2003(平成15) 年度 当初予算 基本事業目的評価表 |
基本事業名 | 13104 歴史的資料の保存及び情報発信 | 評価者 | 所属 | 生活部文化振興チーム | 職名 | 文化振興担当マネージャー | 氏名 | 正福晴世 | 電話番号 | 059−224−2176 | メール | shoufh00@pref.mie.jp | 評価年月日 | 2002年11月25日 |
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政策・事業体系上の位置づけ | 政策: | 文化・スポーツの振興 | 施策: | 131 人と地域を支える文化の振興 | 施策の数値目標: | 県民文化祭への参加率 |
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基本事業の目的 | 【誰、何が(対象)】 |
歴史的資料の |
【抱えている課題やニーズ】 |
県の長い歴史の中で、生まれ、守り伝えられてきた歴史的・文化的資料を収集・整備し、県民共通の財産として次世代へ継承していくことが、新たな文化を育んでいく上で重要な課題となっています。また、その成果を公開し、活用を行い、広く県民に親しめるようにしていくことが求められています。 |
という状態を |
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】 |
保存が進み、後世に継承され、県内外への情報発信が行われている |
という状態にします。 |
その結果、どのような成果を実現したいのか(結果=施策の目的(2010年度のめざす姿)) |
身近な文化施設の整備や活用が進み、文化活動に親しむ人びとが増加するとともに、質の高い芸術文化を鑑賞する機会が各地域で提供されています。また、それぞれの地域の特色のある文化遺産や歴史的景観の継承、活用が進むことで、地域の文化が住民に親しまれるとともに、県内外との交流が活発に行われています。 |
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数値目標に関する説明・留意事項 | 県史編纂事業の成果を反映した「県史あれこれ」へのアクセス数を情報発信を表す指数としました。2002年度実績は10月末現在の見込み数です。 |
2003年度 マネジメント参考指標の実績 | | 種類 | マネジメント参考指標 | 数値目標の困難度 | 達成度/5点 |
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1 | 協働度 | 資料保存活用研究会出席者数 | | | 2 | | | | | 3 | | | | | 4 | | | | | 5 | | | | | 6 | | | | |
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<参考>マネジメント参考指標の種類 | | 事業量(必置)=主要な活動に関する参考指標(アウトプットなど) | | 協働度(必置)=対象者や他団体等との連携・協働に関する参考指標(意見反映件数等) | | 比 較(任意)=他団体等との比較に関する参考指標(全国順位など) | | 副次的(任意)=間接的・副次的な効果や成果に関する参考指標(アウトカムなど) |
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2003年度 マネジメント参考指標に関する説明・留意事項 | 県史刊行事業の主要事業である三重県の歴史・文化を集大成した「三重県史」の刊行数(累計)を事業量の目標値としました。県内の市町村及び民間の歴史資料保存施設担当者による資料の収集、保存、活用についての研究会出席者数を民間等との協働度の指標としました。なお、2002年度実績は10月末現在の見込み数です。 |
基本事業の評価 |
2002年度の取組内容 | 成果の達成見込み |
概ね順調 |
これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること |
三重県に関する歴史資料を後世に継承するため、収集した資料を整備し保存するとともに、地域の歴史や文化を集大成する「三重県史」のうち、12年度は資料編及び別編各1冊、13年度は資料編1冊を刊行予定です。 また、県の保存切れ公文書のうち、選別基準により歴史文化的価値があると判断された公文書を選別し、公文書管理システムへデータ入力しました。 |
翌年度移行に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること |
歴史的に価値のある各種資料が散在しているため、1ヶ所に集合して保管する必要がありますが、保存期間切れの県の公文書は年々増加しており、保存環境として適正な保管場所の確保が難しい状況です。 |
基本事業の展開 |
2003年度 施策から見たこの基本事業の取組方向 | 基本事業間の戦略での位置づけ |
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注力 | 総括マネージャーの方針・指示 | 改革方向 |
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→ | 業務の効率化を図りつつ、計画的に編纂業務を継続する。成果、獲得ナレッジ等の情報発信に努める。 | 抜本的に改革 |
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<参考>注力:取組への思い入れや経営資源投入など施策の中での力の入れ具合 | | ↑=相対的に力を入れて取り組んでいく | | →=従来どおりの力の入れ具合で取り組んでいく | | ↓=相対的に力の入れ具合を抑えていく |
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2003年度の取組方向 | 三重県に関する歴史的資料の収集に努め、保存整備すると共に、「三重県史」の編さん事業を進めます。また、県史編さんの成果を反映した情報発信を行うため、三重県ホームページの「県史あれこれ」等をさらに県民に親しまれるような内容に充実します。 県の公文書の歴史的・文化的に価値のある資料の選別を進め、後世へ保存継承のための作業を継続して実施します。 |
総合行政の視点からの取組 | 県の歴史的文化的資料の保存・継承は部局を超えた総合的な観点によって行われるものであり、保存期間切れの公文書の選別処理についても、総務局との連携を基に、全庁的な対応により進めていきます。 |
2003年度 構成する事務事業と事務事業間の戦略(注力、改革方向) (要求額:千円、所要時間:時間) |
基本事業名 | 要求額 | 対前年 | 所要時間 | 対前年 | 注力 | 改革方向 | 貢献度合 | 効果発現時期 |
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事業概要 | マネージャーの方針・指示 |
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A 県史編さん刊行費 | 55,692 | -1,501 | 7,000 | 0 | → | 現状維持 | 直接的 | 長期的 | 地域自らが育んできた歴史や文化を「三重県史」として集大成し、県史によって地域の状況や特質を明らかにすることにより、県民等の歴史や文化に対する関心を高めます。 | 県の責務として重要な事業であり、継続して県史編纂に取り組むとともに、県史あれこれの充実に努める。 | B 資料収集整備費 | 9,336 | -2,228 | 6,140 | 0 | → | 現状維持 | 直接的 | 中期的 | 各地域に埋もれた文化資産である歴史資料を収集し、県史編さんに役立てるとともに、継承し、次世代への継承及び活用を図る。 | 効率的な資料収集に努める。 | C 歴史文化(公文書)保存事業 | 5,315 | 16 | 200 | 0 | → | 現状維持 | 直接的 | 長期的 | 歴史的、文化的資料として価値のある公文書等を利用に供するため、保存切れ公文書の選別を行い、収蔵すべき公文書の確保に努める。 | 公文書の選別、保存を適切に進める。 |
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<参考> 貢献度合: | 直接的=基本事業の目的達成などに直接関連・影響する | | 間接的=基本事業の目的達成などへの関連・影響の度合が副次的で、相対的に低い | | 考慮外=基本事業の成果への関連・影響の度合が副次的で、相対的に低い | <参考> 効果発現時期: | 即効性=基本事業の目的達成などに2年以下で効果を出す | | 中期的=基本事業の目的達成などに概ね3年〜5年で効果を出す | | 長期的=基本事業の目的達成などに概ね6年以上で効果を出す |
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休廃止する事務事業 | 事務事業 | 理由 | 2002年度予算額(千円) | 2002年度所要時間(時間) |
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