2003(平成15) 年度 当初予算 基本事業目的評価表 |
基本事業名 | 53402 物流機能の充実・強化 | 評価者 | 所属 | 県土整備部港湾・海岸チーム | 職名 | マネージャー | 氏名 | 瀧本 峰明 | 電話番号 | 059−224−2688 | メール | takimm01@pref.mie.jp | 評価年月日 | 2002年11月18日 |
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政策・事業体系上の位置づけ | 政策: | 交流基盤の整備 | 施策: | 534 港湾の整備 | 施策の数値目標: | 入港船舶総トン |
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基本事業の目的 | 【誰、何が(対象)】 |
港湾が |
【抱えている課題やニーズ】 |
取扱貨物量はコンテナ貨物を中心に増大しています。また、輸送の効率化のため船舶の大型化が進んでいます。現在の施設ではこれらに十分対応できないため、岸壁等の整備を進め、物流機能の充実強化を図る必要があります。 |
という状態を |
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】 |
安定的かつ効率的な物流が行われるよう整備されています。 |
という状態にします。 |
その結果、どのような成果を実現したいのか(結果=施策の目的(2010年度のめざす姿)) |
地域の特性を生かした港湾施設の充実、強化により、国内外と活発に交流し、人、モノの交流を安定的かつ効率的に行える港湾ネットワークが形成され、地域経済が活性化されるとともに、臨海部の水と緑の資質を生かした空間形成が図られ、住民が多目的に集い、楽しみ、交流する多彩な空間の形成が進んでいます。 |
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数値目標に関する説明・留意事項 | |
2003年度 マネジメント参考指標の実績 | | 種類 | マネジメント参考指標 | 数値目標の困難度 | 達成度/5点 |
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1 | 事業量 | 接岸可能船舶トン数増加数 | 十分達成可能な目標 | | 2 | 協働度 | 利用者等との意見交換回数 | 十分達成可能な目標 | | 3 | | | | | 4 | | | | | 5 | | | | | 6 | | | | |
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<参考>マネジメント参考指標の種類 | | 事業量(必置)=主要な活動に関する参考指標(アウトプットなど) | | 協働度(必置)=対象者や他団体等との連携・協働に関する参考指標(意見反映件数等) | | 比 較(任意)=他団体等との比較に関する参考指標(全国順位など) | | 副次的(任意)=間接的・副次的な効果や成果に関する参考指標(アウトカムなど) |
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2003年度 マネジメント参考指標に関する説明・留意事項 | |
基本事業の評価 |
2002年度の取組内容 | 成果の達成見込み |
概ね順調 |
これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること |
四日市港において、霞ヶ浦南ふ頭岸壁(-12m・耐震強化岸壁)の整備を完了しました。さらに、増大するコンテナ貨物とコンテナ船の大型化に対応するため、霞ケ浦北ふ頭における国際海上コンテナターミナル(-14m)の整備を推進しました。津松阪港大口地区において、物流需要の増大や船舶の大型化に対応するため、中央ふ頭の増深改良(-7.5m)を推進しました。宇治山田港、浜島港などにおいて、効率的な業務を可能とする航路浚渫や、防波堤、岸壁の整備などの施設の改良を行い、宇治山田港の浚渫、浜島港の荷捌地、桑名港の防波堤(改良)を完了しました。 |
翌年度移行に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること |
増大する貨物量や船舶の大型化に早急に対応する必要があるが、その整備には多くの事業費が必要となります。このため、事業費の確保とともに、一層の投資の重点化が必要となってます。既存の港湾施設については、施設の老朽化が進むなか、その既存ストックを十分活用できるよう、適切な維持管理が必要となっています。 |
基本事業の展開 |
2003年度 施策から見たこの基本事業の取組方向 | 基本事業間の戦略での位置づけ |
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注力 | 総括マネージャーの方針・指示 | 改革方向 |
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→ | 四日市港における新たなコンテナバースの整備を推進すること。船舶の大型化などに対応する施設整備を進めること。既存ストックの活用を図ること。 | 現状維持 |
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<参考>注力:取組への思い入れや経営資源投入など施策の中での力の入れ具合 | | ↑=相対的に力を入れて取り組んでいく | | →=従来どおりの力の入れ具合で取り組んでいく | | ↓=相対的に力の入れ具合を抑えていく |
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2003年度の取組方向 | 四日市港、津松阪港において、増大する貨物量や船舶の大型化に対応する岸壁の整備を進め、物流機能の充実・強化を図ります。また、既存の港湾においては、浚渫など適切な維持管理を行い、港湾機能の維持に努めます。 |
総合行政の視点からの取組 | 利用者である企業の要望や需要動向を参考に事業を推進する。 |
2003年度 構成する事務事業と事務事業間の戦略(注力、改革方向) (要求額:千円、所要時間:時間) |
基本事業名 | 要求額 | 対前年 | 所要時間 | 対前年 | 注力 | 改革方向 | 貢献度合 | 効果発現時期 |
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事業概要 | マネージャーの方針・指示 |
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A 四日市港管理組合負担金 | 1,577,969 | 107,086 | 0 | - | → | 現状維持 | 直接的 | 中期的 | 四日市港管理組合に対する県の負担金。 | 四日市港の整備が適切に進められるよう四日市港管理組合と調整を行うこと。 | B 港湾改修事業(再掲) | 1,748,000 | 510,655 | 26,103 | 1,986 | ↑ | 改善する | 直接的 | 中期的 | 県管理港湾19港において、物流や旅客、地域の産業振興のため、防波堤、岸壁、泊地等について整備を推進します。 | 人流面において、津松阪港贄崎地区及び鳥羽港佐田浜地区の整備を重点的に進めること。物流面においては、津松阪港大口地区の整備を計画的に進めること。 | C 港湾調査費(再掲) | 12,600 | -12,400 | 1,153 | -66 | → | 現状維持 | 間接的 | 中期的 | 港湾の利用状況や整備・維持管理の目標・時期などを明らかにするため、現況調査、計画策定調査などを行います。 | 尾鷲港港湾計画の改訂に向けた調査を進めること。 | D 港湾施設維持補修費(再掲) | 158,000 | -22,034 | 5,400 | -149 | → | 現状維持 | 直接的 | 即効的 | 県管理港湾19港について、港湾施設の機能が適切に発揮できるよう、施設の維持補修、浚渫などを行い、施設を良好な状態に保ちます。 | 船舶が安全に航行できるよう適切な浚渫を進めること。防潮扉など安全にかかわる施設について、計画的に補修を進めること。 | E 港湾統計調査費(再掲) | 2,140 | -622 | 658 | -22 | → | 現状維持 | 考慮外 | | 指定統計として、港湾の実態を明らかにし、港湾の開発、利用及び管理に資することを目的に行っています。 | 特になし。 | F 港湾管理費(再掲) | 9,800 | -18 | 10,139 | -30 | → | 現状維持 | 考慮外 | | 港湾施設における照明機材の取替及び修理等を実施する他、港湾施設の使用及び港湾区域等の占用等利用の指導を行い、安全良好な状態とします。 | 特になし。現状のまま取り組むこと。 | G 港湾計画調査費(再掲) | 36,600 | -6,900 | 1,218 | -44 | → | 改善する | 考慮外 | | 重要港湾である尾鷲港において、港湾法で定められている港湾計画を改訂するための調査を実施します。 | 港湾計画の改訂に向け必要な作業を計画的に進めること。 | H 管理費(再掲) | 81,503 | 12,852 | 2,648 | 79 | → | 現状維持 | 考慮外 | | ヨットハーバーの効率な運営を行うため、伊勢湾海洋スポーツセンターに管理委託を行うと伴に、施設の維持修繕を行い、良好な状態とします。 | 特になし。現状のまま取り組むこと。 | I 離島振興対策事業費(再掲) | 155,000 | -118,000 | 3,346 | -1,085 | → | 現状維持 | 間接的 | 長期的 | 離島の振興のため、離島における港湾施設や海岸保全施設の整備を進めます。 | 重点 サを行い、事業中箇所の早期完成を目指すこと。 | J 津松阪港(大口地区)埠頭用地造成事業費 | | - | | - | | | | | 貨物量の増加、船舶の大型化及び既存施設の老朽化に対応するため、岸壁を増深改良するとともに背後の埠頭用地の拡大を図ります。 | |
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<参考> 貢献度合: | 直接的=基本事業の目的達成などに直接関連・影響する | | 間接的=基本事業の目的達成などへの関連・影響の度合が副次的で、相対的に低い | | 考慮外=基本事業の成果への関連・影響の度合が副次的で、相対的に低い | <参考> 効果発現時期: | 即効性=基本事業の目的達成などに2年以下で効果を出す | | 中期的=基本事業の目的達成などに概ね3年〜5年で効果を出す | | 長期的=基本事業の目的達成などに概ね6年以上で効果を出す |
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休廃止する事務事業 | 事務事業 | 理由 | 2002年度予算額(千円) | 2002年度所要時間(時間) |
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津松阪港(大口地区)埠頭用地造成事業費 | 当面必要な埠頭用地の造成が終了したため | 150000 | 865 | | | | | | | | | | | | | | | | |
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