みえ県議会だより176
4/4

三重県議会詳細は https://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/をご覧ください。次回の発行は、令和2年(2020年)7月1日(水)です。(新聞折り込みは、7月5日(日)に行います。)みえ県議会だよりは、年7回(4、5、7、8、10、12、2月の各月1日)発行しています。4 三重県議会では、三重県産材利用促進に関する条例検討会を設置し、条例の制定に向けた調査および検討を行っています。 3月2日には、第3回検討会を開催し、農林水産部から追加の説明の聴き取りを行いました。 3月17日には、第4回検討会を開催し、三重県木材協同組合連合会の深田透専務理事、三重県木造住宅協同組合の工藤剛理事をお招きし、三重県の木材産業や木造住宅に関する現状と課題等について聴き取りを行いました。また、他県における県産材利用促進に関する条例等についての調査を行うとともに、条例の方向性について委員間で協議を行いました。 今後、条例案提出に向けて、現地調査などもふまえ、丁寧に議論を重ねていきます。用  語  解  説段ボールベッドの備蓄について田中 祐治 議員(自由民主党県議団/ 松阪市選出)⑧災害派遣福祉チーム(DWAT)の設置について森野 真治 議員(新政みえ/ 伊賀市選出)朝日町、川越町の防犯対策について服部 富男 議員(自由民主党県議団/ 三重郡選出)東京圏一極集中是正への知事の考えについて日沖 正信 議員(新政みえ/ いなべ市・員弁郡選出)問問問問三重県産材利用促進に関する条例検討会を開催三重県議会定例会今後の日程(予定)第4回検討会の様子三重県議会フェイスブックページのお知らせ1 IR Integrated Resortの略で、地方自治体の申請に基づき設置される、カジノやホテル、ショッピングモールなどの商業施設や観光施設などを一体化した複合観光集客施設のことです。2 バックウォーター 河川等の下流で起きた水位の変化により、川の流れがせき止められたり逆流するなど、上流に影響が及ぶことです。3 ICT Information and Communication Technology(情報通信技術)の略で、情報処理・情報通信分野の関連技術の総称のことです。4 SDGs Sustainable DevelopmentGoals(持続可能な開発目標)の略で、持続可能な世界を実現するため、国連加盟193か国が2016年~2030年の15年間で達成する国際目標であり、貧困や健康、教育など17の目標、169のターゲットから構成されており、2015年9月の国連サミットで採択されました。5 地方創生 東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的とした政策のことです。6 Society5・0 狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続くような新たな社会を指し、必要なもの・サービスを、必要な人・必要な時に、必要なだけ提供し、社会のさまざまなニーズにきめ細かに対応でき、あらゆる人が質の高いサービスを受けられ、年齢、性別、地域、言語といったさまざまな違いを乗り越え、活き活きと快適に暮らすことのできる社会、超スマート社会のことです。7 5G 5th Generation(第5世代移動通信システム)の略で、次世代の通信規格のことです。8 災害派遣福祉チーム(DWAT) Disaster Welfare Assistance Teamの略称で、災害時の長期間にわたる避難所生活において、高齢者や障がい者、子ども等の要配慮者が体調や心身状況を崩さないように福祉支援を行う福祉専門職のチームのことです。 三重県議会では、県民の皆さまに県議会活動を身近に感じ、一層のご理解をいただけるよう、昨年4月から「フェイスブック」による情報発信を行っています。 <掲載内容> ・議会主催事業のご案内、催し物のご紹介 ・議会中継や議会提供番組のご案内 ・議長定例記者会見内容のご紹介 など 最新情報を皆さまにお届けしています。 ぜひご覧ください。 避難所で亡くなる人が、後を絶ちません。その原因として、雑魚寝等で肉体的にも精神的にも負担が増大したことがあげられています。「簡易ベッドを置いた避難所の住環境は大幅に改善できる」とされていることから、速やかに段ボールベッドの供給が行えるよう、県の備蓄倉庫等に合計500台備蓄することを提案します。県の考えをお聞かせください。答 災害時に速やかに届けられるよう、現在、協定締結に向け調整を行っている段ボールの組合に対し、平常時から現物で一定量を確保するよう協議したいと考えています。国に対しては、被災市町に行き渡るように、備蓄量を増やすよう提案するとともに、市町と確保手段等を検討していきたいと考えています。その他の質問事項○三重県農業研究所について○内水面漁業の振興について ほか 災害時の避難所生活における高齢者や障がい者、妊産婦など、要配慮者の心身状況悪化等の二次被害を防ぐためには、福祉的支援が重要と考えます。そのような支援を行うため、多くの府県では災害派遣福祉チーム(DWAT)が設置されていますが、残念ながら三重県は未設置の状況です。DWATの設置に向けてどのように取り組んでいるのか、お聞かせください。 令和2年3月、県と三重県社会福祉協議会、関係福祉団体との間で、DWATの派遣を含むネットワークの構築や介護職員の円滑な受入れに関する役割分担等を決めた災害支援協定を締結します。令和2年度には、その協定を踏まえ、DWATチーム員の募集、研修、訓練を行い、早期にDWATを派遣できる体制を構築していきます。その他の質問事項○公共交通機関の利用促進について○情報セキュリティについて ほか 以前は、朝日町にも川越町にも駐在所がありましたが、平成17年に朝日川越交番に統合され、朝日町には交番・駐在所がなくなりました。その後、両町とも人口が増え、人口千人当たりの刑法犯認知件数も非常に多い状況です。そのような中、知事と朝日町長との1対1対談で交番設置の要望がありましたが、知事はどのように受けとめられているのか、お聞かせください。 令和2年度予算では老朽化した駐在所の建て替えや防犯カメラの設置などを優先し、交番・駐在所の新設は全県的に見送っておりますが、朝日町の状況、町長や住民の皆さんの思いを重く受け止め、真摯に議論していきたいと思います。議論が進む間も、地域の防犯活動には万全を期していきます。その他の質問事項○国道306号及び国道477号バイパスの整備について○農業に使用する軽油引取税の免税について ほか 三重県は地方創生の名のもと、移住策や定住策など三重県の総合力で取り組んでいますが、県外への人口流出は増えてきているのが現状です。地方の人口減少は、東京圏一極集中という日本の構造を本気で変えるような大胆な政策でも行わない限り克服できないのではないかと思いますが、全国知事会の地方創生対策本部長でもある知事の考えをお聞かせください。 国全体としての活力を維持していくためには、「地方への新しいひとの流れをつくる」ことで、過度の東京一極集中を是正する必要があります。本部長として、国への提言で実現した各種施策を、全都道府県が推進するようリードし、新しいひとの流れの創出等につなげ、地方部と東京をはじめとする大都市部がともに輝く地方創生の実現を目指していきます。その他の質問事項○新型コロナウイルス感染症対策について○新たな三重県教育ビジョンについて ほか▲一般質問(田中祐治 議員)▲一般質問(森野真治 議員)▲一般質問(服部富男 議員)▲一般質問(日沖正信 議員) 令和2年5月から6月までの日程(予定)は次のとおりです。5月 8日 代表者会議、議会運営委員会   12日~14日      代表者会議   15日 本会議(役員改選)   20日 代表者会議   22日、25日、26日       各常任委員会    27日 議会運営委員会 6月 1日 各特別委員会    3日 本会議(議案上程)    8日 本会議(議案質疑)    10日 本会議(一般質問)    12日 本会議(一般質問)    16日 本会議(一般質問)    18日、19日、22日、23日      各常任委員会及び分科会    26日 予算決算常任委員会    29日 代表者会議、議会運営委員会   30日 本会議(採決)  答答答 テレビ中継  インターネット中継 この日程は、令和2年4月3日現在の予定です。最新の情報は、県議会ホームページの「議会の日程」でご覧いただけます。段ボールベッド使用の様子▲議会Facebook  ページhttps://www.facebook.com/miepref.gikai

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る