三重県は、みえ国際協力大使の委嘱を受けたJICA海外協力隊が、その活動のために必要な物資がある場合は、県民の皆さまに呼びかけて支援物資を収集し、大使に送付しています。
新型コロナウイルス感染症のため一時帰国し、2月下旬以降に再派遣予定の大使から、以下のとおり支援物資の要請がありました。
ご協力いただける方は、下記担当までご連絡ください。
1.要請する支援物資:ソフトボール用のキャッチャーマスク2個、キャッチャー用ヘルメット2個
※日本の良質な道具を使っていただくため、マスクは「SGマーク」の入っている物、
ヘルメットはJSA検定マーク入りのものを希望します。
2.要請者:小﨑 愛暉さん(2019年度2次隊 派遣国:ブラジル連邦共和国 職種:ソフトボール)
3.要請の内容
私は2020年1月からブラジルへ派遣され、ブラジルのインダイアツーバにある12歳以下の子ども
たちが集まったソフトボールチームに所属して指導を行なっていましたが、新型コロナウイルスの
影響により、約2ヶ月で帰国を余儀なくされました。この度、再派遣していただける見込みとなり、
現地で必要な道具を持参して現地へ赴こうと考えています。
2020年当時は指導するよりも環境に慣れることやチームの状況を把握することで終わって
しまったので、再派遣後はソフトボールの指導はもちろん、日本の礼儀や作法をブラジルの子ども
たちに伝えていきたいと考えています。そして、自分の所属するチームのみならず、多くの人に
ソフトボールを知ってもらえるよう、普及活動にも取り組みたいと考えています。
ブラジルではソフトボールはマイナーなスポーツです。道具を販売している場所が少ない上に
高価で、品質も日本に比べると良くありません。私の指導先は学校に所属するチームではないため、
補助もなく全て個人負担で道具を揃えなくてはなりません。ソフトボールを普及させていくためには、
まず誰でも気軽にソフトボールができる環境作りが大切であることから、みんなが使える道具を
確保したいと思います。一時帰国後、グローブ、ボール、バットなどを知り合いにお願いして集めて
きましたが、上記キャッチャー関係の道具が足りませんので、ご提供をお願いします。
4.問い合わせ先
三重県国際戦略課 八太(はった)
電話059-224-2844、ファクス059-224-3024、メールkokusen@pref.mie.lg.jp
5.注意点
・令和4年1月31日(月)までに三重県庁へ到着することが条件になります。
・支援物資の三重県庁までの送料等は、ご協力いただける方でご負担をお願いします。
・要請数を越える数量の協力の申出があった場合は、ご連絡の先着順で受け付けさせていただき
ますので、申出をいただいてもお断りする場合があります。