1 日時 平成26年11月25日(火曜日)18時30分から21時
2 場所 熊野市文化交流センター 多目的ルーム
3 内容 将来的に新たな学校を設置する場合の学校像について
4 概要
第2回協議会(9/12)で各委員から出された「育てたい地域の子ども像」及び「期待する学校像」についての意見のまとめを踏まえ、「将来的に新たな学校を設置する場合の学校像」について協議を行いました。
主な意見は次のとおりです。
○ 思いやりの心を育む学校が一番大切である。また、安全・安心で通いやすい学校となることが行政によって担保されることを望んでいる。
○ 学習と部活動の「文武両道」の学校であることが大切である。
○ 進学から就職にいたるまで、生徒一人ひとりの多様なニーズに応じられるコース等が設置された学校を望みたい。
○ 全国を目指せる部活動環境の整った学校を望みたい。
○ 家庭の経済的な事情により高校進学を断念せざるを得ないようなことがないように、自転車や公共交通機関で生徒が通学することが可能な学校を望みたい。
○ 生徒が充実した学校生活を送ることができ、幅広い進路選択が可能な学校を望みたい。
○ 現在の木本高校、紀南高校をベースとして、地域の協力も得ながら、これからの時代に求められる力を生徒に育み、進路保障ができる学校を望みたい。
○ 現在の木本高校、紀南高校を単純に合わせて引き継ぐ学校ではなく、国の教育制度の改革等を踏まえながらも、新たな発想で学校づくりを考えることが必要である。
○ 「地域の学校」として、学校・家庭・地域が共に子どもを育てていこうという雰囲気を持った学校を望みたい。
○ 教育をめぐる環境変化に対応できる学校を望むが、新たな学校に赴任する校長や教員の思いが大切にされる学校であることも必要である。
○ 思いやりの心を育むことや、グローバル化に対応できる人材の育成等については、新たな学校の特色というよりも、基本となる部分である。
○ 木本高校と紀南高校の教育活動をベースとして新しい学校をつくる場合は、メリットだけでなく、デメリットも視野に入れた議論とする必要がある。
○ 新たな学校の設置場所も含めた議論をしていくべきではないか。
今回、「将来的に新たな学校を設置する場合の学校像」についての協議で出された意見を以下のようにまとめました。また、次回の協議会(平成27年3月4日予定)では、これまでの協議を踏まえた学校像のたたき台を、会長と事務局により作成し、さらに協議を深めることとしました。
≪将来的に新たな学校を設置する場合の学校像≫
1 学校内だけでなく、地域とともに子どもを育て、子どもが地域の担い手や世界にも羽ばたける学校。
2 子どもたちが協働して学び、夢を実現し、在学中に夢が変わったとしても達成できる教育課程・クラブ活動(課外活動)のある学校。
3 安全・安心、かつ、自宅から通学可能な学校。