トイレは大切に使ってね!
トイレ(桃林寺)
国立公園や国定公園などの自然公園には、公園を訪れた人が自由に利用できる「トイレ」があちらこちらにあります。
近頃は、くみ取り式のトイレは少なく、浄化槽を使ったトイレや、「バイオトイレ」と呼ばれる微生物(びせいぶつ:目に見えないくらい小さな生物)が処理する方式のトイレが増えてきて、以前より清潔に使ってもらえるようになってきました。
浄化槽や生物処理方式のトイレでは、微生物が私たちのオシッコやウンチをきれいに処理しようといっしょうけんめいがんばっています。でも、これらのトイレは何でもきれいに処理できる「魔法の箱」では決してありません。
水に溶けない紙(ティッシュペーパーや新聞紙など)やタバコの吸いがら、生ゴミなどをトイレに流してしまうと、微生物の力で処理できないばかりか、トイレそのものの故障の原因にもなってしまいますので、流さないようにしましょう。
私たち一人一人のマナーがトイレをきれいにするだけでなく、トイレそのものを長持ちさせることにつながります。誰もが気持ちよく利用できて、自然にもやさしい施設でいられるよう、トイレは大切に使いましょう!