三重県埋蔵文化財センターでは、これまでの発掘調査や研究の成果などを県民の皆さんにわかりやすく紹介する「公開考古学講座」を年間5回、隔月で開催しています。今年度もこれまで4回の講座を開催し、さまざまなテーマで三重県の歴史にふれていただく企画を実施してきました。
今年度最終回の第5回は、「伊賀の山間部の歴史-上長瀬遺跡の発掘調査から-」と題した講座を開催いたします。
1 日時 平成30年1月13日(土)午後1時30分から午後3時00分まで
2 会場 三重県埋蔵文化財センター 嬉野分室 学習棟
(松阪市嬉野川北町501番地)
※近鉄「伊勢中川」駅下車 東口から徒歩約15分
3 内容 上長瀬遺跡は、伊賀の山間部に位置する鎌倉時代(約800年前)の遺跡です。
平成24年に行った発掘調査では屋敷跡が見つかるとともに、畿内で広く生産された
瓦器や珍しい九州産の温石(現代のカイロにあたるもの)などが出土しました。
講座では、調査からわかる中世の人々の生活の様子などについて紹介します。
また当日は、調査で出土した瓦器や温石の実物もご覧いただけます。
4 講師 三重県埋蔵文化財センター 谷口 文隆(たにぐち ふみたか)
5 対象 どなたでも参加できます。事前の申し込みは不要です。
(会場は定員約50名)
6 参加費 無料
7 特記事項 ・開催場所については、三重県埋蔵文化財センターのホームページをご覧ください。
http://www.pref.mie.lg.jp/maibun/hp/
・問い合わせ先については、以下にお願いします。
(前日まで)三重県埋蔵文化財センター 活用支援課(TEL:0596-52-7034)
(当日)三重県埋蔵文化財センター 嬉野分室(TEL:0598-42-5886)