2003(平成15) 年度 当初予算 基本事業目的評価表 |
基本事業名 | 23102 県立病院の医療サービス提供 | 評価者 | 所属 | 病院事業庁 県立病院経営チーム | 職名 | マネージャー | 氏名 | 山本 浩和 | 電話番号 | 059-224-2370 | メール | yamamh03@pref.mie.jp | 評価年月日 | 2002年11月29日 |
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政策・事業体系上の位置づけ | 政策: | 安心できる生活の確保 | 施策: | 231 医療提供体制の整備 | 施策の数値目標: | 医療に対する県民満足度 |
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基本事業の目的 | 【誰、何が(対象)】 |
医療を必要とする県民(患者)が |
【抱えている課題やニーズ】 |
安全で安心できる生活の確保 |
という状態を |
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】 |
県立病院の役割に沿った良質で満足度の高い医療の提供を受けている |
という状態にします。 |
その結果、どのような成果を実現したいのか(結果=施策の目的(2010年度のめざす姿)) |
県内どこで生活していても、また救急時においても患者本位の医療提供体制が整備されています。 |
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数値目標に関する説明・留意事項 | 患者満足度:入院及び外来患者アンケート「親しい友人や家族へ当院を紹介しますか」項目の推薦率2003年度目標の考え方:当院の患者様の4人に3人(75%)の方が当院を信頼し家族や友人を紹介していただける。 |
2003年度 マネジメント参考指標の実績 | | 種類 | マネジメント参考指標 | 数値目標の困難度 | 達成度/5点 |
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1 | 副次的 | 経常収支比率 | 十分達成可能な目標 | | 2 | 事業量 | 病院機能の向上度 | 十分達成可能な目標 | | 3 | | | | | 4 | | | | | 5 | | | | | 6 | | | | |
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<参考>マネジメント参考指標の種類 | | 事業量(必置)=主要な活動に関する参考指標(アウトプットなど) | | 協働度(必置)=対象者や他団体等との連携・協働に関する参考指標(意見反映件数等) | | 比 較(任意)=他団体等との比較に関する参考指標(全国順位など) | | 副次的(任意)=間接的・副次的な効果や成果に関する参考指標(アウトカムなど) |
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2003年度 マネジメント参考指標に関する説明・留意事項 | 経常収支比率:医業収/経常費用病院機能の向上度:第三者機関の病院機能評価機構の認定率(1病院/4病院) |
基本事業の評価 |
2002年度の取組内容 | 成果の達成見込み |
概ね順調 |
これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること |
第二次経営健全化計画(2002年度〜2003年度)の目標である「県立病院の理念を追求し、経営健全化を定着させる」ため、第一次経営健全化計画の総括を行なうとともに、県立病院の経営を多面的に評価する新たなマネージメントシステムの構築に向け取り組んできました。また、「収支の健全化」、「機能の健全化」、「自立の健全化」を3本の柱として、病院事業の「単年度収支均衡を達成」することを目標に、病院事業職員一丸となって経営健全化に取り組んできました。 |
翌年度移行に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること |
診療報酬のマイナス改訂により医業収入が減少しましたが、更に収益の確保、費用の削減に努め、収支均衡を図る必要があります。また、新たなマネージメントシステムの構築に向け全職員が取り組むことが必要です。こうした取組により、経営基盤の安定化図り、良質で満足度の高い医療サービスの提供を行っていくことが課題となっています。 |
基本事業の展開 |
2003年度 施策から見たこの基本事業の取組方向 | 基本事業間の戦略での位置づけ |
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注力 | 総括マネージャーの方針・指示 | 改革方向 |
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↑ | 病院機能の一層の充実を図ること。 | 改善する |
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<参考>注力:取組への思い入れや経営資源投入など施策の中での力の入れ具合 | | ↑=相対的に力を入れて取り組んでいく | | →=従来どおりの力の入れ具合で取り組んでいく | | ↓=相対的に力の入れ具合を抑えていく |
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2003年度の取組方向 | 第二次経営健全化計画に基づき、「収支の健全化」の目標である収支均衡を前提として「機能の健全化」と「自立の健全化」に重点を置いた取組を行っていきます。このため、県立病院の経営の成果を多面的に評価する新たなマネジメントシステムを構築し、良質で満足度の高い医療を提供していきます。また、2004年度からの次期計画策定に向け、県立病院の役割、機能を見直し、有識者等からなる策定委員会で検討します。 |
総合行政の視点からの取組 | |
2003年度 構成する事務事業と事務事業間の戦略(注力、改革方向) (要求額:千円、所要時間:時間) |
基本事業名 | 要求額 | 対前年 | 所要時間 | 対前年 | 注力 | 改革方向 | 貢献度合 | 効果発現時期 |
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事業概要 | マネージャーの方針・指示 |
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A 総合医療センター事業 | 7,634,737 | 1,451,212 | 999,637 | 222,037 | → | 改善する | 直接的 | 即効的 | @北勢地域の急性期医療を担うため、救命救急センターを中心とする救急医療分野を充実させながら、他の病院・診療所等との連携を図りつつ、高度特殊医療を提供する。A県の医療水準と医療サービス向上に貢献するとともに、県の医療行政施策の支援基地としての機能を果たす | 「収支の健全化」の目標である収支均衡を前提として「機能の健全化」と「自立の健全化」に重点を置いて取り組むこと。 | B こころの医療センター事業 | 1,628,368 | 5,021 | 472,604 | 51,556 | → | 改善する | 間接的 | 中期的 | @県の精神医療の基幹病院として、それぞれの患者様の求めに合った総合的・専門的な医療とリハビリテーションを提供する。A精神医療のモデルとなる役割を果たし、誰もが安心して、利用できる精神科医療を行うとともに、社会復帰、社会参加を更に推進させるため、地域の諸 | 「収支の健全化」の目標である収支均衡を前提として「機能の健全化」と「自立の健全化」に重点を置いて取り組むこと。 | C 一志病院事業 | 875,468 | -119,773 | 134,784 | 31,897 | → | 改善する | 間接的 | 中期的 | @保健医療の一体的取組等地域と密着した医療をモデルとして提供する。A奥一志地域のシビルミニマムを確保するため、過疎化、高齢化に対応し、地域に不可欠な救急及び老人医療を中心とする機能を果たす。 | 「収支の健全化」の目標である収支均衡を前提として「機能の健全化」と「自立の健全化」に重点を置いて取り組むこと。 | D 志摩病院事業 | 3,474,414 | 48,990 | 631,988 | 119,486 | → | 改善する | 間接的 | 中期的 | @伊勢志摩サブ医療圏の中核病院として、2次救急、リゾートに対応できる医療を提供する。A病病連携、病診連携により、診療圏内の病院や診療所のリーダー的役割を果たす。 | 「収支の健全化」の目標である収支均衡を前提として「機能の健全化」と「自立の健全化」に重点を置いて取り組むこと。 | E 病院事業会計負担金 | 3,694,042 | 137,322 | 30 | 0 | → | 現状維持 | 考慮外 | 中期的 | 地方公営企業法に基づき県立病院事業が実施する救急医療、高度医療、特殊医療、施設改良等に要する経費を負担する。 | 現状のまま取り組むこと。 | F 病院事業会計補助金 | 645,292 | 26,497 | 30 | 0 | → | 現状維持 | 考慮外 | 中期的 | 地方公営企業法第17条の3により、企業会計において必要経費を賄うことが客観的に困難又は不適当な費用について補助する。 | 現状のまま取り組むこと。 | G 病院事業会計貸付金 | 800,000 | 0 | 30 | 0 | → | 現状維持 | 考慮外 | 中期的 | 県立病院の適正な資金運用を図るために貸付を行う。 | 現状のまま取り組むこと。 |
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<参考> 貢献度合: | 直接的=基本事業の目的達成などに直接関連・影響する | | 間接的=基本事業の目的達成などへの関連・影響の度合が副次的で、相対的に低い | | 考慮外=基本事業の成果への関連・影響の度合が副次的で、相対的に低い | <参考> 効果発現時期: | 即効性=基本事業の目的達成などに2年以下で効果を出す | | 中期的=基本事業の目的達成などに概ね3年〜5年で効果を出す | | 長期的=基本事業の目的達成などに概ね6年以上で効果を出す |
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休廃止する事務事業 | 事務事業 | 理由 | 2002年度予算額(千円) | 2002年度所要時間(時間) |
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