今年度最終の会議として、昨年11月に中学生等を対象として実施したアンケートの
結果等を報告するとともに、今までの協議のまとめについて協議を行いました。
1 日時 平成25年 1月22日(火)18時30分から21時00分まで
2 場所 県伊勢庁舎
3 内容 伊勢志摩地域の高等学校の今後のあり方について など
<概要>
○中学生等を対象としたアンケート調査の結果について
委員からは、この結果を活用し、今後も伊勢志摩地域の高校の活性化をすすめていく
べきであるとの意見がありました。
(アンケート結果の主な内容)
・中学生の「進学したい学校」や保護者の「勧めたい学校」に係る設問への回答は、
「進学希望が実現できる」「将来役立つ知識や技術が学べる」など、学習内容や学習
環境を重視するものであった。自由記述の内容も、同じ傾向であった。
・自由記述では、上記に次いで、「いじめがない」など学校の生活に関する記述が多
かった。
○平成24年度協議のまとめ(案)について
第4回までの協議会で共有された内容を踏まえて、事務局から「平成24年度の協議
のまとめ(案)」を提示し、協議を行いました。
事務局から提示した協議のまとめの主な内容は、次のとおりです。
(南伊勢高校について)
南伊勢高校は、南勢校舎1学級、度会校舎2学級の計3学級であるが、平成27年度を
目途に度会校舎を1学級とする。これにより、南伊勢高校は1学年2学級となることか
ら、将来的に南勢校舎・度会校舎をそれぞれ他の高校の分校とすることを検討する。
なお、今後の伊勢志摩地域全体の県立高校の配置を検討する中で、平成26年度に度会
校舎を1学級とすることも視野に入れる必要がある。
(伊勢志摩地域全体の県立高校のあり方について)
引き続き協議会を設置し、伊勢志摩地域全体の県立高校における魅力化・活性化及び適
正規模・適正配置の観点から、今後のあり方を総合的に検討する。具体的には、協議会
とあわせて「専門学科検討ワーキング会議」「鳥羽・志摩・度会地域検討ワーキング会
議」を引き続き開催し、長期的な視野に立って、それぞれ協議を行う。
<委員からの主な意見 ~協議のまとめについて~>
・事務局案でよいが、高校の特色化・魅力化の協議で出された主な意見をもっと詳しく
記述する必要がある。
・協議のまとめは、協議会が今年度協議した結果を設置者である県教育委員会に対して
報告するものであることから、意見として具申するような表現の仕方にした方がよい
と思う。
・今後のあり方を検討する際、産業界の意見やアンケート結果を活用していくことや、
協議会で委員からの意見で多かった、県立と私学との関係も検討していくことを追記
してはどうか。
・平成26年度の度会校舎の学級数の記述については、県教育委員会が決定権を持つ募集
定員にかかる事項なので、協議会のまとめとしての記述は必要ないと思う。
<今後の対応方針>
・委員からの意見を踏まえて「平成24年度協議のまとめ(案)」の文言を一部修正し、
完成版とします。
・県教育委員会としては、協議会での協議を今後の県立高校のあり方の参考とするととも
に、来年度も協議会を設置し、伊勢志摩地域の高校の活性化を推進していきます。
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なお、会議は公開で開催しました。(傍聴者数:6名)