三 重 県 概 要 版 「幸福実感日本一」への挑戦 新しい三重を一緒に 創っていきましょう!  「幸福とは、行為の結果であり、誰かが与えてくれるものではない。」 というアリストテレスの言葉があります。待っているだけでは幸福は やって来ません。自分のため、あるいは誰かのために、自らが行動を起 こすことで、幸福を実感することができるのではないでしょうか。自立 し、行動すること、すなわち、アクティブ・シチズンであることが幸福 実感への第一歩であると考えます。  今、私たちの社会には、大きな枠組みの変化が起こっています。大規 模な自然災害の頻発、人口減少社会と超高齢社会の本格的な到来や世界 経済のグローバル化による影響など、時代の分水嶺 れい とも言うべき転換期 を迎えています。このような厳しい現実を前に、安易にバラ色の未来を 描くことはできません。まさに、県民の皆さん一人ひとりが自ら行動し、 ともに支えあうことによってこそ、新しい三重を創造することができる のではないでしょうか。  私は、分水嶺 れい の先にある社会、新しい三重は、行政が主体的に担うも のではなく、県民の皆さんと一緒になって創りあげていくものだと考え ています。それを「県民力による『協創』の三重づくり」と名付け、県民の 皆さん一人ひとりの力を結集し、新しい三重を創っていくべきという強 い思いを込めて「みえ県民力ビジョン」を策定しました。  県民の皆さん、力を合わせて「『幸福実感日本一』の三重」を創っていきま しょう。   平成24年4月 1  「みえ県民力ビジョン」は、長期的な視点から、三重のあるべき姿を展望し、県政運営の基本姿勢 や政策展開の方向性を示す、平成24年度からおおむね10年先を見据えた県の長期的な戦略計画です。  「みえ県民力ビジョン・行動計画」は、「みえ県民力ビジョン」を実現するため、平成24年度から 27年度までの4年間の具体的な取組内容をまとめた中期の戦略計画です。 ● 緊急課題解決プロジェクト ● 新しい豊かさ協創プロジェクト ● 南部地域活性化プログラム 計画の推進 「みえ県民力ビジョン」の構成 「みえ県民力ビジョン・行動計画」の構成 おおむね10年先を見据えた計画「みえ県民力ビジョン」 4年間の「行動計画」 「みえ県民力ビジョン」と「みえ県民力ビジョン・行動計画」の関係 ~命と暮らしの安全・ 安心を実感できるために~ 「守る」 ~人と地域の夢や希望を 実感できるために~ 「創る」 ~強みを生かした経済の 躍動を実感できるために~ 「拓 ひら く」 第1章 私たちの置かれている状況     ~パラダイムの転換~ 第2章 三重の持つ力と課題 第3章 県民力による「協創」の三重づくりへ 第4章 新しい豊かさモデル     ~「幸福実感日本一」の三重 基本理念を実現するための 県政の展開 第1章 県政運営の基本姿勢 第2章 政策展開の基本方向と政策 第1編  第1編  第2編  第2編  第3編  政策体系 選択・集中プログラム ● 行政運営の取組 ● 計画の進行管理 基本理念 県民力でめざす 「幸福実感日本一」の三重 「みえ県民力ビジョン」の概要は3?7ページをご覧ください。 「みえ県民力ビジョン・行動計画」の概要は8-22ページをご覧ください。 2  私たちの社会には、大きな枠組みの変化が起こっており、日本 は明治維新、第二次世界大戦の終戦に次ぐ「第三の分水嶺 れい 」とも いうべき大きな転換期を迎えています。  厳しい現実を前に、私たちは安易にバラ色の未来を描くことは できません。現実を直視した上で、私たちが自ら行動することで 社会を変革し、転換期に対応していくことが求められています。  三重はさまざまな資源に恵まれた魅力ある地域 です。こうした恵まれた資源や人びとの知恵や能力 など、今ある力を再認識し、生かしていくことが必 要です。また、私たち自身が気づいていない資源 を発掘し、新たな力を開拓していくことも大切です。  新たな世界に向かって存分に自分の能力を発揮するためには、命と暮ら しの安全・安心を確保することが前提になります。  東日本大震災や紀伊半島大水害などの災害で明らかになったように、自 然災害から命を守るためには、技術を過信してはならず、また、他人任せ にすることはできません。私たちは、自分たちの命は自分たちで守る、と いう意識を持った上で、歴史の中で育まれてきた先人の知恵や周りの人び との力を借りながら、あるいはまた、周りの人びとへ自分の力を提供しなが ら、力を合わせて取り組むことが求められています。 基本理念 県民力でめざ 今ある力の発揮と新しい力の開拓 安全・安心への備え みえ県民力ビジョン 3  新しい三重を創るために、私たち一人ひとりが力を注いでいくことが必要です。しかし、一 人ひとりの力には限界があります。さまざまな事情により社会で十分に力を発揮できないでい る人たちや社会的に弱い立場に置かれた人たちもいます。こうした人びとが社会の一員として 多様な人びととつながりを持ち、共に生きることのできる社会に変えていく必要があります。  私たちは、誰もが自分の夢や希望を持ち、その思いを実現するために生きています。夢や 希望を持って人生を主体的によくしていこうとする力や、住んでいる地域をよくしていこうとす る力を発揮できたときに、私たちの人生は輝きます。  私たちは自立し、行動する県民(アクティブ・シ チズン)でありたいと思います。  「自立し、行動する」とは、一人で生きることではなく、 自らの判断と責任のもとで、公共心を持って社会の一 員として生きていくことです。地域社会や企業などの 一員として、進んで責任を果たしていくことです。  身の回りの家族や地域の絆を大切なものととらえ、 その中で自分にできることに取り組んでいきます。私 たち一人ひとりが夢の実現に向け、希望を持って生き ていくことができるように、私たちがみんなで支え合 うことにより、さまざまな課題に取り組んでいく必要 があります。 価値あるものを創り出すだけではなく、積極的に国内外へ発信し、 さらにその価値を理解してもらう必要があります。  私たちは、このように今ある力を発揮し、新しい力を開拓する ことで、「すごいやんか!」と思えるような地域の魅力や価値を見 いだし、磨き上げ、日本をリードしていく役割を果たしていくこと ができるようになります。このことは、視点を変えれば、新しい 三重づくりの中で、私たち一人ひとりが、いきいきと活動すること ができる社会ということができます。 幸福実感日本一」の三重 自立し、行動する県民(アクティブ・シチズン)へ  「アクティブ・シチズン」とは、社会における自らの役割と責任を自覚し、積極的に社会に参画する住民をあらわす言葉です。アメリカ合衆国の第35代大統領であるジョン.F.ケネディが、大統領就任演説の中で、「祖国があなたに何をしてくれるのかを尋ねてはなりません。あなたが祖国のために何ができるかを考えてほしい。」とアクティブ・シチズンである必要性を訴えた言葉が有名です。 4  私たちは、これまで個人、企業、地域の団体といったさまざまな立場で、行政との役割分担のもと、 「公」の領域を共に担う「協働」を進めてきました。  さまざまな分野で「協働」が進められてきましたが、行政が主導した活動の「場」と役割分担の もとに参画することにとどまっている場合も少なくなく、私たちそれぞれの主体的な活動には至っ ていないものもあります。  これからは、これまで実践を重ね、蓄積してきた「協働」の現場での経験と課題をもとに、私た ちが「公」を担う主体として自立し、行動することで、協働による成果を生み出し、新しいものを創 造していく段階に進んでいく必要があるとの思いから「協創」という言葉を使用しています。  私たちが創りあげようとする新しい三重は、次の三つのことがイメージされる社会です。  まずは、さまざまな生活のリスクに対して、社会全体で備える仕組みが整い、住み慣れた 地域で安心して暮らせることです。このことがあって、私たちは自らの夢や希望の実現に向け て行動することができます。  次に、私たち一人ひとりが、人生のステージに応じて、自らの未来を切り拓 ひら くために必要な 能力を身につけ、個性や能力を発揮して自由に生き方を選択し、地域の中で活動できること です。  最後に、三重という地域が強みを生かして発展し、私たちの生活や地域の活力を支える産 業が活発であり、働きがいのある仕事に就くことができることです。  私たちは、それぞれが「公 おおやけ 」を担う主体として自立し、行動することで、協働による成果を 生み出し、新しいものを創造していくことを「協創」と呼び、みんなで力を合わせて新しい三 重を創る「県民力による『協創』の三重づくり」を進めていきたいと考えます。 「協創」 について 県民力による「協創」の三重づくり 5  私たちは、新しい三重づくりを、安全・安心を脅かすものに備え、今ある力の発揮と新しい 力の開拓によって可能となるものと位置づけ、県民力による「協創」で行うことを提案しました。  こうした三重づくりに、私たちが自立し行動する主体として、自分自身の人生をデザインし、 それぞれの立場で参画すること、そのこと自体で幸福を実感することができると考えます。  新しい豊かさとは、自ら力を発揮する機会を見いだし、主体的に社会づくりに関わることで、 すなわち、アクティブ・シチズンとして活動することによって得られるものではないでしょうか。 そして、私たちのこのような生き方こそが、時代の分水嶺 れい の先の新しいモデルになると考えます。  私たちみんなで力を合わせ、県民力を結集して、「日本一、幸福が実感できる」と 胸を張ることができる新しい三重、すなわち「県民力でめざす『幸福実感日本一』 の三重」を創っていきましょう。  一人ひとりの価値観、考え方により、求める幸 福の形、内容はさまざまです。しかし、幸福とは 自分の夢や希望を持ち、その実現に向けて行動し、 自らの生き方に価値を見いだすことで得られるもの であり、身近な人や社会とのつながりの中で、自分 の存在が認められることによって実感できるものだ と、私たちは考えます。 新しい豊かさモデル    ~「幸福実感日本一」の三重をめざして 6  基本理念の実現に向けて、県民の皆さんが主体となって新しい三重づくりが進むよう に、県政を運営していきます。県民の皆さんとしっかり「協創」の取組を進めることができ、 幸福実感が高まるように、県政運営の基本姿勢やあり方を変えます。 県政運営の基本姿勢 ● 社会への参画をサポートします ● 絆づくりをサポートします ● 活躍できる場を増やします ● 現場重視で事業を進めます ● 市町との連携を強化します ● 県域を越える広域行政を進めます ● 職員力の向上を進めます ● 持続可能な財政運営に努めます ● 県政運営の仕組みを見直します 県民との「協創」の取組を進めるために 県民に成果を届けるために 県民の信頼をより高めるために  これからの県政は、県民の皆さんを、サービスの受け手(顧客)とし てとらえるのと同じ重みで、新しい三重づくりの主体としてとらえます。 県民一人ひとりが社会の担い手として参画し、活動でき、その上で成果 を生み出せるように、事業を展開していく必要があります。  県政は、県民の皆さんのニーズに的確かつ迅速に応えた上で、その 成果が実感されるものにならなければなりません。県民の皆さんへの 成果を第一に考え、より高めていくため、課題が発生している現場の実 態を把握するとともに、課題に応じて最も適した行政主体がその役割を 担えるよう、市町、他府県、国との関係を変えていきます。  県政に対する信頼をより高め、自立し行動する県民の皆さんと共に新 しい三重を創っていくために、県もまた、自立した地域経営を実現する 必要があります。 信頼 7 政策施策 施策 基本事業 基本事業 基本事業 事務事業 事務事業 事務事業 事務事業 16政策56施策 おおむね10年間の体系 (「みえ県民力ビジョン」に記載) 「みえ県民力ビジョン・ 行動計画」の施策、基本 事業の目標を達成する ために、年度ごとに具 体化する事業 4年間の体系 (「みえ県民力ビジョン・行動計画」に記載) 政策展開の 基本方向 (三つの柱) 政策体系 「みえ県民力ビジョン」の政策体系  政策体系は、「みえ県民力ビジョン」で示す基本理念を実現するために、 県が行う取組を目的と手段の関係で整理したものです。  基本理念の実現に向けて、次のとおり<政策展開の基本方向>(三つ の柱)を定めるとともに、その下に16の<政策>、56の<施策>を位 置づけて、県政を推進していきます。 「守る」 ~命と暮らしの安全・安心を実感できるために~ 「創る」 ~人と地域の夢や希望を実感できるために~ 「拓 ひら く」 ~強みを生かした経済の躍動を実感できるために~ みえ県民力ビジョン 行動計画  各施策に県民にとっての成果をあらわす「県民指標」を設定し、平成23年度の現状値をふまえ、 平成27年度末までに達成をめざす目標値を掲げています。  「みえ県民力ビジョン」の政策体系の構成を説明します。   まず、おおむね10年間の体系として、<政策展開の基本方向>の(三つの柱)と<政策>を、みえ県民力ビジョンにおいて記載しています。 さらに、<政策>の下に、4年間の体系として、<施策>と<基本事業>を、みえ県民力ビジョン・行動計画に記載しています。 また、行動計画には記載していませんが、行動計画に記載する<施策>及び<基本事業>の目標を達成するために、年度ごとに具体化する事業を<事務事業>として位置づけています。       各<施策>には、県民の皆さんにとっての成果をあらわす「県民指標」を設定し、平成23年度の現状値をふまえ、平成27年度末までに達成をめざす目標値を掲げています。 8 ~命と暮らしの安全・安心を実感  県民の皆さんの命や生活に甚大な影響を及ぼす事象の発生に備える危機管理の観点から、災害は必ず起こる ことを前提に、地震・津波や風水害などの防災対策に取り組むとともに、食の安全・安心を確保し、感染症や食 中毒の発生・拡大を防止する取組を進めます。  県内の全ての地域において、県民の皆さんが必要とする医療サービスを受けることができ、生涯にわたって健 康な暮らしを続けることができるよう、県民の皆さんの命を守るという視点から、医師の不足・偏在の解消など 地域医療体制の整備に取り組むとともに、死亡原因の第1位であるがんに関する対策や県民の皆さんのこころと 身体の健康づくりの取組を進めます。  <政策展開の基本方向>(三つの柱)ごとの<政策>及び<施策>について、説明します。   県民指標の表   各施策毎の「県民指標」について説明します。  はじめに、各施策に共通する各項目の補足説明をします。  施策番号、施策名、県民指標、現状値、目標値の順に説明します。  「県民指標」欄では、県民の皆さんにとっての成果をあらわす指標を説明します。   「現状値」欄では、現時点で平成23年度の現状値の把握が困難な指標につ いては、把握可能な最新年度の数値を用いています。  「目標値」欄では、平成27年度における目標値を説明します。平成27年 度の取組結果を評価する時点で、平成27年度実績の把握が困難な指標につい ては、把握可能な最新年度の実績により評価することとし、評価に用いる対 象年度を説明します。      Ⅰ-1 Ⅰ-2 危機管理 ~災害等の危機から命と暮らしを守る社会~ 命を守る ~健康な暮らしと安心できる医療体制~ Ⅰ「守る」 9 できるために~  豊かな自然環境の中で、人と人、人と地域、人と自然の つながりを大切にし、命と暮らしの安全・安心が実感できる 三重をめざします。  県民の皆さんの自主的な活動やさまざまな主体が連携した取組により、温室効果ガスの排出抑制や、廃棄物 の発生抑制、再使用、再生利用等を推進するとともに、野生動植物の保護・管理や、里地・里山・里海などの 自然環境の保全を進めます。 施策県民指標現状値目標値 131犯罪に強いまちづくり刑法犯認知件数22,215件21,000件以下 132交通安全のまちづくり交通事故死者数95人75人以下 133消費生活の安全の確保消費生活情報を県民が利用している件数 53,833件 (22年度) 56,000件 134薬物乱用防止等と医薬品の安全確保薬物乱用防止講習会の参加者数(累計) 145,197人 (22年度) 395,200人 施策県民指標現状値目標値 151地球温暖化対策の推進 温室効果ガス排出量の基準年度比 (森林吸収量を含む) +9.7% (20年度) +1.5%以下 (25年度) 152廃棄物総合対策の推進廃棄物の最終処分量 367千トン (22年度) 306千トン以下 (26年度) 153自然環境の保全と活用生物多様性の保全活動実施箇所34か所74か所 154大気・水環境の保全 大気環境および水環境に係る環境基準 の達成率 93.9% (22年度) 97.0% 施策県民指標現状値目標値 141介護基盤整備などの高齢者福祉の 充実 介護度が重度で在宅の特別養護老人 ホームの入所待機者数 2,240人 (22年度) 0人 142障がい者の自立と共生 グループホーム等において地域で自立し た生活をしている障がい者数(累計) 1,064人 (22年度) 1,476人 143支え合いの福祉社会づくり福祉サービス利用援助を活用する人数 936人 (22年度) 1,450人  高齢者や障がい者、生活に困窮する人が、住み慣れた地域で必要な福祉サービス等を利用しながら自立し社 会参画できる仕組みや、地域活動に関わるさまざまな主体が協力し、ライフステージに応じた質の高い福祉サー ビス等を維持できる仕組みづくりを推進します。  犯罪、交通事故、消費者トラブル、薬物の乱用など、日常生活の中で遭遇する可能性のあるさまざまなリスク に対して、県民の皆さんの暮らしを守るという視点から、県民の皆さんや地域、行政等の関係機関が一体となっ て備えることのできる社会づくりを進めます。 Ⅰ-3 Ⅰ-4 Ⅰ-5 環境を守る持続可能な社会 ~自然を大切にし、環境への負荷が少ない社会~ 共生の福祉社会 ~地域の中で誰もが共に支え合う社会~ 暮らしを守る ~誰もが安全で安心して暮らせる地域社会~ 10  全ての子どもたちが一人ひとりの個性に応じて能力を伸ばし、学力と社会への参画力、豊かな心を身につける とともに、自立する力や共に生きる力を育むことができるよう、県民総参加による教育の取組を進めます。  子どもが豊かに育つよう、家庭、地域、学校、企業、行政など、子どもに関わる全ての人びとが、子どもの目 線に立ち、成長段階に応じた支援に連携して取り組むとともに、安心して子どもを生み育てられる子育て支援策 の推進等を図ります。 施策県民指標現状値目標値 211人権が尊重される社会づくり 人権が尊重されている社会になっていると感 じる県民の割合 24.9%33.0% 212男女共同参画の社会づくり 社会全体において男女が平等になっている と思う人の割合 13.9%18.0% 213多文化共生社会づくり多文化共生に取り組む団体数 141団体 (22年度) 200団体 214 NPOの参画による「協創」の社会づ くり NPO・ボランティア・市民活動に参加し ている住民の割合 9.5%20.0% 施策県民指標現状値目標値 221学力の向上学校に満足している子どもたちの割合78.7%85.0% 222地域に開かれた学校づくり 学校関係者評価やコミュニティ・スクール などに取り組んでいる学校の割合 78.1% (22年度) 100% 223特別支援教育の充実 県立特別支援学校高等部卒業生の進学お よび就労率 25.4% (22年度) 30.0% 224 学校における防災教育・ 防災対策の 推進 地域と連携した避難訓練等を実施してい る学校の割合 -100% 施策県民指標現状値目標値 231 子どもの育ちを支える家庭・地域づ くり 「三重県子ども条例」の認知度35.0%100% 232子育て支援策の推進低年齢児(0~2歳)保育所利用児童数11,962人12,950人 233 児童虐待の防止と社会的養護の推進 児童虐待通告に対する48時間以内の安 全確認の実施率 100% (22年度) 100% Ⅱ-1 Ⅱ-2 Ⅱ-3  性別や年齢、障がいの有無、国籍などにとらわれず、県民一人ひとりが個人として尊重され、誰もが互いに支 え合いながら社会におけるさまざまな活動に参加できるよう、県民意識の醸成や仕組みづくりを推進します。 人権の尊重と多様性を認め合う社会 ~一人ひとりが尊重され、誰もが参画できる社会~ 教育の充実 ~一人ひとりの個性と能力を育む教育~ 子どもの育ちと子育て ~子どもが豊かに育つことができる社会~ ~人と地域の夢や希望を実感でき Ⅱ「創る」 11  地域住民、企業、NPO、県・市町等のさまざまな主体が結びつき、みんなで力を合わせて、特色ある地域 資源の磨き上げや、新しい地域資源の開拓等に取り組み、個性豊かで活力ある持続可能な地域づくりを進めます。  新県立博物館や県立図書館などの「文化と知的探求の拠点」を活用することで、魅力ある学びの場や文化・ 芸術にふれる機会の充実を図り、県民の皆さんが生涯にわたって学び続けられる社会づくりを進めます。  スポーツをとおして、人びとに夢と感動を与え、県民の皆さんの一体感の醸成につなげるとともに、人と人、 地域と地域との絆づくりを進め、活力に満ちた三重を創っていくため、<政策>として位置づけ、学校や地域に おけるスポーツや競技スポーツの推進に取り組みます。 施策県民指標現状値目標値 251南部地域の活性化 南部地域の市町における生産年齢人口の 減少率 15.6% (22年度) 15.6% 252東紀州地域の活性化東紀州地域に係る1人あたりの観光消費額 27,559円 (22年度) 28,936円 253「美し国おこし・三重」の新たな推進地域の活動などに参加している住民の割合33.6%40.0% 254農山漁村の振興農山漁村地域の交流人口 5,086千人 (22年度) 5,370千人 (26年度) 255市町との連携による地域活性化 県と市町の連携により地域づくりに成果 があった取組数(累計) 18取組 (22年度) 90取組 施策県民指標現状値目標値 261文化の振興参加した文化活動に対する満足度 60.7% (22年度) 66.0% 262生涯学習の振興参加した学習活動に対する満足度 72.0% (22年度) 77.0% 施策県民指標現状値目標値 241学校スポーツと地域スポーツの推進成人の週1回以上の運動・スポーツ実施率53.7%60.0% 242競技スポーツの推進国民体育大会の男女総合成績32位20位台 Ⅱ-4 Ⅱ-5 Ⅱ-6 スポーツの推進 ~夢と感動を育む社会~ 地域との連携 ~誰もが魅力を感じ、活力のある地域~ 文化と学び ~地域の誇りと心の豊かさを育む社会~ るために~  一人ひとりが個人として尊重され、個性や能力を発揮して 夢や希望の実現に挑戦でき、生きがいと地域の活力を実感 できる三重をめざします。 12 施策県民指標現状値目標値 311 農林水産業のイノベーションの促進県産品に対する消費者満足度25.2%40.0% 312農業の振興食料自給率(カロリーベース) 42% (21年度) 46% (26年度) 313林業の振興と森林づくり県産材(スギ・ヒノキ)素材生産量 239千? (22年度) 402千? 314水産業の振興主要魚種生産額の全国シェア 7.1% (21年) 7.3% (26年) 施策県民指標現状値目標値 321 三重の強みを生かした事業環境の整 備と企業誘致の推進 県内への設備投資額(累計)-1,320億円 322ものづくり三重の推進 製造業に係る中小企業の付加価値額の伸 び率 100 (22年) 112 (26年) 323 地域の価値と魅力を生かした産業の 振興 地域資源活用関連産業の製造品出荷額等 の伸び率 100 (22年) 112 (26年) 324 中小企業の技術力向上支援と科学 技術の振興 中小企業等との共同研究件数(累計)-120件 325新しいエネルギー社会の構築新エネルギーの導入量(世帯数換算) 204千世帯 (22年度) 307千世帯 (26年度)  生産・流通体制の整備や意欲ある経営体の育成・確保などに取り組むとともに、新商品の開発基盤の構築 や販路の拡大などを推進することにより、「もうかる農林水産業」への転換をめざします。  三重の強みを生かして、新しい時代を担う産業や成長産業を中心とした強じんで多様な産業構造をつくると ともに、中小企業や地域資源を活用した多様なビジネス創出への支援などを総合的に行うことで、地域経済の 活性化と地域の活力の向上を図り、多様な就業機会の創出をめざします。 Ⅲ-1 農林水産業 ~食や暮らしと地域経済を支える農林水産業~ Ⅲ-2 強じんで多様な産業 ~ 地域に活力と雇用を生み出す産業構造への転換~ ~強みを生かした経済の躍動を実 Ⅲ「拓 ひら く」 13 施策県民指標現状値目標値 331雇用への支援と職業能力開発雇用対策事業による就職者数 1,375人 (22年度) 1,520人 332 働き続けることができる環境づくり ワーク・ライフ・バランスの推進に取り組 んでいる事業所の割合 27.1%37.0% 施策県民指標現状値目標値 351道路網・港湾整備の推進 県民生活の利便性の向上や地域の経済活 動等を支援する道路の新規供用延長 -94.9km 352公共交通網の整備 県内の公共交通機関の利便性に関する満 足度 40.0%44.0% 353快適な住まいまちづくり コンパクトなまちづくりが進められている 都市計画区域の数 -9区域 354 水資源の確保と土地の計画的な利用地籍調査の実施面積(累計) 438km 2 (22年度) 534km 2 施策県民指標現状値目標値 341三重県営業本部の展開 三重が魅力ある地域であると感じる人の 割合 40.0%60.0% 342観光産業の振興観光消費額の伸び率100127 343国際戦略の推進 海外自治体等との連携により新たに創出さ れた事業数(累計) -20件  働く意欲のある人が、自己の能力や適性に応じて働くことができるよう、地域の実情に応じたさまざまな雇 用支援や職業能力の開発を推進するとともに、ワーク・ライフ・バランスの実現など、誰もが働き続けることが できる環境づくりを促進します。  グローバル化に対応し、国際競争の中で存在感のある三重を確立するための取組を<政策>として位置づけ、 三重が誇る魅力や強みを国内外へ発信することや観光産業の振興による誘客促進、県内企業の海外販路拡大 の支援などを進めます。  道路や港湾などの交流・連携基盤の整備を計画的に進めるとともに、都市基盤の整備やゆとりある住まいづ くり、安定した水資源の確保や土地の計画的利用に取り組むことで、県民の皆さんの利便性や安定した生活の 確保、国内外との交流・連携活動や地域の経済活動の活性化をめざします。 Ⅲ-3 雇用の確保 ~誰もが働ける社会~ Ⅲ-4 世界に開かれた三重 ~観光産業の振興と国際戦略の展開~ Ⅲ-5 安心と活力を生み出す基盤 ~県民の生活や経済活動を支える基盤の整備~ 感できるために~  地域の資源や特性を生かし、新しい産業構造を拓 ひら くことに より、多様な就業機会に恵まれた経済の躍動を実感できる 三重をめざします。 14  「選択・集中プログラム」は、厳しい財 政状況のもとで、「みえ県民力ビジョン」 を推進していくにあたり、特に注力すべ き政策課題として取り上げ、「行動計画」 の計画期間中(4年間)に行政経営資源 を効率的かつ効果的に投入し、課題の 解決や「協創」の取組を進めるものです。 (主な取組) ●緊急避難体制の整備 ●地域防災力向上に向けた広報活動の展開 ●木造住宅耐震化の推進 ●公共施設等の耐震化の推進 ●新たな防災対策の計画的な推進 ●大規模災害に対応する広域的な支援・受援体制の整備 ●災害対応力強化に向けた体制の整備 ●学校における防災教育・防災対策の推進 ●地域防災力向上のための人材育成 ●基盤施設等の緊急整備 緊急減災に向けた行動項目 (アクション)の進捗率 命を守る緊急減災プロジェクト プロジェクトの数値目標の表 プロジェクトの数値目標について、説明します。 目標項目、23年度(現状値)、24年度目標値、27年度目標値の順に説明します。 はじめに、他のプロジェクトにも共通する各項目の補足説明をします。 「目標項目」欄では、県民の皆さんにとっての成果をあらわす指標を説明します。 「23年度(現状)」欄では、現時点で平成23年度の現状値の把握が困難な指標については、把握可能な最新年度の数値を用いています。 「24年度」欄及び「27年度」欄では、それぞれ平成24年度目標値及び平成27年度目標値を説明します。それぞれの年度の取組結果を評価する時点で、平成24年度及び平成27年度実績の把握が困難な指標については、把握可能な最新年度の実績により評価することとし、評価に用いる対象年度を説明します。 選択・集中プログラム 1 緊急課題解決プロジェクト  県内の状況や社会情勢の変化をふまえ、緊急に対処すべき重要な課題を解決するため、 重点的に取り組むプロジェクトです。 (選択・集中プログラム構成図) 「選択・集中プログラム」には、「緊急課題解決プロジェクト」と「新しい豊かさ協創プロジェクト」の2種類を設けるほか、「南部地域活性化プログラム」に取り組みます。  「選択・集中プログラム」には、各プロジェクト等に、その成果や取り組んだことの効果をあらわす指標を設け、実現かつ挑戦的な目標値を掲げ、数値目標としています。 緊急課題解決プロジェクト 新しい 豊かさ協創 プロジェクト 南部地域 活性化 プログラム 15 県内労働力人口に占める 就業者の割合 目標項目 96.0% (22年度) 96.4%97.5% 本プロジェクトにより 支援した人の数 目標項目H24 H27 H23(現状) H23(現状) 22,644人 (22年度) 25,000人27,100人 働く意欲が生かせる雇用確保プロジェクト 命と地域を支える道づくりプロジェクト (主な取組) ●命を支える道づくりの推進 ●地域を支える道づくりの推進 命と地域を支える道の供用 延長 目標項目H24 H27 H23(現状) 63.1km (22年度) 86.8km147.8km (主な取組) ●医療従事者の確保 ●適切な受診行動等の普及啓発 ●救急医療体制の充実 ●がん予防・早期発見の推進 ●がん治療・予後対策の推進 (主な取組) ●中小企業の成長を支える人材等の確保・育成 ●新たな産業創出等による雇用の場の創出 ●農業・水産業への就業・就労支援 ●職業能力開発等の機会提供 ●福祉・介護職場への就労支援 ●高校生への支援 ●若年求職者等への支援 二次救急病院における 勤務医師数 がん検診受診率(乳がん、 子宮頸がん、大腸がん) 目標項目 目標項目 H24 H27 H23(現状) H23(現状)H24H27 1,305人 (22年度) 乳がん14.0% 子宮頸がん19.0% 大腸がん18.2% (21年度) 乳がん22.4% 子宮頸がん25.4% 大腸がん24.8% (23年度) 乳がん35.0% 子宮頸がん35.0% 大腸がん35.0% (26年度) 1,322人 (23年度) 1,373人 (26年度) 命と健康を守る医療体制の確保プロジェクト 2 3 4 H27 H24 16 「みえの子育ちサポーター」 認証者数(累計) 目標項目H24 H27 H23(現状) 593人 (22年度) 3,250人10,000人 家族の絆再生と子育てのための安心プロジェクト 5 (主な取組) ●家族の絆づくり ●家庭的養護体制の充実 ●若年層における児童虐待の予防 ●放課後児童対策の支援 ●子どもの医療費助成 ●不妊治療への経済的支援および不妊専門相談の実施 県の就労支援事業により 一般就労した障がい者数 目標項目H24 H27 H23(現状) 242人 (22年度) 253人278人 「みえフードイノベーション」 から生まれる新商品等の数(累計) 目標項目H24 H27 H23(現状) -50件200件 「共に生きる」社会をつくる障がい者自立支援 プロジェクト 三重の食を拓 ひら く「みえフードイノベーション」 ~もうかる農林水産業の展開プロジェクト 6 7 (主な取組) ●暮らし、日中活動の場の整備 ●特別支援学校における就労支援の充実 ●福祉分野における就労支援の充実 ●農福連携による就労支援の促進 ●企業における就労促進等 ●広域的・専門的な相談支援体制の整備 ●早期からの一貫した教育支援体制の整備 ●こどもの発達支援体制の強化 (主な取組) ●県産品等の営業活動の積極的な展開 ●食の魅力を生かした新商品を生み出す仕組みづくり ●強い魅力を持った農林水産資源の開発・普及 ●農林水産資源の高付加価値化に取り組む人材の育成 ●地域の自主的・自発的な実践活動の促進 17 野生鳥獣による農林水産 被害金額 目標項目 H24 H27 H23(現状) 751百万円 (22年度) 728百万円以下 (23年度) 600百万円以下 (26年度) 操業しやすいと感じる企業 の割合の伸び率 目標項目H24 H27 H23(現状) 100110150 暮らしと産業を守る獣害対策プロジェクト 日本をリードする「メイド・イン・三重」 ~ものづくり推進プロジェクト 9 8 (主な取組) ●獣害につよい地域づくりの推進 ●地域における野生鳥獣捕獲力の強化 ●安全・安心な獣肉等流通の仕組みづくり ●森林再生による野生鳥獣の生息環境の創出 (主な取組) ●県内投資を呼び込む仕組みづくりと  ネットワークを生かした企業誘致の推進 ●海外展開を支援する拠点機能づくりと  ネットワークを生かした海外展開の促進 ●販路開拓への支援 ●技術力向上への支援 ●地域の特性を生かしたものづくり産業の新たな展開への支援 不適正処理事案における 支障除去の着手件数 目標項目H24 H27 H23(現状) 1件3件4件 地域を守る産業廃棄物の不適正処理是正 プロジェクト 10 (主な取組) ●行政代執行による事案の是正推進 ●排出事業者の処理責任の徹底 18 授業内容を理解している子 どもたちの割合 目標項目H24 H27 H23(現状) 81.2% 82.0%85.0% 県民の皆さんや企業をはじめとしたさまざまな 主体が連携して取り組むプロジェクト数(累計) 目標項目H24 H27 H23(現状) - 7件25件 県内スポーツ大会・イベン トの参加者数 目標項目H24 H27 H23(現状) 161,914人 (22年度) 169,710人184,000人 未来を築く子どもの学力向上協創プロジェクト スマートライフ推進協創プロジェクト 夢と感動のスポーツ推進協創プロジェクト ●県民総参加による学力の向上 ●地域に開かれた学校づくり ●教職員の授業力向上 ●安心して学べる環境づくり ●環境・エネルギー関連産業の集積と育成 ●地域資源を生かした安全で安心な新エネルギーの導入 ●県民の皆さんや企業と取り組む省エネをはじめとした地域づくりの推進 ●スポーツによる地域の活性化 ●みえのスポーツを支える人づくり  家庭や地域などさまざまな主体と連携しながら、県民総参加で子どもたちを育む運動を展開する ことで、子どもたちの学習習慣や生活習慣を確立し、主体的な学びの向上を図ります。学校での教 育活動の成果や課題を家庭や地域に積極的に公開、発信するとともに、保護者や地域住民が学校教 育に参画する取組を推進します。  県民の皆さんや市町、関係機関、企業、団体などの主体と互いに連携しながら、スポーツをとお した地域の活性化について検討を進めるとともに、スポーツに関わるボランティアの育成・活用な どに取り組むことで、県民の皆さんが広くスポーツを応援する仕組みづくりを進めます。 実践取組 実践取組 実践取組  県民の皆さんや企業などさまざまな主体の連携・協力のもと、ライフスタイルの転換や省エネル ギーにつながる取組を展開することで、新たな産業の創出や新たな社会システムの構築をめざします。 1 2 3 新しい豊かさ協創プロジェクト  新しい三重づくりを進めるために、一歩先、二歩先を見据えて、中長期的な観点から、 県民の皆さんの持つさまざまな力を結集して取り組むプロジェクトです。 19 観光レクリエーション入込客数 目標項目H24 H27 H23(現状) 3,562万人 (22年度) 3,650万人4,000万人 地域活動に参画している学 生の割合 パートナーグループネット ワーク構築数(累計) 認定NPO法人数 目標項目 目標項目 目標項目 H24 H24 H24 H27 H27 H27 H23(現状) H23(現状) H23(現状) 13.4% 276 (22年度) 1法人 15.0% 2,100 5法人 27.0% 3,000 30法人 世界の人びとを呼び込む観光協創プロジェクト 県民力を高める絆づくり協創プロジェクト ●さまざまな主体との連携による観光PR・誘客 ●海外での認知度アップによる来訪者の増加 ●来訪を促進する観光の基盤づくり ●次代を担う子ども・若者の県民力を高める仕組みづくり ●さまざまな事情で支援が必要な県民の皆さんの  能力発揮・参画の支援 ●「美し国おこし・三重」の新たな展開 ●NPOの活動を支える仕組みづくり  観光事業者、観光関係団体などのさまざまな主体と連携し、県民の皆さんの主体的な参画も得な がら、三重県観光のPRや地域の「おもてなし」の向上などに取り組む中で、それぞれが役割を担いながら一体となって観光振興に取り組んでいきます。  子どもや若者をはじめ、外国人住民や障がい者など、幅広い層の県民の皆さんが、自らの能力を 発揮しながら積極的に社会に参画したり、地域づくりの担い手として、地域の課題解決に取り組む ことができるよう支援するとともに、場づくりや連携の仕組みづくりに取り組みます。 実践取組 実践取組 4 5 20 南部地域活性化プログラム  県南部では、他の地域に比べて、若者の流出などによる生産年齢人口等の減少が著し く、過疎化、高齢化が進み、財政基盤の弱い市町も多いことから、市町と連携し「南部 地域活性化プログラム」として、活性化に向けて取り組みます。 津市 四日市市 伊勢市 松阪市 桑名市 伊賀市 鈴鹿市 名張市 尾鷲市 亀山市 鳥羽市 熊野市 木曽岬町 いなべ市 東員町 菰野町朝日町 川越町 多気町 明和町 大台町 玉城町 南伊勢町 大紀町 度会町 志摩市 紀北町 御浜町 紀宝町 対象市町 総合的・横断的な事業 推進をします!  南部地域の活性化に向けた課題 は、幅広い分野に関わることから、 南部地域活性化局が核となって、関 係市町と連携しながら、横断的・総 合的に取り組みます。 若者の働く場の確保、 定住を進めます!  若者に焦点を当てながら、 働く場の確保、定住の促進を 進めるとともに、あらゆる世 代がいきいきと住み続けるこ とができるように戦略的な取 組を進めます。 東紀州地域の 紀伊半島大水害から の復興を進めます!  東紀州地域において、紀 伊半島大水害からの復興に 向け、国や市町などの関係 機関と連携し、集客交流や 産業振興などの取組を総合 的に進めます。 対象地域の考え方  県南部に位置し、地理的・経済的に不利な条件に ある地域、若者の流出などによる生産年齢人口等の 減少が著しい地域を中心に、一定のまとまりを持った 13市町(伊勢市、尾鷲市、鳥羽市、熊野市、志摩市、 大台町、玉城町、度会町、大紀町、南伊勢町、紀北町、 御浜町、紀宝町)を対象とします。 21  「みえ県民力ビジョン」では「幸福実感日本一」の三重をめざすことから、施策ごとに設定する 「県民指標」に加えて、政策分野ごとに16の「幸福実感指標」を設定し、その推移を把握するこ とで行動計画全体としての進行管理に努めることとしています。 Ⅰ「守る」 災害等の危機への備えが 進んでいると感じる県民の割合 必要な医療サービスが 利用できていると感じる県民の割合 犯罪や事故が少なく、安全に 暮らせていると感じる県民の割合 必要な福祉サービスが 利用できていると感じる県民の割合 身近な自然や環境を守る取組が 広がっていると感じる県民の割合 一人ひとりが尊重され、誰もが社会に 参画できていると感じる県民の割合 子どものためになる教育が 行われていると感じる県民の割合 地域社会の見守りの中で、子どもが 元気に育っていると感じる県民の割合 スポーツを通じて夢や感動が 育まれていると感じる県民の割合 自分の住んでいる地域に愛着があり、 今後も住み続けたいと感じる県民の割合 文化芸術や地域の歴史等について、学び 親しむことができると感じる県民の割合 Ⅲ「拓 ひら く」Ⅱ「創る」 三重県産の農林水産物を 買いたいと感じる県民の割合 県内の産業活動が 活発であると感じる県民の割合 働きたい人が仕事に就き、必要な 収入を得ていると感じる県民の割合 国内外に三重県の魅力が発信され、 交流が進んでいると感じる県民の割合 道路や公共交通機関等が 整っていると感じる県民の割合 指 標 指 標指 標 16 の 「幸福実感指標」 22 三重県戦略企画部企画課 〒514-8570 津市広明町13番地 Tel:059-224-2025 Fax:059-224-2069 E-mail:kikakuk@pref.mie.jp URL:http://www.pref.mie.lg.jp/VISION/index.htm 概 要 版