前回第3回協議会で提示した「紀南地域高等学校の活性化イメージにかかる補足資料」に
ついて、さらに協議を深めました。その結果、当面は2校(木本高校、紀南高校)を存続し
つつ、将来的には統合がやむを得ないことが共有されました。
また、2校の学校規模について、木本高校は地域の進学ニーズ等に応えるために1学年5
学級規模以上、紀南高校はコミュニティ・スクールの取組を生かし1学年2学級規模以上で
活性化を図っていく必要性が、概ね理解されました。
・日時 平成24年10月29日(月)18:30~21:00
・場所 県熊野庁舎
・内容 今後の紀南地域の高等学校の活性化について など
<共有された内容>
1紀南高校は1学年2~3学級、木本高校は1学年5~6学級の規模の単独校として、そ
れぞれが存続することが望ましい。
2将来的に、地域状況を考慮し、紀南高校が1学年2学級、もしくは、木本高校が1学年
5学級の維持ができないとき、両校の統合は避けられない。
3紀南地域の教育の活性化を推進するために、地域の小学校、中学校、高校の保護者およ
び教職員、地域の教育行政関係者、そして、地元企業の代表者を含む地域協議会を引き
続き設置し、絶えず地域の子どもの教育を地域全体で考えていくべきである。
なお、上記2の「両校の統合は避けられない」については、会長から、実質的には「その
ときは統合する」という意味であることを確認しました。
また、将来的な両校の統合は理解できるものの、新高校は新しい場所に設置してほしいと
いう意見が出されました。このことについては、会長から「この協議会は高校の活性化を
議論する場であり、新しい場所での高校の建設の是非を議論する場ではないことから、違
う場を活用して要望してほしい」との調整がなされました。
<次回以降の対応方針>
・県教育委員会は、今回の協議内容を参考に、紀南地域の高等学校の活性化の方向性につ
いて、策定中の「県立高等学校活性化計画(仮称)」(案)に盛り込みます。
・次回協議会を来年1月頃に開催し、平成24年度の当協議会の「協議会のまとめ」を取
りまとめます。
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なお、会議は公開で開催しました。(傍聴者数:7名)
次回の協議会は、来年1月頃に開催予定です。