食の安全・安心インターンシップ日誌 1日目
四日市市食肉センターは、三重県で唯一、卸売も、と畜も行える設備のある食肉市場です。今回は、施設の概要に関して教えていただいた上に、食肉のせりの見学までさせていただきました。
漁港は白子と白塚の二か所を見学しました。
日時 | 平成27年8月24日(月)12時30分~16時30分 |
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取材先 |
四日市市食肉センター・食肉地方卸売市場 |
四日市市食肉センター・食肉地方卸売市場
食肉卸売市場せり見学
入り口から体を消毒する機械があり、衛生管理が厳しいところであると感じました。
今回は豚のせりを見学させていただきましたが、とても静かな中で行われていました。せりでは、枝肉(内臓などの処理が終わり、冷蔵・出荷する前の状態)が上にあるレールからつり下がった状態で、値が付けられ、冷蔵庫に運ばれます。卸売業者(売り手)が声を出すのとともに、売買参加者(買い手)の前にある電光掲示板に値が表示され、購入の意思表示は各座席下のボタンで行うという仕組みになっていました。
印象に残ったのは、衛生管理に関してです。玄関での消毒や、豚を乗せているトラックが入ってきた時に自動で消毒剤が噴射されること、と畜ラインが金属製で、その処理は83℃以上で器具を消毒してから行われることなど、様々な部分で衛生管理が徹底されていました。
食肉を扱うには厳しい衛生管理を定めた法律があり、それに基づいて細かなところまで衛生管理が徹底されていることを、目で見て実感することが出来ました。
漁港見学
午後からの見学であったので、水産物や人の動きはありませんでした。
伊勢湾では、夏に海底で、貧酸素状態になりやすいことや、この地で行われている漁の方法(船びき網漁業)のことをお聞きしました。
白子漁港の近くには 水産研究所があり、のりやアサリの研究が行われているという話もうかがいました。
魚を大阪方面へ運搬するための鮮魚列車があり、大阪でも三重で捕れる水産物が人気があることなど、多くのことを知ることができました。