県が実施した特別監視指導の対象28事業者すべてが適正に米の購入・保管・販売を行っていることを確認し、本日、特別監視指導の検査結果をホームページ「三重県食の安全・安心ひろば」にて公開しました。
1概要
県では、ミタキライス等による米の産地偽装を受けて、昨年10月30日から県内の大手米穀取扱業者28者に対して特別監視指導を実施してきました。特別監視指導では、伝票調査、米の品種(コシヒカリなど)を判別するDNA検査及び産地を推定する微量元素測定を実施しました。さらに加工米や外国産米を扱っている場合は、その仕入先と納入先の伝票調査を行いました。
2米偽装の再発防止に向けて
米穀取扱事業者による違法行為の再発防止、米の適正な流通を確保していくために、本年度、新たに米穀コンプライアンス推進員を配置し、事業者がコンプライアンス意識の醸成に継続的に取り組むように支援するとともに、新たな米穀監視指導員の配置や国等の連携強化により、より一層の監視指導の充実・強化に努めてまいります。
(米穀コンプライアンス推進員)
コンプライアンス体制の整備または担当者の設置等の米穀事業者の自主的な取組を支援する専任の嘱託職員です。
(米穀監視指導員)
特別監視指導の手法を基本に立入調査を実施する専任の嘱託職員です。