今年度の最後の協議会として、今までの協議のまとめについて協議を行いました。
・日時 平成25年 1月15日(火)19:00~20:50
・場所 県熊野庁舎
・内容 今後の紀南地域の高等学校の活性化について など
<概要>
○平成24年度協議のまとめ(案)について
・第4回協議会で共有された内容を踏まえて、事務局から紀南地域高等学校活性
化推進協議会の「平成24年度協議のまとめ(案)」を提示し、協議を行い、
了承されました。
・この「平成24年度協議のまとめ(案)」は、本協議会が今年度協議した結果
を協議会の設置者である県教育委員会に対して報告するものです。その内容は、
1.平成16年度からの経緯
2.当地域の学校を取り巻く状況
3.今年度の主な協議内容と今後の方向性
です。
「主な協議内容」としては、以下の内容が了承されました。
・紀南高校は1学年2~3学級、木本高校は1学年5~6学級の規模の単独校と
して、それぞれが存続することが望ましい。
・将来的に、地域状況を考慮し、紀南高校が1学年2学級、もしくは、木本高校
が1学年5学級の維持ができないとき、両校の統合は避けられない。
・今後、紀南地域の教育の活性化を推進するために、地域の小学校、中学校、高
校の保護者および教職員、地域の教育行政関係者、そして、地元企業の代表者
を含む地域協議会を設置し、絶えず地域の子どもの教育を地域全体で考えてい
くべきである。
また、「今後の方向性」としては、来年度以降も協議会を設置し、紀南地域の
教育の活性化推進について協議を進めるとともに、学校ごとの取組として、木
本高校、紀南高校2校においても特色化・魅力化を進めるための協議の場を設
ける必要があるとの認識が共有されました。
なお、上記の「両校の統合は避けられない」の意図は、「両校を統合する」で
あることも改めて確認されました。
<今後の対応方針>
・委員からの意見を踏まえて「平成24年度協議のまとめ(案)」の文言を一部
修正し、完成版とします。
・県教育委員会としては、このまとめの内容を受け、来年度も協議会を設置し、
紀南地域の高校の活性化を推進していきます。
なお、会議は公開で開催しました。(傍聴者数:6名)