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1.四日市鈴鹿地域の農業

1.作物別の概要と就農に当たっての留意点

米、土地利用型
 水田を利用して米を栽培し転作作物として麦、大豆、露地野菜などを作ります。当地域では、少なくとも10haと転作3~4ha、合計15haの作付面積が必要で、面積を確保するのが課題となります。農地借地や期間借地、農地の流動化等の手段はありますが、地域社会から認められ信頼されることが必要となり、また、農業機械や施設投資に資金の確保をしなければなりません。新規に就農される場合は法人化された経営体に就職する方法もあります。
露地野菜
 畑地や水田で数種類の野菜を組み合わせて収入を得る経営です。当地域ではハクサイ、キャベツ、カブ、ダイコン、バレイショ等が多く作付けされています。また、軟弱野菜(コマツナ、ホウレンソウ、ミズナ、パセリ)の露地栽培やハウス栽培を組み合わせた経営も行われています。設備等の投資は比較的少なくてすみますが、露地栽培のため作付け可能な期間が限られます。また、機械化が米作ほど進んでおらず労働力確保が必要です。他の作物より天候に左右されやすく収量、価格の変動が大きいため経営が不安定です。10a当りの所得は150千円以下から200~300千円程度の品目が多く、安定した経営を行うためには少量多品目の栽培等のリスク分散も考えられます。
施設野菜
 ビニールハウスなどを利用して野菜を栽培し収入を得る経営です。限られた面積で高収益を得られるため、新たに農業を始める人はこの形をとる人が多いようです。パイプハウス等の簡易ビニールハウスは軟弱野菜向け、基礎のしっかりしたハウスはトマト、イチゴ向けです。当地域では省力化や作業負担軽減を目指し、トマト、イチゴ等の養液、高設栽培の導入が行われています。施設整備等に投資が必要ですが、導入しようとする方法次第でコスト低減は可能です。
果樹
 当地域では梨以外の専業果樹経営はされていません。副業的には、かんきつ、転作田でのイチジク、柿、梅、モモ、キーウイ等が栽培されています。果樹は苗植付から収穫まで3年以上かかるうえ、樹種によっては棚、防風、防虫施設等の多額の投資が必要です。また選定技術の習得も必要で、新規には始めにくい作目です。産地化されていない当地域では共販体制が確立していないので販売上の工夫も必要となります
花木
 全国1位のサツキ・ツツジ類の低木類を始め、レッドロビン、マンサク、コニファー類等の中高木類、タマリュウ、ヘデラ類等のグランドカバー類が栽培されていますが、需要の低迷と価格の暴落が続いています。専業の場合、露地栽培ならば最低2~3ha、コンテナ栽培ならば最低0.5~1ha程度の農地が必要です。また、出荷用トラック、トラクター、灌水設備、出荷調整場等が必要で、経営開始時に多額の投資が必要です。今後の花木生産は、いかに新しい需要(屋上緑化、壁面緑化、ホームユース等)に合った商品作りができるかにかかっています。
施設花き
 温室・ビニールハウス等の施設で洋ラン、鉢花、観葉植物、バラ、花壇苗等が栽培されていますが、販売単価は全般的に低迷しています。農協出荷ではなく個人出荷で、名古屋、大阪を中心に全国の市場に出荷されています。花きは種類、品種が非常に多く、流行の変化も早いので、生産品目の検討が重要で、複数の品目を組み合わせた経営が一般的です。また、施設整備等、経営開始時に多額の投資が必要です。今後の花き生産は、人の作らないものを見つけ、いかにオリジナリティーを出して作り込んでいくかにかかっています。

 四日市市、鈴鹿市、亀山市、菰野町の丘陵地で栽培されています。専業農家では機械化がすすみ規模も5haを越えてきています。経営には茶刈機や防除機、施肥機などの機械が必要で、製茶工場の建設には一億円近い経費がかかります。工場を持たずに生葉をそのまま工場に売る経営もあります。生葉売経営の売り上げは10a当たり30万円前後で経営維持の為には2ha以上の成園が必要です。しかし条件の良い茶園はなかなか確保できません。新規就農の場合、法人への就職が就農に向けての足掛かりになると思われます。
畜産
 自給飼料基盤に依存しない畜産経営を開始する場合においても、施設用地、畜舎等施設及び農業機械等の初期投資に多額な資金が必要となります。また、畜産経営は所得率が高くないことから、経営が円滑に回転するまでの間についても、多額な運転資金が必要となります。なお、混住化の進む当地域において経営開始するには、家畜から発生するふん尿の処理方法や堆肥等製品の還元方法について周辺住民の理解を得ることが必須条件となります。飼養管理等の技術については高度な知識と技術も必要となるため、法人や大規模農家に就職し、技術を習得した上で将来自立をめざすことも考えられます。

2.市町の概要

四日市市
 北部の田園地帯では水稲・肉牛・果樹が、中部では水稲をはじめ酪農・肉牛・養豚・果樹・施設園芸等が盛んに行われており、また南部は県下有数の茶園をはじめとする畑作地帯であり茶・花き花木・施設野菜を中心とする経営がなされています。認定農業者数187(うち法人7)。
 楠地区は面積の2割が水田であるが、近年は野菜や施設園芸も増えてきており、都市近郊の有利性を生かした軟弱野菜、春菊、ねぎ、ピーマン等が定着して生産されています。また、花きなどの生産活動も展開されていますが、農地転用等による農地の減少がすすんでいます。また、担い手の高齢化と後継者不足が将来の課題となっています。
菰野町
 主な作目は、水稲、畜産、野菜、小麦、大豆及び茶で、そのうち水稲が町全体の農業粗生産額(2,944百万円)の約41%(1,219百万円)を占めています。町が把握している担い手の就農状況は、過去5年間で5人と毎年 1人のペースとなっています。
 認定農業者は現在33経営体でそのうち法人が4となっています。 他市町と同様、担い手の高齢化と後継者不足にどのように対応していくかが今後の課題として挙げられます。
朝日町
 水田は、ほ場が小さく、湿田も多い。また、認定農業者へ現在6名の内、花きが1名、生しいたけが1名、水稲が4名あり、認定農業者中心で水稲の栽培を行い、麦の集団転作も行っています。
 現在、担い手が少なく、今後は集落型経営体等将来の担い手確保を組織化を検討していきます。
川越町
 水田は、ほ場が小さく、湿田も多い。又、個別経営規模も零細であり、かつ、麦の集団転作や水稲の単作栽培を中心とした生産並びに 土地利用度の低い第2種兼業農家及び自給的農家によって支えられています。
 現在、担い手がいない状況のなかで、今後は組織を法人化して集落型経営体として組織化を明確にし、将来の担い手確保を検討していきます。
鈴鹿市
 主な経営作目は、水稲・茶・花木が占めています。効率的な経営を図るためには農地の集積は有効ですが、水田農地の集積は基盤整備区域(30a区画)を中心として年々少しずつ増加していますが、茶畑については、集積が進んでいないのが現状です。水田農地については、後継者不足が著しく、不耕作地が増えつつあります。このことに危機感を抱き、集落営農組合設立への取り組みが、一部の地域で行われています。
亀山市
 農業生産は米作を主体とし、花きなどの園芸と畜産、茶に分かれます。中でも茶の生産は中の山パイロットを中心に維持管理等を一本化し、効率的な生産体制の確立がなされています。担い手の就農状況については、茶、園芸、畜産、米の順です。
 現在、担い手の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増大が顕在化しています。今後は担い手農家への利用集積を図り、集落営農組織等担い手を育成するとともに、将来の担い手確保を検討していきます。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 四日市農林事務所 〒510-8511 
四日市市新正4-21-5(四日市庁舎4階)
電話番号:059-352-0622 
ファクス番号:059-352-0628 
メールアドレス:ynorin@pref.mie.lg.jp

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