みえ県議会だより180
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三重県議会詳細は https://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/をご覧ください。次回の発行は、令和3年(2021年)2月1日(月)です。(新聞折り込みは、令和3年2月7日(日)に行います。)みえ県議会だよりは、年7回(4、5、7、8、10、12、2月の各月1日)発行しています。4 三重県議会では、三重県産材利用促進に関する条例検討会を設置し、条例の制定に向けた調査および検討を行っています。 9月17日の第11回検討会では、Web会議システムを利用して、先進条例制定県である兵庫県からの聴き取り調査を実施しました。 10月6日の第12回検討会および10月15日の第13回検討会では、条例の理念的な部分について「正副座長たたき台」をもとに協議を行いました。 今後、条例案の素案作成に向けて、丁寧に議論を重ねていきます。 大学教授など外部の有識者8名を委員とした「選挙区及び定数に関する在り方調査会」では、「人口減少・地方創生時代における県議会の在り方や果たすべき役割」とそれらを踏まえた「三重県議会の議員の定数及び選挙区の在り方」について令和元年10月から10回の会議と2回の現地調査を通じて調査を行ってきました。 令和2年9月29日に開催した第10回調査会では、金井利之座長から示された報告書案について委員間で最終的な協議が行われ、座長のもと、文言等を整理した上で、令和2年10月20日に座長から議長に対して報告書が手渡されました。※調査会の各回の会議録、概要および資料並びに報告書等は、県議会ホームページでご覧いただけます。 9月定例月会議において可決された「防災、減災、国土強靱化対策の継続及び拡充を求める意見書」を、10月1日に議長が国関係機関に対して提出し、要望の実現を働きかけました。 特に、国土強靱化担当大臣あての意見書については、三重県市議会議長会会長の世古明伊勢市議会議長、三重県町村議会議長会会長の上村久仁南伊勢町議会議長とともに内閣官房国土強靱化推進室を訪れ、五道仁実次長に対して直接手渡しました。 また、同じく9月定例月会議において可決された他の8件の意見書についても、10月30日に議長が国の関係機関に対して提出し、要望の実現を働きかけました。用  語  解  説「学校の新しい生活様式」に対応できる学級編制基準の制定を杉本 熊野 議員(新政みえ/ 津市選出)「③GIGAスクール構想」の実現について中森 博文 議員(自由民主党県議団/ 名張市選出)戦後75年以降の平和教育を問う中村 進一 議員(新政みえ/ 伊勢市選出)問問問三重県産材利用促進に関する条例検討会を開催選挙区及び定数に関する在り方調査会を開催三重県議会定例会今後の日程(予定)意見書提出の様子Web会議システムを利用した聴き取り調査の様子座長から報告書を受け取る議長の様子議員の辞職等について意見書を国へ提出2020年「あなたが選ぶ!三重県議会の活動ベスト10」投票開始のお知らせ 県議会では、12月末に1年間の主な活動をふり返る「あなたが選ぶ!三重県議会の活動ベスト10」を発表します。  候補の中から、これは!と思うものにぜひ投票をお願いします。県議会ホームページから投票できます。※投票期間は令和2年11月27日(金)~12月10日(木)です。※選定結果は、議長定例記者会見で発表予定です。1 重層的支援体制 地域住民の複合化・複雑化した支援ニーズに対応するため、「相談支援」「参加支援」「地域づくりに向けた支援」を一体的に行う体制のことをいいます。2 ヤングケアラー 厚生労働省が実施した実態調査では、年齢や成長の度合いに見合わない重い責任や負担を負って、本来、大人が担うような家族の介護や世話をすることで、自らの育ちや教育に影響を及ぼしている18歳未満の子どものことです。3 GIGAスクール構想 Global and Innovation Gateway for Allの略で、2019年12月に文部科学省が発表した構想で、1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、多様な子どもたち一人一人に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境を実現しようとするものです。 桑名市・桑名郡選出の倉本崇弘議員から議員辞職願が提出され、10月19日の本会議で辞職が許可されました。 これに伴い、倉本崇弘議員に代わり、医療保健子ども福祉病院常任委員会の委員長に奥野英介議員が就任しました。 なお、公職選挙法の規定により、今回、補欠選挙は行われません。 ウィズコロナ下において、現在の学級編制基準では、文部科学省が示した「衛生管理マニュアル~学校の新しい生活様式~」バージョン4に基づき、三重の子どもの教育の保障と安全安心の確保を両立していくことは困難です。国に先駆けて県独自の学級編制基準を制定し、教職員定数を確保していくことが急務だと考えますがいかがでしょうか。答 子どもたちが安全で安心に学べる環境を確保するためにも、少人数学級の推進は重要な事項です。そのため、本県が先行して実施してきた少人数学級の効果を、国にしっかりと説明し、学級編制基準を引き下げ来年度から少人数学級を計画的に進めるよう要望するとともに、本県としての対応についても検討していきます。その他の質問事項○環境への負荷が少ない持続可能な三重へ○ひきこもり支援のこれから 国において、新型コロナウイルス感染症に対応するため、「GIGAスクール構想の加速による学びの保障」として補正予算が措置されました。これを受けて、本県の県立高等学校におけるICT環境の整備状況や、生徒が家庭でオンライン学習を行うための環境整備の状況についてお伺いします。また、ICTを効果的に活用するための民間人材等の活用方策についてもお聞かせください。 県教育委員会では、すべての県立高等学校で本年度中にICT環境の整備を行う予定です。また、家庭でのオンライン教育の実施にあたっては、すべての生徒が参加できる環境を整備しました。民間人材の活用については、県内IT関連企業の技術者をICT支援員として、各学校に派遣し、教材作成などの支援を進めていきます。その他の質問事項○コロナ禍での「三重とこわか国体」「三重とこわか大会」の競技会運営について○伊賀地域の幹線道路の整備促進について ほか 戦後75年がたち、多くの人々から戦争の記憶がなくなり、悲惨な体験をした人たちも少なくなっています。そのような状況の中、子どもたちに教える立場にある教員、そして教育委員会の姿勢というものがとても大事であると思います。戦争について次の世代に伝えていく平和教育への思い、そして今どのように平和教育が行われているのか、教育長の考えをお聞かせください。 戦争の悲惨さに学び、平和の大切さ、命の尊さを考える機会を通して、国際社会の平和と発展のために行動できる子どもたちを育んでいくことは、教育の重要な役割です。県教育委員会では、引き続き、各学校において、平和の大切さや命の尊さについて思いを深める取り組みを、市町教育委員会と連携して進めていきます。その他の質問事項○コロナ禍における観光産業をどう守るのか○コロナ禍と医療体制強化 ほか▲一般質問(杉本熊野 議員)▲一般質問(中森博文 議員)▲一般質問(中村進一 議員) 令和2年12月から令和3年2月までの日程(予定)は次のとおりです。12月2日、4日     本会議(一般質問)   7日、8日     予算決算常任委員会   9日~11日、14日     各常任委員会及び分科会   17日 予算決算常任委員会   18日 代表者会議     議会運営委員会  21日 本会議(採決・閉会) 1月15日 本会議(開会) 2月3日 代表者会議  10日 議会運営委員会   12日 全員協議会   17日 本会議(議案上程)      議案聴取会  18日 議案聴取会  25日 本会議(質疑)   26日 本会議(代表質問) 答答 テレビ中継  インターネット中継※新型コロナウイルス感染予防・拡大防止のため、議事堂での傍聴に代えて、極力インターネット中継等でのご視聴をお願いします。議事堂で傍聴される場合には、マスクの着用、間隔を空けての着席についてご協力をお願いします。※この日程は、令和2年11月5日現在の予定です。最新の情報は、議会ホームページ内「議会の日程」でご確認ください。

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