第1回協議会(6月28日)資料の補足説明を事務局より行い、当地域の高等学校を取り巻く状況
を共有したうえで、高校の活性化について協議するとともに、アンケートの実施等についても意見
交換を行いました。
1 日時 平成24年8月2日(木)15時00分から17時40分まで
2 場所 伊勢市二見生涯学習センター
3 内容
(1)伊勢志摩地域の高等学校の今後のあり方について
(2)その他
<委員からの主な意見>
・保護者の立場からすると、卒業後の進路が非常に気になるので、高校には進路についての考え方
を明確に持ってほしい。また、学校規模について、中学校では小規模校でも行事等は盛り上がっ
ている。今後、活性化できる良い知恵を出し合う協議を行ってほしい。
・小規模校の説明についてデメリットの面を強調しすぎである。少人数教育の方が教育効果は高く、
地域の子どもは地域で育てるのが基本である。
・少人数教育は目が行き届く等の良さはよくわかるが、それは学級規模の話であって、学校の規模
としては行事の面からも、クラス替えによる人間関係の広がりという面からも、一定規模の大き
さは必要でないかと考える。
・子どもたちを育てるには一定の規模が必要だということから、適正規模という考え方があるので
あって、少なければ良いということではない。
・この協議会の取組について、地域に対して情報発信した方が良いことから、活性化についてのア
ンケートは中学生だけでなく、保護者に対しても実施した方が良い。
・高校の活性化には、大胆な発想が必要である。この会議の進め方も、論点を絞るべきである。
・子どもの数が減っていることは事実であり、今ある学校数を維持してクラスを減らしていくか、
それともどこかの高校を無くしていくかしかないのが現実である。今後はそこに論点を絞って議
論すべきである。
・第1回協議会の資料の「会議の進め方」については、反対の意見が南伊勢町では大勢を占めたの
で、理解して協議を進めてもらいたい。
・今後の高校のあり方の議論において、南伊勢高校の校舎制についても総括をするべきである。
・小規模校の統廃合を含めた活性化について、次回協議会では県教育委員会からたたき台となる案
を出してもらい、論点を絞って会議を進めるべきである。
<第3回以降の協議会の進め方について>
委員から、高校の活性化については、じっくりと時間をかけて協議すべきであるが、論点を絞る
べきであるとの意見が出されました。また、アンケートについては、実施する方向で合意されたこ
とから、委員の意見を踏まえて、県教育委員会と関係者とが詳細を検討し、早急に実施出来るよう
進めることとなりました。
したがって、次回第3回協議会においては、高校の活性化にかかる協議を進めるとともに、平成
27年度以降の状況を見据えた高校の配置のあり方について、県教育委員会としての考え方を提示
し、協議を進めます。
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なお、会議は公開で開催しました(傍聴者:6名)。
次回の協議会は、9月上旬に開催予定です。