本件については、保健所設置市である四日市市において、濃厚接触者の把握などの調査を確実に行っていきますが、三重県としても連携を密にしながら県民の皆様の不安解消に向けて取り組んでいきます。
<四日市市報道資料提供>
令和2年4月16日
四日市市保健所長
新型コロナウイルス感染症の感染者発生について(2例目)
4月15日にお亡くなりになられた市内在住者1名が三重県保健環境研究所の検査により、本日、新型コロナウイルスに感染していることが判明しました。お亡くなりになられた方に哀悼の意を表するとともに、ご遺族の方には心よりお悔やみを申し上げます。内容につきましては、次のとおりです。今後、本件について、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査、健康観察等を確実に行ってまいります。
【概要】
(1)年 代:50代
(2)性 別:男性
(3)居住地:四日市市(日本国籍)
(4)職 業:会社員
(5)症状・経過:
4月 7日 37.5℃の発熱。
4月 8日 37.5℃の発熱継続、咳症状あり。
4月 9日 医療機関Aを受診。
4月15日 家族が本人の意識状態等から救急搬送を要請。
救急隊が心肺停止を確認し、警察へ連絡。
警察から保健所に連絡があり、警察医の指示により検体採取。
4月16日 PCR検査を実施した結果、陽性と確認。
(6)行動歴: 症状出現以降は、自宅にて療養。その他については、現在調査中です。
※ 本情報提供は、感染症予防啓発のために行うものです。報道機関各位におかれましては、患者等の個人に係る情報について、プライバシー保護等の観点から、提供資料の範囲内での報道に、格段の御配慮をお願いします
〇今後とも国、県などの関係機関と密に連携しながら、迅速で正確な情報提供に努めてまいります。
○ 市民の皆様におかれましては、過剰に心配することなく、咳エチケットや手洗いの徹底などの感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
〇次の症状がある方は四日市市保健所内の帰国者・接触者相談センター(電話番号059(352)0594)に相談してください。
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※高齢者や基礎疾患のある方は、上記の状態が2日程度続く場合
〇市内市立小中学校における臨時休業中の登校日(分散登校)については、20日(月)から中止します。
詳細は四日市市保健所保健予防課 (電話 059‐352‐0594)にお問合せください。