5月10日(火)、鈴鹿市立合川小学校で出前授業を行いました。対象は6年生11名で、勾玉作りと火おこしの体験を中心に、地元鈴鹿市のものも含めた県内の古墳から出土した遺物に触れていただきました。
遺物は土器に加えて県内の古墳から出土した勾玉もお持ちしましたが、実物に触れる機会は初めてということで、みなさん興味深くみていただきました。
勾玉作りでは作り方の説明のあと、それぞれ「思ったように削れない」「勾玉っぽくならない」などと苦労しながらもがんばって製作に取り組んでいました。
また火おこしは当日あいにくの雨だったということもあり、中々火はつきませんでしたが、昔の人々の苦労を実感するという点ではよい機会になったのではないかと思います。
授業後寄せられた感想では「楽しかった」「またやりたい」といった内容に関することのほか、「実際に発掘をしてみたい」「もっといろいろな土器がみたい」といった声がきかれました。
今後も地域の身近な遺跡や歴史に興味を持ってもらえるように努めます。