斎宮歴史博物館では、春季企画展「花愛づる人びと―歌と宴と―」を下記のとおり開催します。期間中には、学芸員による展示解説会を実施します。ぜひご家族やご友人とお越しください。
1 開催期間
令和5年3月26日(日)から5月14日(日)まで
休館日 3月27日(月)、4月3日(月)・10日(月)・17日(月)・24日(月)、
5月8日(月)
※5月1日(月)は開館いたします。
会期中に展示替えを行います。
【前期展示】:3月26日(日)から4月16日(日)まで
【後期展示】:4月18日(火)から5月14日(日)まで
2 場所
斎宮歴史博物館 特別展示室(三重県多気郡明和町竹川503)
3 開館時間
9時30分から17時まで(ただし入館は16時30分まで)
4 観覧料
【個人】一般:300円 大学生:240円 高校生以下:無料
【団体】一般:240円 大学生:190円 高校生以下:無料
※団体は20名以上
※常設展も併せて観覧の場合は、所定の観覧料が必要です。
【常設展示観覧とのセット料金】
一般:610円 大学生:440円 高校生以下:無料
5 展示内容
日本には、春は桜、夏は朝顔というように、四季を通じて様々な花が咲いています。花は見た目の美し
さによって、観賞はもとより、和歌や絵画の題材になるなど、古くからいろいろなかたちで愛でられ、
人びとの暮らしに彩りを添えてきました。本展では、和歌と宴に注目して、花を愛でる文化を紹介しま
す。あわせて、斎宮で詠まれた和歌をヒントに、平安時代に斎宮を彩った花についても紹介します。
【展示資料点数】 約30点
【主な展示資料】
1. 三十六歌仙図画帖(さんじゅうろっかせんずがじょう)江戸時代 斎宮歴史博物館蔵
2. 菅家文草(かんけぶんそう) 【前期展示】 江戸時代 名古屋市蓬左文庫蔵
3. 北野天神縁起(模本)(きたのてんじんえんぎ) 明治時代 京都市立芸術大学芸術資料館蔵
4. 源氏物語絵巻(げんじものがたりえまき) 江戸時代 斎宮歴史博物館蔵
5. 春秋草花図下絵三十六歌仙図色紙貼交屏風[土佐光起(とさみつおき)画]
(しゅんじゅうくさばなずしたえさんじゅうろっかせんずしきしはりまぜびょうぶ)
【前期展示】 江戸時代 斎宮歴史博物館蔵
6. 十二カ月図屏風(じゅうにかげつずびょうぶ)[月岡雪鼎(つきおかせってい)画]
【後期展示】 江戸時代 滋賀県立琵琶湖文化館蔵
7. 時代風俗図屏風(じだいふうぞくずびょうぶ)[桑名市指定文化財]
【前期展示】 江戸時代 桑名市博物館蔵
8. 屏風「桜狩」(びょうぶ さくらがり)[帆山花乃舎(ほやまはなのや)画]
【後期展示】 江戸末~明治時代 桑名市博物館蔵
9. 類聚雑要抄図巻(るいじゅうざつようしょうずかん) 江戸時代 斎宮歴史博物館蔵
10.四季草花花籠蒔絵提重(しきくさばなはなかごまきえさげじゅう)
江戸時代 株式会社赤福蔵
11.斎宮女御集(さいくうのにょうごしゅう) 室町時代 斎宮歴史博物館蔵
12.夫木和歌抄(ふぼくわかしょう) 江戸時代 名古屋市蓬左文庫蔵
6 関連行事
・展示解説会
日時:4月8日(土)、5月6日(土)
いずれも13時30分から1時間程度
場所:斎宮歴史博物館 特別展示室
参加方法:事前申込不要 ※当日の企画展の観覧券が必要です。
7 主催
斎宮歴史博物館
8 その他
(1)新型コロナウイルス感染症拡大の状況によっては、内容の変更やイベントを中止する可能性があ
ります。
(2)ご来館に際しては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、感染症対策へのご協力をお願い
いたします。
※2月18日(土)から4月9日(日)に開催を予定しておりました館蔵品展は、館内行事見直しのため中
止とし、令和5年度春季企画展の会期を例年より繰り上げて、3月26日(日)から開催いたします。