1 日時 平成27年9月10日(木)18時30分から21時00分
2 場所 熊野市文化交流センター 交流ホール
3 内容 将来的に新たな学校を設置する場合の学校像等
4 概要
将来的に木本高校と紀南高校を統合する場合に設置する新たな学校に関して、以下の2点について協議しました。
・新たな学校に設置する学科や教育内容
・新たな学校の設置場所
≪新たな学校に設置する学科や教育内容≫
大学等への進学を目指す普通科のほかに、どのような学科を設置するのが適当か協議しました。
主な意見は次のとおりです。
○進学に対応する普通科と、生徒が自らの学習ニーズに応じて選択することのできる「総合学科」のような学科がよいのではないか。教員定数の面からも普通科以外の学科もある方が生徒のニーズに対応できる。
○中学校卒業段階では将来の進路目標を明確に持っていない子どもが多い現状があることから、高校入学後に将来の進路について考えながら必要な学習を選択できるよう、普通科の中でさまざまなコース選択ができる形が望ましいのではないか。
○高校進学時に他地域へ流出しないように、大学への進学を明確に打ち出した普通科は設置しなければならない。
○他地域からも生徒を呼び込めるように、特色を持った専門学科や、特色あるコースを設置できる学科がよいのではないか。
≪新たな学校の設置場所≫
既存の高校を活用する場合や新たな場所に設置する場合のメリット、デメリットの比較・検討を行いました。
主な意見は次のとおりです。
○熊野市、御浜町、紀宝町において、どの地域(中学校区)に子どもの数が多いのかということを考慮した場所への設置が望ましい。
○両校の中間的な場所に設置し、バスがなければ運行させるなど、通学が可能となるようにしていくことがよい。また、津波に対する安全面も考えた場所がよい。
○どの場所に設置しても、現在の学校がなくなれば、その地域の活力が失われることにつながるので、各市町の行政や地域とともに考えていく必要があるのではないか。