農村基盤室では平成 15 年度より津市分部地内でため池(一色池)の改修工事を行いました。
当ため池は築堤から 100 年以上経過しており、堤体(えん堤)からの漏水や堤体のり面の浸食が進み、取水施設なども老朽化していました。
そこで今回、決壊による洪水被害から農地や人家を守り、あわせて従来の機能を回復し農業経営及び生活の安定を図ることを目的に、堤体の補強、取水・排水施設等の改修を行うものです。
また、当ため池は中勢用水事業による貯水池の機能も果たしています。
工事着工に先立ち、落水時に魚類の調査を行い、捕獲した魚の一部を河川に放流しました。
施工時の堤体状況(正面から) |
ため池の概要
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施工時のため池状況(側面から) |
施工時のため池状況(側面から) |
平成 15 年度より事業を開始し、平成 20 年度で完成しました。