県教育委員会では、8月30日(土)に、県内の中学校(国立、私立を含む。)22校41チーム(118名)が参加した標記大会を開催しました。成績は以下のとおりで、優勝の三重大学教育学部附属中学校Cチーム、準優勝の暁中学校Aチームは合同チームを編成し、12月5日(金)~7日(日)に、BumB(ブンブ)東京スポーツ館(江東区)で開催される「第2回科学の甲子園ジュニア全国大会」(主催:(独)科学技術振興機構、後援:文部科学省等)に三重県代表として出場します。
1 大会結果
<総合成績> 優勝 三重大学教育学部附属中学校Cチーム
準優勝 暁中学校Aチーム
第3位 高田中学校Bチーム
<筆記競技> 優勝 暁中学校Aチーム
準優勝 三重大学教育学部附属中学校Dチーム
第3位 三重大学教育学部附属中学校Cチーム
<実技競技> 優勝 三重大学教育学部附属中学校Cチーム
準優勝 暁中学校Aチーム、三重中学校Cチーム
<審査員特別賞>
アッピン賞 三重大学教育学部附属中学校Cチーム
※科学に関心のある女子の積極的な参加に期待を込め、1チームに2名以上の女子を含ん
だチームのうち、最も成績の高かったチーム
みえびぃ賞 伊勢市立小俣中学校Aチーム
日生学園附属中学校Bチーム
※審査員の印象に残ったチーム(1チーム1人で参加し最後まで健闘したチーム)
※総合成績は、筆記競技(50点×4問)及び実技競技(200点)の合計得点(400点満点)で決
定。
2 参加校 22校41チーム(中学1・2年生対象、1チーム3名)
参加人数118名(男子84名、女子34名)
四日市市立内部中学校 四日市市立三重平中学校 四日市市立港中学校
亀山市立中部中学校 津市立久居東中学校 津市立南郊中学校
松阪市立飯高西中学校 伊勢市立倉田山中学校 伊勢市立小俣中学校
伊勢市立五十鈴中学校 伊勢市立厚生中学校 尾鷲市立尾鷲中学校
伊賀市立阿山中学校 名張市立桔梗が丘中学校
熊野市立木本中学校 熊野市立有馬中学校
学校法人暁中学校 学校法人梅村学園三重中学校 学校法人高田中学校
学校法人皇學館中学校 学校法人日生学園附属中学校
三重大学教育学部附属中学校
(参考)昨年度の参加状況:7校11チーム、参加人数33名
3 大会概要
○目的:・ 中学生が、理科・数学等における複数分野の競技に協働して取り組むことを通じて、科学の
楽しさ、面白さを知り、科学と実生活・実社会との関連に気付き、科学を学ぶことの意義を実
感できる場を提供する。
・ 科学好きの人材の裾野を広げるとともに、未知の分野に挑戦する探究心や創造性に優れた人
材を育成する。
〇主催:三重県教育委員会 後援:三重県中学校理科教育研究会
○日時:平成26年8月30日(土)10時~16時(於:三重県総合教育センター)
○実施状況:本大会には、台風11号の影響で延期になったにも関わらず、多くの参加者があり、上位入
賞者からは、「一生懸命がんばった結果、素晴らしい成績がとれたことを誇りに思う。」と
いった声も聞かれ、盛況のもと大会を終えることができました。
4 競技概要
チームメンバーで役割分担や相談をしながら、理数分野の諸課題に取り組む。
単なる知識量だけでなく、チームワークやコミュニケーション能力、問題文中のヒントをどう生かして
課題解決につなげられるかといった論理的思考力や活用力、ものづくり能力など、チームとしての総合
力が問われる。
筆記競技(70分)、実技競技(110分)
5 その他
本大会の機会を生かし、三重県総合博物館(MieMu)や、平成28年8月に本県で開催される「第10
回国際地学オリンピック日本大会」を紹介し、観覧や参加を働きかけました。
6 今後の取組
県教育委員会としては、全国大会に向けて、三重県代表チームメンバー(6名)のモチベーション向
上や連携強化のため、以下の支援をしてまいります。
全国大会を意識したレベルの高い課題に挑戦する、研修の実施・高校版「科学の甲子園」全国大会の三
重県予選大会(11月1日実施「平成26年度三重県高等学校科学オリンピック大会」)の視察(一部
オープン参加)を予定しています。