三重県埋蔵文化財センターでは、これまでの発掘調査や研究の成果などを県民のみなさんにわかりやすく紹介する「公開考古学講座」を開催しています。第2回の公開考古学講座では、伊賀市の森脇(もりわき)遺跡、いなべ市の宮山(みややま)遺跡の発掘調査成果を映像や展示資料も交えてご紹介します。
三重県の各地域で行われる発掘調査、歴史や考古学に興味のある方など、多数のご来場をおまちしています。
記
1 テーマ (1)森脇(もりわき)遺跡発掘調査結果からみる地方豪族のお屋敷
(2)青川と石斧(せきふ)づくりのムラ-いなべ市宮山(みややま)遺跡-
2 日時 令和元年7月13日(土曜) 午後1時30分から午後3時00分まで
3 場所 三重県埋蔵文化財センター 嬉野分室学習棟(松阪市嬉野川北町501)
近鉄「伊勢中川」駅下車、東口から徒歩約15分)
※自家用車でご来場の方は添付地図を参照してください。
4 内容 ・伊賀市市部に位置する森脇遺跡。その発掘調査成果のなかから、律令政治(りつりょうせい
じ)の時期に焦点をあてて解説します。計画的に配置された建物群や精緻に作られた井戸な
ど注目される遺構について、写真や出土資料も交えてご紹介します。
・いなべ市大安町に位置する宮山遺跡。隣接する青川(あおがわ)では良質の石材が採集でき
ます。この宮山遺跡の発掘調査では、木工用の石斧(せきふ)が多数出土しました。最近の
研究動向も交えながら、弥生時代の道具づくりと物流の様子をご紹介します。
5 講師 三重県埋蔵文化財センター職員
6 定員 約50名
7 対象 どなたでも参加できます。事前の申込みは不要です。
8 参加費 無料
9 問合せ先 (前日まで)三重県埋蔵文化財センター 活用支援課
(電話:0596-52-7034)
(当日) 三重県埋蔵文化財センター 嬉野分室
(電話:0598-42-5886)