斎宮歴史博物館の館蔵品展は、公開の機会が少ない館蔵資料を中心としたコレクション展です。斎王や斎
宮にゆかりの深い古典文学作品やその関連資料を展示し、斎王・斎宮をめぐる古典文学の世界をご紹介しま
す。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開催期間が大幅に縮小された令和元年度の館蔵品展の展示構成
を基本とし、一部展示資料を入れ替えて実施します。
1 開催期間
令和3年2月20日(土)から4月11日(日)まで
休館日:2月22日、3月1日・8日・15日・22日・29日、4月5日(いずれも月曜日)
2 場所
斎宮歴史博物館 特別展示室(三重県多気郡明和町竹川503)
3 開館時間
9時30分から17時まで(ただし入館は16時30分まで)
4 観覧料
無料
※常設展示を観覧する場合は、所定の観覧料が必要です。
5 展示内容
館蔵品展「斎王ゆかりの古典文学の世界」
斎王や斎宮は、数多くの古典文学作品に登場します。そのため当館では、斎王や斎宮にゆかりのある
古典文学作品や、関連する美術品を数多く収集しています。今年度の館蔵品展では、これまでに当館が
収集した、伊勢物語や源氏物語をはじめとする古典文学作品、勅撰和歌集などの歌集、これらに関連す
る美術品から、斎王・斎宮をめぐる古典文学作品の世界をご紹介します。
・展示資料点数 約40点
【主な展示資料】
伊勢物語図井筒菱つなぎ形茶箱(いせものがたりずいづつひしつなぎがたちゃばこ)
江戸時代
三十六歌仙図画帖(さんじゅうろっかせんずがじょう) 江戸時代前期
源氏物語絵巻(げんじものがたりえまき) 江戸時代中期
源氏物語図屏風(げんじものがたりずびょうぶ) 江戸時代前期
三十六歌仙図色紙貼交屏風(さんじゅうろっかせんずしきしはりまぜびょうぶ)
江戸時代中期
歌仙絵抄(かせんえしょう) 文化7年(1810)
千載和歌集(せんざいわかしゅう) 室町時代か
百人一首図会(ひゃくにんいっしゅずえ) 江戸時代
狭衣物語(さごろもものがたり) 江戸時代
6 関連行事
【展示解説会】
日時:3月6日(土) 13時30分から14時まで(終了時刻は予定)
4月3日(土) 13時30分から14時まで(終了時刻は予定)
会場:斎宮歴史博物館 講堂
参加方法:自由参加(事前申込不要)、無料
※新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、変更が生じる可能性があります。
7 主催
斎宮歴史博物館