7月22日)から27日目でした。今回の脱皮で海老之介の体長は約80mm、頭胸甲長は約24mmとなり、前回より体長で約10mm、頭胸甲長では約4mm大きくなりました。ずいぶんと大きくなってくれたものです。
海老菜(左)と脱皮殻
4月20日の「今日のイセエビ」でも記述しましたが、イセエビは食べる餌によって殻の色が変わります。甲殻類を多く食べると赤色に、二枚貝や魚を食べると白っぽくなります。海老菜と海老之介には、生のムラサキイガイの肉と、冷凍のオキアミを主に給餌していますが、写真のとおり殻の色は白っぽく、これはムラサキイガイを主に食べているからと思います。オキアミをもっと食べてくれるとイセエビらしい赤さが出てくるのですが、なかなか思うようにはいきません。
さらに詳しく (研究成果など)
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- イセエビの分類学上の位置と近縁種との見分け方
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