よしもととの《笑い》による共に生きる社会づくりプロジェクト第2弾、「第4回お笑いこころサミット」をたくさんの方にご来場いただく中、開催しました。
全国初の精神障がい当事者とよしもと芸人とのコラボによる新喜劇など、笑いの中に、精神障がい、精神疾患の理解が深まるイベントとすることができました。
〇落語「水屋の富」 演者:ハリキリ亭おてつき
15歳で統合失調症を発症し、現在は一般企業で障害者雇用として働きながら、各地で落語を披露されているハリキリ亭おてつきさん。プロ顔負けの語りに、会場は魅了されました。
〇精神系トークライブ 演者:石野桜子×竹内義和
元よしもとの石野桜子さん。双極性障害を患い、一時は精神科病院へ入院されていましたが、現在は精神疾患であることをオープンにラジオなどで活躍されています。
今回は、コラムニストの竹内義和さんと精神疾患への偏見について、《笑い》に中に、自身の体験などを語っていただきました。
〇コラボ新喜劇 演者:当事者劇団わかば×よしもと芸人
全国初の試みとして、精神障がい当事者劇団わかばとよしもと芸人とのコラボによる新喜劇を上演しました。
ストーリーは、立ち退きを迫られたうどん屋が、ヒーローショーを開催して、ピンチを乗り越えるものです。
よしもと芸人やわかばのみなさんのギャグが随所に炸裂し、会場は大きな《笑い》に包まれていました。
三重県では、この新喜劇のように、障がいがある方が参加されていることが当たり前である機会が増える社会づくりを目指し、引き続き取り組んでいきます。
石野桜子さんトークショー コラボ新喜劇 コラボ新喜劇