みえ県議会だより183
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三重県議会詳細は https://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/をご覧ください。次回の発行は、令和3年(2021年)7月1日(木)です。(新聞折り込みは、令和3年7月4日(日)に行います。)みえ県議会だよりは、年7回(4、5、7、8、10、12、2月の各月1日)発行しています。4用 語 解 説荒廃農地の発生防止・解消、雇用の創出に向けた柳やなぎ根もと竹だけの活用について田中 祐治 議員(自由民主党県議団/ 松阪市選出)避難所への医療機器等の設置について廣 耕太郎 議員(新政みえ/ 伊勢市選出)三重の教育の充実と発展について喜田 健児 議員(新政みえ/ 松阪市選出)消費生活の安全の確保について石田 成生 議員(自由民主党県議団/ 四日市市選出)⑦救急安心センター事業(#7119)の導入について森野 真治 議員(新政みえ/ 伊賀市選出)問問問問問三重県議会定例会今後の日程(予定)テレビ中継のご案内1 地方創生 東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的とした政策のことです。2 フードパントリー 生活困窮者やひとり親家庭など、何らかの理由で生活に困っている人へ食品を無料提供する活動のことです。3 バスタプロジェクト 鉄道やバス、タクシーなど多様な交通モードがつながる集約型の公共交通ターミナルを、官民連携で整備するプロジェクトのことです。4 スーパーシティ構想 指定された区域内でさまざまなデータを分野横断的に収集・整理し提供する「データ連携基盤」の構築と大胆な規制改革によって、生活全般にまたがる先端的サービスを実現することで、住民が抱える社会的課題を解決し、2030年頃に実現される未来社会の先行実現を目指す構想のことです。5 マスタープラン さまざまな形態がありますが、本紙においては、市町村がまちづくりを計画的に進めていくため、目指すべき将来像や課題、整備方針などを明示した都市計画に関する基本方針のことです。6 DX ICT(情報通信技術)の浸透が人びとの生活をあらゆる面でよい方向に変化させることです。7 救急安心センター事業(#7119) 住民が急なけがや病気をしたときに、救急車を呼んだ方がいいのか、今すぐに病院に行った方がいいのかなど、判断に迷う場合に専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口のことです。 三重県議会では、本会議の代表質問・一般質問、予算決算常任委員会の総括質疑の模様を、三重テレビ放送(7チャンネル)で生中継しています。ぜひご覧ください。 なお、代表質問、予算決算常任委員会総括質疑の中継画面には、手話通訳がついています。 松阪市内の発電所では、燃料の確保と二酸化炭素の吸収源として、成長の早い柳やなぎ根もと竹だけの植栽が始まっています。県内の荒廃農地は増加しており、荒廃農地の森林化などを進めていく必要性を感じています。中山間部の荒廃農地の発生防止や解消、雇用創出のために柳やなぎ根もと竹だけの植栽の推進を提案しますが、県の考えをお聞かせください。答 中山間地域の荒廃農地を解消し、有効利用していくことは重要と考えており、農地としての再利用が望ましいが、早そう生せい樹じゅの植林場所として活用することも一つの手法と捉えています。今後、周辺農地等への影響等を考慮したうえで、市町の農業委員会とも連携を図りながら、農地の有効利用に努めていきます。その他の質問事項○内水面漁業について○薬物乱用防止について ほか 震災が起こったとき、私たちは近くの学校の体育館等に避難すると思います。そこには傷病者がたくさんいる可能性もあります。そのような場合、医師による医療救護班が救護活動をし、重傷者は災害拠点病院へ搬送しますが、それが可能なのは道路や通信インフラが寸断されていないときだけではないでしょうか。緊急の医療機器や医薬品をあらかじめ設置しておくべきだと考えますが、いかがですか。答 設置によるメリットもありますが、避難所でできる処置は限られており、医療機器等を設置する上での温度管理や使用期限切れによる買い替え等、維持管理に伴う市町負担の課題もあります。まずは避難所を開設する市町の現状やニーズを把握し、道路や通信の多重防護等も行いながら、どういう対応が可能か考えていきます。その他の質問事項○被災者の指定避難所への移動について○自主防災組織への支援について ほか 三重県教職員の令和元年度の病気休職者のうち、精神神経系疾患による休職者は87人と約7割を占めており、改善傾向にあるわけでもなく毎年90人前後で推移しています。また、学校現場の多忙化が改善されない状況の中、教師を志す人が少なくなってきています。喫緊の課題であるメンタルヘルス対策と教員を志す人の確保にどう対応していくのかお聞かせください。 メンタルヘルス対策として、予防、復帰支援、再発防止など各段階での取り組みを行っています。今後、休職に至った要因等を詳細に分析し、より効果的な取り組みとなるよう対策の改善を検討していきます。また、教員の確保として、学校における働き方改革を一層進め、教員が元気で生き生きと活躍し、子どもたちの憧れの職業となるよう取り組んでいきます。その他の質問事項○三重とこわか国体・三重とこわか大会の成功に向けて○三重県社会的養育推進計画について ほか 新型コロナウイルス感染症対策で社会はデジタル化への歩みを早めました。便利になる一方で新たな消費者トラブルも発生しています。令和3年度、県はデジタル社会推進局を新たに設置しますが、だれ一人取り残さないデジタル社会の推進と同時に、新たな消費者トラブルによる被害者が出ないよう取り組む必要があると思います。県の考えをお聞かせください。答 デジタル化の進展やコロナ禍での外出自粛等により県消費生活センターに寄せられる消費者トラブルの相談件数は増えており、県は市町や関係団体等と連携し注意喚起や相談窓口の周知を行っています。今後も技術革新の進展にはリスク等の発生につながる側面もあることを踏まえ、消費者トラブルの防止に一層力を入れていきます。その他の質問事項○15歳人口減少時代の県立高校と私立高校の調和について○健康寿命延伸の取組について ほか 急な怪我や病気をしたとき、救急車の利用等について電話で相談できる救急安心センター(通称#7119)は、総務省消防庁が全国展開を進めている事業で、救急車の適正利用を促進するとともに時間外受診の適正化や住民の安心につながることが期待できます。そこで、救急安心センター事業の導入に向けた県の考え方とこれまでの取り組みについてお伺いします。答 救急安心センター事業を効果的に実施するには、県内全ての市町が一体となった導入が望ましいと考えていますが、課題もあるため、これまでに市町及び消防本部の職員を対象に事業の説明会や勉強会を開催してきました。引き続き、国の動きも注視しつつ、市町や関係機関とともに検討を進めていきます。その他の質問事項○消防団の充実・強化について○災害からライフラインを守る事前伐採事業について ほか▲一般質問(田中祐治 議員)▲一般質問(廣耕太郎 議員)▲一般質問(喜田健児 議員)▲一般質問(石田成生 議員)▲一般質問(森野真治 議員) 令和3年5月から6月までの日程(予定)は次のとおりです。5月 11日 代表者会議、    議会運営委員会 13日、14日    代表者会議 17日 代表者会議、    議会運営委員会 18日 本会議(役員改選)   21日 代表者会議 24日~26日     各常任委員会   27日 議会運営委員会   31日 各特別委員会  6月 2日 本会議(議案上程)   7日 本会議(議案質疑)   9日 本会議(一般質問)   14日 本会議(一般質問)   16日 本会議(一般質問)   18日、21日~23日    各常任委員会及び分科会   28日 予算決算常任委員会   29日 代表者会議、    議会運営委員会 30日 本会議(採決)  答 テレビ中継  インターネット中継※この日程は、令和3年4月5日現在の予定です。最新の情報は、議会ホームページ内「議会の日程」でご確認ください。(デジタルトランス フォーメーション)

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