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平成17年度 津保健福祉部年報(平成18年版) 健康づくりの推進

施策名      : 331 健康づくりの推進
基本事業番号 : 33101
基本事業名称 : 健康づくり活動の推進

主な取組内容
・市町村、事業所、学校、NPO、医師会等の関係機関に対し、健康作り活動の協働体制を確立するための働きかけを積極的に行うます。
・地域保健活動推進のため、専門職種の人材確保及び育成を行います。
・より効果的な健康づくり活動を進めるため、健康づくり活動の実践評価を行います。

(1)健康づくりの推進(ヘルシーピープルみえ・21の取り組み)

1.総合領域(ネットワークの形成、人材育成)

① 健康なまちづくり

   ヘルピネットの活動を発展させ、健康なまちづくりボランティアのネットワークを自主運営できるような人材を育成するとともに、UD団体、商店街活性化委員会と協働で「すべての人の健康を考え、継続して実践できるためのきっかけの場」をテーマに「健康なまちづくりのつどい」を開催しました。
  ⇒ UD&健康なまちづくりのつどい:平成17年11月19日(日)
                    白山町総合文化センター 参加者250名
  ⇒ けんこう・ふれ愛 in 大門:平成18年3月18日(土)
                    津市だいたて商店街   参加者450名

 ② 健康で長生きするための健康づくり協働体制の整備
  ⇒ 糖尿病予防研究会の立ち上げ:平成18年1月18日(水)
     目的:現在の糖尿病に関する基礎知識を高め、地域において今後取組むべき課題を整理する。
             メンバー:糖尿病専門医師、地区医師会、津市、地域活動栄養士、病院栄養士、
             糖尿病療養指導士
  ⇒ 糖尿病予防講演会:平成18年3月12日(日)津地区医師会館 参加者62名
     演題「沖縄県の現状から学ぶメタボリックシンドロームの予防」
     講師 沖縄県田仲医院院長
        豊見城中央病院糖尿病・生活習慣病センター顧問  田仲 秀明 医師
  ⇒ 「健康で長生きするための環境整備推進会議(仮称「元気ネット」)の設置
             目的:メタボリックシンドロームの予防をめざし、小さい頃の適正な生活習慣形成に向けて、南             が丘小学校校区の南が丘地域学校教育委員会と協働で、「親子の健康づくり」について考える。
             メンバー:学校、学校医、PTA、地域学校教育委員会、自治会、高齢者健康づくりグループ、             母と子の健康づくりグループ、食生活改善推進員、市保健センター

2.栄養・食生活

① 地域栄養管理ネットワーク研究会での取り組み

   保健・医療・福祉・教育・産業などの各職域で栄養指導を担う専門職種(管理栄養士及び栄養士)が、地域住民の健康づくりの専門職としての資質向上という目的を共有したネットワークです。
   平成11年に策定した地域栄養改善活動指針のもとにイベントや公開講座などを展開してきましたが、今年度は、各職域「連携」をキーワードに人的ネットワークを生かした仕組みづくりを提案しました。各職域における課題の洗い出しと整理、そしてそれを解決するための方法について、グループワークを行いながら検討を重ねました。
   その結果、生活習慣病予防や治療の継続として、医療から居宅又は施設などへ情報をつなげる「栄養管理情報提供書」の必要性と次年度に具体的な取り組みへとつなげることを共有できました。
   また、今年度は、栄養管理の基準ともいうべき食事摂取基準の新しい概念の導入されたこと並びに生活習慣病予防対策をはじめ介護、医療及び障害者自立支援等における栄養管理を取り巻く状況が大きい変化のなかにいることから、管理栄養士・栄養士の栄養管理技術の向上を目指した研修会を開催し、特に給食施設での栄養アセスメント実施を促すことができました。

② 食育の推進

   乳幼児期から子どもたちへの食育環境づくりを通じて「食べる楽しさ」、「いのちの大切さ」を伝え、食・食物への関心を高めることにより、生涯を通じて健全な食生活を営む力を養うことなどを目的に、保育現場で食育の視点を入れた取り組みをモデル的に行っていただく保育所に事業委託をしました。食育モデル園では、各年齢に応じた食育の取り組みを行う中で、地域関係者とも食を通じた交流を図っていただきました。
   保育園、児童福祉施設、保育士養成施設、地域活動栄養士会、食生活改善推進員団体、子育て支援NPO団体、生産者グループ、保健・福祉・教育行政の関係者とネットワークをふくらませた食育推進プロジェクト会議では、平成14年からの取り組みについて検証を行いました。また、その成果や蓄積された食育のノウハウ、今後の課題については、食育研修会を開催し、関係者と共有を図りました。

3.こころの健康づくり

(1) こころの健康教室

 ① 平成17年5月9日(月) 津税務署職員(61名)
   講義「こころの健康づくりについて」
   リラクゼーション体験  講師 こころの健康センター・津保健福祉部

 ② 平成17年7月22日(金)・27日(水)・8月3日(水) 河芸町住民(延べ75名)
   第1回 講義「こころの健康づくりについて」
       講義「自分のこころを見つめましょう」
               講師 こころの健康センター・津保健福祉部
   第2回 講義・体験「音楽によるリラクゼーション」
               講師 音楽療法士 米倉 恵里 先生
   第3回 体験「ゲームでリラクゼーション」
               講師 河芸町保健センター 保健師
       講義・体験「五感を使ったリラクゼーション」
               講師 県立看護大学 大平 肇子

 ③ 平成17年8月11日(木) 安芸郡小中学校教職員(13名)
   講義「こころの健康づくりについて」
   講義・演習「エゴグラム」
   体験「リラクゼーション法(タッピングタッチ)」
               講師 こころの健康センター・津保健福祉部

 ④ 平成18年2月22日(水) 津市立みさと幼稚園保護者(39名)
   講義「お母さんのこころの健康を考えよう」
               講師 津保健福祉部

(2) リスナー養成研修

   平成17年11月22日(火)・29日(火)・12月6日(火)・12日(月)
   一般住民(延べ135名・リスナー養成31名)

    第1回 講義「メンタルヘルスの基礎知識」
        演習「交流を深めましょう(SK法)」
               講師 こころの健康センター
    第2回 講義・演習「傾聴について」
               講師 三重いのちの電話協会理事
    第3回 講義「こころの病気の方への接し方」
               講師 社会福祉法人友睦理事長 水井 正四 先生
    講義「ボランティア活動を通して」
               講師 ボランティア 樋口 令子 先生
    第4回 講義・演習「タッピングタッチ」
               講師 ホリスティック心理研究所 中川 祥子 先生

(3) リスナー継続研修

   平成17年11月30日(木)・12月2日(金)・平成18年2月13日(月)
   平成15・16年度に養成したリスナー(延べ99名)
    第1回 講義「うつ病の・♀哿ュ見とその対応」
               講師 県立こころの医療センター院長 原田 雅典 先生
        病院見学
    第2回 講義「統合失調症について」
               講師 県立こころの医療センター医師 遠藤 章治 先生
        病院見学
    第3回 講義「こころの病気の方の心理とその対応」
               講師 県立こころの医療センター
                   臨床心理グループリーダー 杉野 健二 先生

 こころの健康教室については、一般住民や職域、デイケア参加者やボランティア等様々な対象で、実施した。こころの健康について具体的に理解することが出来たと好評であった。特に、リラックス法の体験は、日常生活に取り入れたり、周囲の人にも紹介していきたいとの意見が出された。
 また、地域で様々なストレスを抱える人々の身近な相談者(傾聴者)の育成を目的に、リスナーを養成した。一般住民を対象に公募したが、受講者は、福祉や看護の分野で働いている方、ボランティアをされている方、ヨガ教室を主宰されている方等様々あり、それぞれの分野でリスナーの知識や技術を活用した活動が期待できる。
 過去2年間に養成したリスナーに対しては、継続研修を実施した。みな熱心で参加率も高く、今後も継続してほしいという要望が多く寄せられた。

4.たばこ対策

○啓発事業

 ① 住民への啓発
   健康まつり等で啓発グッズを配布し、さまざまな年齢層の方に啓発を実施しました。パネル展示と合わせて健康クイズを行い、楽しみながら喫煙の害について学べる機会としました。「世界禁煙デー」では家庭で禁煙について考えてもらえる機会となるよう、ショッピングセンターでのパネル展示と啓発グッズの配布をしました。

   健康まつり  一市一町 678名
   禁煙デー   一ヵ所  200名

 ② 公共施設等関係者への啓発
   飲食店関係者に、分煙推進についての講話を実施するとともにリーフレットを配布し啓発を行いました。会場からは「分煙をしたいが客の理解が得られるか心配」との相談があり、具体的な分煙対策支援へつながりました。また、理美容関係者に「喫煙が及ぼす害」や「禁煙の方法」等の出前トークを実施しました。

実 施 内 容

対  象  者

人 数

飲食店分煙啓発

(講話と分煙リーフレットの配布)

食品衛生責任者再講習受講者

438名

講演

「たばこと健康」

理美容組合

240名

 ③ 教育現場への情報提供等

   1)教員への情報提供
 養護教員からの問い合わせに対し小中高における禁煙教育実施のためのパンフレットや 情報の提供を行いました。

   2)学生への啓発

 三重大学学園祭においては看護学科学生との協働により、パネル展示やパンフレット配布などを通じて学祭参加者1000名に、高校生ボランティアに対してはクイズ形式で禁煙についての啓発を行いました。

○禁煙支援

 ① 禁煙希望者への個別サポート
   禁煙について相談のあった方及び町禁煙希望者12名を対象として禁煙サポートを実施しました。訪問、電話、メールなどで相談に応じ、結果6名の方が卒煙しました。

 ② 禁煙希望者への集団サポート
   禁煙トライ者からの質問の解答や禁煙に関する情報を掲載した新聞「禁煙タイム」を発行、禁煙トライ者同士が近況報告しあいながら仲間づくりができる場を提供しました。

基本事業番号 : 33102
基本事業名称 : 食環境の整備

主な取組内容
・県民一人ひとりの健康的な食生活習慣の形成をはかるため、関係者が協働して、若年期からの食育の推進及び「みえの食生活指針」の普及啓発を行います。
・健康的な食の選択を可能にするため、特定給食施設等に対する指導の充実を図るとともに関係団体等と協働して健康に配慮した食の提供など、食環境の整備を進めます。
・市町村栄養士の育成を行うとともに、食に関するボランティアの育成とネットワークづくりを行い、地域に根ざした栄養改善活動などを進めます。
・食生活と生活習慣病等に関する調査を実施し、健康づくり活動に生かします。

(1)みえの食環境の推進

 県民の健康増進は県民個人の生活を起点とした様々な分野が連携を図りながら行われる必要があることから、栄養改善の各分野の連携及びボランティアなどマンパワーの育成を図っています。
 また、健康増進法第18条に基づき、特定かつ多数の喫食者に対して継続的に食事を供給する特定給食施設等に対し、栄養管理の実施について必要な指導及び助言を行うことにより、県民の栄養状態の改善、健康の保持増進を図ります。

① 地域栄養管理ネットワーク研究会

  地域の栄養・食生活上の問題に対し、保健・医療・福祉・教育・産業などで活動している管理栄養士及び栄養士のネットワークを図り、連携協力して栄養改善の観点から健康づくりを展開することを目的に研究会を設置しています。

ア.委員会の設置

  地域栄養管理ネットワーク研究会の円滑な推進を図るために設置した委員会では、研修会や事業を検討しました。
 ① 委員会の開催  7回
    平成17年5月20日(金)、7月14日(木)、10月3日(月)、11月24日(木)、12月16日(金)
    平成18年1月23日(月)、2月28日(火)
 ② 委員会では、平成11年度に策定した「栄養改善活動指針」をもとに、各分野(職域)の現状と課題を見直し、「連携」を生かした今後の取り組みについて検討し、次年度以降のとりくみとして提案することができました。

<主な提案事項>

 ① 栄養情報の共有の仕組みづくり
   医療機関、福祉施設、地域において管理栄養士・栄養士が、対象者に対し切れ目のない食事療養・食支援を行うため、栄養情報を共有する仕組みを考え、具体的に取り組むこと

 ② 食の自立支援による低栄養予防
   地域包括支援センター、訪問介護員団体、地域活動関係団体などとの協働により、高齢者の食の自立支援を通して介護予防を図るため、高齢者と共に調理を行う共同調理のノウハウや レシピづくりなどを研究すること

 ③ 啓発・指導用ツールの活用と工夫
   食品単位でなく料理単位で「適量」がわかる「食事バランスガイド」について、健康づくりや生活習慣病予防の観点から、実際の食事の選択に役立つ栄養教育・指導・啓発用ツールとして、個人や食環境への活用方法を研究すること

イ.研修会の開催

  平成17年度から5年間使用する「日本人の食事摂取基準2005年版」が策定され、栄養管理の「基準」の概念が大きく変わったため、管理栄養士等がこの新基準を十分理解し、活用できるよう研修と情報交換の場を提供しました。

 ① 開催日時  平成17年8月30日(火)13:30~16:30
 ② 開催場所  三重県庁講堂
 ③ 参加者数  295人(内 管内該当者数 99人)
 ④ 内容
  ・講演「日本人の食事摂取基準(2005年版)の活用について」
  ・講師 独立行政法人国立健康・栄養研究所 由田 克士 先生
  ・情報交換

② 特定給食施設指導

ア.施設指導状況

    指導実施施設数  114施設(うち特定給食施設44施設)

イ.特定給食施設等従事者研修会の開催

    日 時:平成17年12月8日(水) 13:30~16:30
    場 所:三重県津庁舎大会議室
    参加者:管内給食施設の調理師・調理員・管理栄養士・栄養士 135人
    内 容:・特定給食施設等における衛生管理について
            津保健福祉部 食の安全・安心監視グループ主査 日沖 雅人
        ・事例提供
          「給食の危機管理対策について 災害時・感染症発生時の対応」
            津市教育委員会学校教育課 副主幹 長谷川真理子 先生
        ・事例提供
          「非常用食材料の備蓄について」
            津生協病院 管理栄養士 猪田 秀子 先生

③ 人材育成

ア.食生活改善推進員

  地域で食生活改善を推進する食生活改善推進員に研修や情報提供を行い、活動を支援しました。

 1)食生活改善推進員数(平成17年4月1日現在)

    津支部                    久居支部

市町村名

推進員(人)

 

 

 

 

 

 

 

市町村名

推進員(人)

津市

107

久居市

141

河芸町

24

香良洲町

38

芸濃町

30

一志町

58

安濃町

51

白山町

107

美里村

37

美杉村

43

合  計

249

合  計

387

 2)地区組織支援

   地区組織自らが、組織強化を図るため会員の研修を開催できるように、企画段階から支援を行いました。
   ・地区組織支援
    会員歴3~5年研修 平成17年7月20日(水) 20人
    会員歴1~2年研修 平成17年7月12日(火) 32人
    地区役員研修    平成17年5月31日(火) 22人
   市町村合併に伴い、現行組織体制の見直しを行う10組織役員会へ情報提供やアドバイスを実施した。
    会議の開催  10回
   ・情報提供
    会員のニーズに合わせ研修会を開催し、情報提供を行いました。 2回 延べ 191人

イ.地域活動栄養士

  市町村の栄養指導事業を担う地域活動栄養士の育成と資質向上のための情報提供や市町村合併に伴う2組織の合併の運営方法、新たな活動等について適宜アドバイスを行いました。

 1)津地域活動栄養士会会員数  9名
   久居地域活動栄養士会会員数 5名

 2)研修会の開催及び情報提供

開催回数(回)

11

④ 栄養相談・指導

ア.難病患者及び複数の疾病を有する人等への専門的栄養相談・指導等を行いました。

個別指導人数

11人

イ.健康増進法による栄養表示基準等の相談・指導を行いました。

  相談・指導件数  15件

(2)みえの食育推進

 早期からの生活習慣病対策として、教育委員会や農林水産商工部との総合行政により「食事を楽しみバランスよく食べる力」や「生きる力」を育む【食育】を展開します。
 また、急速に進む、県民の外食及び中食依存に対応するため、飲食店や、食品加工者、食関連NPO、街づくりNPO・県民と共に、地域活性と県民の健康づくりを支援します。

① 食育推進研修会

  地域における幼児期からの食育関係者を対象に「食事を楽しみながらバランスよく食べる力」「生きる力」を育む「食育」の重要性やその実践例について情報を提供・交換し、共有しました。

    日  時:平成18年3月6日(月) 午後
    場  所:三重県津庁舎大会議室
    参加人数:127人
    内  容:事例提供「各年齢に応じた食育の実践
               ~平成16年度食育モデル園~」
                 津市ひとみね保育園 保育士
                       田辺美恵子 氏  川原田典子 氏
         報告及び提案
             「津地域の食育関係者の役割と協働について
               ~成果のあった取り組み、今後の課題と実践に向けて~」
                 座長 食育推進ネットワークプロジェクト会議代表
                       医学博士 駒田聡子 氏
         報告・提案者
             保育園現場から              芸濃保育園 園長  近澤ゆき子 氏
             地域の子育て支援活動現場から
               特定非営利活動法人津子どもNPOセンター  平澤 田代 氏
             地域の食支援活動現場から
                                     津市食生活改善推進協議会  山本 明子 氏
             児童養護施設から         聖マツテヤ子供の家  青木 智美 氏
             地域の食支援活動現場から
                            生産者グループ  佐野すま子 氏
                          津地域活動栄養士会  川上美千代 氏
             津市福祉行政                津市こども家庭課  村田 幸穂 氏
             津市保健行政            津市中央保健センター  笹井 新子 氏
             津市学校教育          津市教育委員会事務局  長谷川真理子 氏

② 食育推進ネットワークプロジェクト会議

   委員会開催 2回
    第1回 平成17年11月16日(水)
    第2回 平成18年2月20日(月)

③ 食生活指針・食育定着化活動

  管内保育園60箇所に5才児とその担任に主食、主菜、副菜のランチョンマット1,620枚を、保育園各クラスに食器の並べ方のランチョンマット560枚を、保育園にみえの子すこやか食生活指針の策定趣旨と食育推進うちわを、それぞれ配布しました。

④ 委託事業

ア.食育モデル園(1ヵ所)

    内 容:0~5才児、各年齢にあわせた食育の目標、計画をたてとりくみ、同じ市内の他園に向けて食育の発信。

イ.食育ボランティア活動(1ヵ所)

    内 容:保育園、児童館と協働し食育を推進した。
        ・3色食品(赤・黄・緑)のパネルを用いて説明
        ・おやこクッキングの開催など

⑤ 食育推進ボランティアの養成事業

  子供が「食」に関わりながら成長し「楽しく食べる子供」になっていくことをめざし、食生活改善の実践者である食生活改善推進員等を対象として「地産地消費」「食の安全・安心」を含め、みえの食生活指針の具体的な実践法の提示を行いました。

   養成講座 2回開催
   養成人数 59人

⑥ 食の安全・安心アドバイザー養成事業

  食の安全・安心対策や食品表示についての理解を深め、自身の日常生活に役立てるとともに、食の安全・安心対策への協力を得られる人材を養成しました。

   日  時:平成17年8月2日(火) 午後
   場  所:三重県津庁舎61会議室
   参加人数:49人

(3)低栄養対策事業

 高齢者の低栄養状態を予防或いは改善することは、介護予防に有効であること、そのためには保健と福祉の連携を強化することや多職種によるチームケアが必要であることなどについて、対象別に3回に分けて研修会を開催し、介護予防(栄養改善)の実施体制の整備を図りました。

ア.食のボランティアを対象とした研修

   日 時:平成17年11月14日(月)9時30分~14時30分
   場 所:県津庁舎 第66会議室及び栄養指導室
   参加者:食生活改善推進員34人
   内 容:講義:「介護予防を中心とした高齢者の食生活と生活機能維持について」
             ~介護予防からみた栄養改善の意義と地区組織活動に期待するもの~
             講師:津保健福祉部管理栄養士
       調理実習「低栄養予防のための高齢者の食事」
             講師:津地区地域活動栄養士(管理栄養士)

イ.高齢者施策関連多職種を対象とした研修

   日 時:平成17年12月5日(月)13時30分~16時30分
   場 所:県津庁舎 大会議室
   参加者:介護支援専門員、ソーシャルワーカー、管理栄養士、保健師、民生委員他 152人
   内 容:制度説明「18年度老人保健事業及び介護保険制度(地域支援事業)について」
             講師:県老人保健担当者
       講演「介護予防市町村モデル事業(栄養改善)を実施して」
             講師:埼玉県和光市長寿あんしん課介護
             介護福祉担当主査兼在介リーダー 東内 京一先生

ウ.管理栄養士・栄養士を対象とした研修

   日 時:平成18年3月15日(水)13時30分~16時30分
   場 所:県津庁舎 大会議室
   参加者:管理栄養士及び栄養士109人
   内 容:事例提供「栄養ケア・マネジメント体制の立ち上げについて」
             寺田病院介護療養型医療施設 辻川 奈里子先生
       事例提供「栄養ケア・マネジメントを実施して」
             特別養護老人ホームフルハウス 藤原 靖成先生
       講演「栄養アセスメントと事後評価について」
             講師:独立行政法人国立健康・栄養研究所 室長 由田 克士先生

基本事業番号 : 33103
基本事業名称 : こころの健康づくりの推進

主な取組内容
・地域精神保健福祉活動を推進するため、市町村及び関係機関に対し、専門的立場から技術指導及び技術支援を行います。
・ライフサイクルの各期に対応できるこころの危機ケアネットワークの構築をするため、こころのネットワークづくり事業を行います。
・地域精神保健福祉関係者を対象として児童期、思春期、老人期等ライフステージ別に、引きこもりやストレスケアなど時代の要請に応じた研修会を行います。

(1)精神保健福祉

 精神保健福祉思想の普及啓発に努め、関係機関と常に密接な連携を保ち障害者の早期治療、再発防止・社会復帰に重点を置き事業推進を図っています。

 また、平成18年4月から障害者自立支援法の施行により、精神通院医療制度が改正されるため、平成18年1月より現受給者を対象に継続申請の案内を行い、約3,000件の申請がありました。

(1) 精神保健福祉法第23・24条に基づく申請及び通報件数等状況

① 平成17年度通報等状況

 

通報・申請件数

要 措 置

非措置(うち鑑定不要)

23 条 申 請

0

0

0   

24 条 通 報

31

3

28 (14)

31

3

28 (14)

② 年度別通報等件数推移

H12年度

H13年度

H14年度

H15年度

H16年度

H17年度

6

18

20

32

34

31

(2) 通院医療費公費負担申請状況

① 通院医療費公費負担申請数

   ※平成18年より自立支援法成立のため、継続申請数を含む。

② 通院医療費公費負担市町村別受給者数(平成18年3月末現在)

 

H14年度

H15年度

H16年度

H17年度

津 市

2,511

2,798

3,293

3,588

(3) 精神障害者保健福祉手帳交付申請状況

① 精神障害者保健福祉手帳申請数

② 市町村別精神障害者保健福祉手帳所持者数(平成18年3月末現在)

 

H14年度

H15年度

H16年度

H17年度

津 市

473

587

760

944

(4) 精神保健相談実施状況

① 来所相談(実数)

H13年度

H14年度

H15年度

H16年度

H17年度

85

125

104

112

76

② 電話相談(延)

H13年度

H14年度

H15年度

H16年度

H17年度

862

1,067

1,181

1,368

683

③ 訪問(実数)

H13年度

H14年度

H15年度

H16年度

H17年度

63

66

149

125

96

(5) 社会復帰対策事業

① 社会適応訓練事業(通院患者リハビリテーション)

 精神障害者を一定期間事業所へ通わせ、集中力、対人能力、仕事に対する持久力、環境適応能力等の涵養を図るための訓練を行い、社会的自立を促進し、社会復帰を図っています。

(平成17年度)

 

 

管内協力事業所数

28

社会適応訓練実施 実人数

19

    〃    延人数

26

② 精神障害者社会復帰事業

◎ 名 称

「ひろば」

ア.目 的

回復途上にある精神障害者の社会復帰を促進するため、定期的に行う集団活動を通じ、参加者相互の交流と仲間づくり、日常生活の自立、社会生活への参加意欲を向上させていきます。

イ.対 象

在宅療養中の精神障害者で、主治医の了解と家族の協力が得られる者。
(老人性疾患、知的障害、アルコール依存症、薬物嗜癖は除く。)

ウ.開催日時

毎週木曜日 9時30分~14時30分

エ.内 容

社会環境に即した身近な体験学習を中心に、レクリエーション、スポーツ、料理、創作活動、生活指導、社会見学、機関誌の発行等。

オ.1日のスケジュール

9:00

9:30

10:00

11:30

13:00

14:30

15:00

スタッフ

ミーティング

ミーティング

プログラム

昼食

プログラム

ミーティング

スタッフ

ミーティング

カ.参加者数                           (平成17年度)

参加者実人数

参加者延人数

1日平均参加者数

29

510

17.0

◎ サロンの開催

参加者(延)

ボランティア(延)

199名

151名

(6) 市町村支援

<デイケア・サロンへの支援>         (平成17年度)

 

開催回数

支援回数

旧香良洲町

12

11

旧一志町

12

12

旧白山町

24

12

旧美杉村

12

10

<管内市町村精神保健福祉担当者会議>                      (平成17年度)

開 催 日

出席者数

内      容

平成17年5月23日(月)

7

事例検討・自立支援法案

平成17年6月20日(月)

10

事例検討・自立支援法案

平成17年8月22日(月)

8

自立支援法案

平成17年10月24日(月)

29

医療観察法

平成17年12月19日(月)

9

自立支援法

    ※ 第4回は対象を拡大し、関係機関も出席

<自立支援法説明会>

開 催 日

対      象

参加者数

平成17年8月19日(金)

社会復帰施設利用者

31

平成17年9月25日(日)

榊原病院家族会(ななくり会)

10

平成17年12月7日(水)

こころの医療センター家族会(いすず会)

27

    ※ 第1回は旧津市と共同で実施

<管内医療機関への自立支援法に関する個別説明の実施>

  ・管内該当医療機関20箇所に実施

本ページに関する問い合わせ先

三重県 津保健所 〒514-8567 
津市桜橋3-446-34(津庁舎5階)
電話番号:059-223-5290 
ファクス番号:059-223-5119 
メールアドレス:thoken@pref.mie.lg.jp

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