県では、猫の殺処分数の減少や地域における飼い主のいない猫による糞尿被害等の問題の解決に向け、公益財団法人どうぶつ基金と連携し、飼い主のいない猫の無料不妊手術等を行っています。
令和3年度第1回目の事業を、次のとおり公益財団法人どうぶつ基金、地域住民、ボランティア(獣医師を含む)、関係市町職員等と連携して実施します。
1 日時
令和3年10月20日(水)、21日(木) 9時00分から17時00分まで
2 場所
三重県動物愛護推進センター「あすまいる」 (津市森町2438-2)
3 実施予定数
県内の飼い主のいない猫 180匹(予定)
※事前に対象とする地域と猫を決めて手術等を行います。
4 内容
飼い主のいない猫に次の処置を行います。
不妊・去勢手術、さくら耳カット、三種混合ワクチン接種、ノミ・ダニの駆除、目薬の点眼、補液
※獣医療費等の一部をどうぶつ基金に負担していただき無料で行います。
5 主催者
公益財団法人どうぶつ基金、三重県
6 令和2年度の本事業の実績(全2回)
341匹(オス142匹、メス191匹、耳カット等のみ8匹)
7 その他
(1)猫問題のある地域で、まず先行して「さくらねこTNR」(Trap/捕獲し、Neuter/不
妊手術を行い、さくら耳カットをして、Return/元の場所に戻す)を行うことを「TNR先行
型地域猫活動」といい、さかり声・糞尿臭を激減させ、さらに繁殖を防ぎ、猫問題を根本から解決す
る方法です。どうぶつ基金では、令和3年8月末日現在で188,540匹(全国、累計)のさくら
ねこTNR無料不妊手術を行っています。
(2)「さくらねこ」とは
不妊・去勢手術済みのしるしに、耳先をさくらの花びらの形にカットしたねこのことです。
また、この耳のことを、さくら耳といいます。
(3)どうぶつ基金と三重県動物愛護推進センター「あすまいる」は、平成29年9月に「さくらねこ不
妊協働事業に関する協定」を締結し、本事業を実施しています。