1 日時 平成26年2月28日(金曜日)18時30分から20時45分
2 場所 熊野市文化交流センター 多目的ルーム
3 内容
(1)紀南地域の高等学校を取り巻く状況について
(2)木本高等学校、紀南高等学校の活性化に係る取組について
(3)平成26年度の紀南地域高等学校活性化協議会について
4 概要
第1回協議会の概要を確認後、紀南地域の小学校卒業者の中学校への進学状況、中学校卒業者の高校への進学希望状況等の資料を基に、紀南地域の学校を取り巻く状況について共有しました。
その後、木本・紀南両高校の活性化に係る今年度の取組や、平成26年度の協議の進め方について協議を行いました。主な意見は次のとおりです。
・管外への進学希望者数が減ったこと、中高の連携が進んだことからも、両校の活性化に成果のあった年度であった。木本高校の進学対応の新たな取組について、中学校長会や進路担当者会議等の場で高校側と十分な交流・意見交換等ができたことにより、生徒や保護者に情報がしっかりと伝えられ、保護者や生徒の期待感の高まりにつながった。
・両校の活性化については、小・中・高等学校が学力向上を中心に据えた協議・研究をしながら連携を進めていく必要がある。
・両校がそれぞれ頑張ればいいということだけでなく、この先の現実的なことも見据えながら高校のあり方の議論が地域の中から起こってくるよう、各委員が地域に発信していかねばならない。
・来年度も引き続き活性化推進協議会で協議を継続する必要がある。一方で、小・中学生の保護者の声を吸い上げられるような機会、自分たちの考えを明確にしていけるような機会を、この協議会とは別に地域として持つべきである。小中学校の保護者の団体がその音頭をとってもらいたい。
・両校を存続させたい気持ちはある。しかし、一番考えなければならないのは、これからの子どもたちの学習環境をいかに整えていくかということである。両校が切磋琢磨して、気持ちよく統合できるよう頑張っていくことが大事である。
・統合するのならどのような高校なのかという議論も始めるべきである。小学校卒業時点で、県外の私立中学校・高校に行くのか、公立中学校から公立高校に行くのかの選択を迫られることになるので、平成31年度の高校入学生にあたる現小学4年生が小学校を卒業する時期には、統合校のビジョンを示す必要がある。また、学力向上のため中高がしっかり連携を取り、小学校卒業段階での県外の私立中学校への進学を止めなければ、統合が早まりかねないと危惧している。
・小中高の連携を図るためにも、小学校の校長代表も委員として加わってもらうほうがよいのではないか。
・地域として小中高の連携を進めていくのであれば、各団体もどんな子どもを育てていくのかというビジョンをまとめておいてもらいたい。将来の両校の行方にも関係する。
5 その他
会議は公開で行いました。