みえ県議会だより202
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子ども、欲しくないの?(草■■莽■■/ 桑名市・桑名郡選出)倉本崇弘議員吉田紋華議員田中智也議員辻内裕也議員川口円議員中嶋年規議員伊藤雅慶議員人口減少対策について「みえの出逢い支援事業」の是非について子どもに寄り添う三重の教育を目指して水田農業の生産振興について中小企業・小規模企業への支援について持続可能な観光地づくりと観光政策獣害対策の現状と課題について問 と比べて看護職員の県外への流出が特に著しくなっています。人口減少対策の観点からも、県外に流出する人材をしっかりと引き留めることができるかが課題であり、給与や施設整備などを含む看護職の勤務環境の改善が重要だと考えます。看護職の人材流出の抑制について、県の考えを伺います。答 が継続されるよう、地域医療介護総合確保基金事業を活用した院内保育所の運営支援などを通じて、看護職員が安心して働ける環境の整備に取り組んでいます。今後は、施設整備に使えるメニューを具体的に示すとともに、地域ごとの課題にも目を向けて、県内定着に向けた取り組みを検討します。その他の質問事項○県と市町の役割分担について︵長寿認定こども園について︶○文化活動の維持について 県境を接する地域では、県内の他地域県内医療機関に就業後も県内での就業ほか問 ﹁みえの出逢い支援官製婚活である事業﹂について、若者や現役世代の方に意見を聞いたところ、この事業を求める声はありませんでした。県が積極的に行うこの事業の広報は、まだ結婚はしないの?結婚や出産への圧力となり﹁こんな地方から出ていきたい﹂という思いを増長させると思います。答て 問2この官製婚活を続けていくことが適切なのか、知事の考えを伺います。答 令和5年のみえ県民1万人アンケートでは、未婚の方のうち半数以上が﹁いずれ結婚するつもり﹂と回答し、現在結婚していない理由の1位は﹁出会いの機会がない﹂でした。結婚を希望する方に出会いの機会を提供することは行政の重要な役割だと思いますので、今後も、人権やプライバシー等に十分配慮しながら進めていきたいと考えています。その他の質問事項○三重県内でのPFAS等有機フッ素化合物環境汚染の実態把握と今後の対応につい①学習指導員を県内市町に配置しています。この指導員について学校の先生からは﹁非常に助かっており、特に小学校低学年の普通学級で個別に対応が必要な子どもの数が増える中で、子どもに向き合う時間を確保できている﹂という評価があります。県として、学習指導員の配置を強力に拡充していくことはできないでしょうか。学習指導員の配置きめ細かな学習指導・支援のほか、教員の業務軽減や人材育成にもつながっています。令和6年度は、現在の配置の財源としている国の交付金が予算化されないため、現状の配置数を維持することは難しい状況ですが、可能な範囲の配置を継続できるよう努めます。その他の質問事項○三重県工業研究所の今後○三重県障がい者芸術文化問 は200名以上の県は、令和5年度は、子どもに対するについて活動支援センターについて ほか問 米は、国内で100%自給ができる可能性がある唯一の穀物であり、米をしっかりと生産することが食の安定的な確保や農業の持続性につながると考えます。水田作経営の農業所得が相対的に低いことが喫緊の課題とされているなか、農家の所得の確保に向けた水田農業の生産振興について、県の考えをお聞かせください。答 人口減少や食の多様化により全国的に米の消費が減少していることから、県では、米の消費動向をふまえた生産と、主食用米から麦・大豆等への作付転換などを進めています。関係者と連携し、これらの取り組みを着実に進めることで、水田農業の生産振興を図り、農家の所得確保につなげていきます。その他の質問事項○企業誘致について○警察活動を支える基盤の強化について ほか中、エネルギー価格や物価の高騰、深刻な人手不足など、中小企業・小規模企業は厳しい状況にあります。県は補正予算で保証料無料の融資枠を追加するなど事業者の資金繰りを支援していますが、借り換えが難しい事業者もいます。借り換えは難しいが経営改善の余地はある事業者に向けた県の支援についてお聞かせください。が低下し、借り換えなど新たな融資を受けることが難しくなっている企業には、県信用保証協会に配置したコーディネーターが経営改善の取り組みを伴走支援しています。今後も企業の収益力向上に取り組むなど、中小企業・小規模企業の事業継続を後押ししていきます。その他の質問事項○悪質なホストクラブへの○河芸町島崎②ゼロゼロ融資の返済が本格化する答 の影響により収益力長期化する物価高対策について町線の進捗状況について ほか問 6市町が法定外目的税である宿泊税を導入し、それを財源として旅行者の受入環境の充実や観光資源の魅力向上などのさまざまな事業を実施しています。地域社会・経済に好循環を生む持続可能な観光地づくりに積極的に取り組んでいくために、三重県においても宿泊税の導入を検討してはいかがでしょうか。知事の所見を伺います。答 には、宿泊施設や観光地までの交通の整備、外国語に対応した情報提供など、受入環境の整備を行う必要があり、そのための財源として宿泊税は選択肢のひとつとしてあり得ると考えています。関係者の意見を丁寧に聞き取りながら、財源の確保の形を勘案していきます。その他の質問事項○公共事業のこれから~地域の建設業を守れ○薬剤師の確保と偏在解消 ほか全国で3都府県と観光の振興のため問 の生命と財産を守る獣害被害から県民ために、さらなる対策の強化が必要です。農林水産業被害への対策を中心に置きながら、人と動物がすみ分けられる﹁ゾーニング﹂をさらに推進するべきではないでしょうか。県庁内部局間連携を進めるとともに、市町や関係団体、地域住民との協働を図ってほしいと思います。知事の考えをお聞かせください。答 の生活圏の縮小など人口減少に伴う人により、野生動物の生息場所が広がってきています。動物のすみかとなる空き家の対策や河川内の雑草や雑木の処理など、各部局が行う取り組みを連携して進めるために、危機管理統括監が束ねる会議を設ける必要があると考えています。今後は、関係部が連携して情報共有と対策にあたる予定です。その他の質問事項○地域の魅力と三重のおもてなしが伝わる観光振興を○﹁③グリーフケア﹂についてほか(日本共 産党/津市選出)(新政み え/四日市市選出)(自由民 主党/桑名市・桑名郡選出)(新政み え/津市選出)(自由民 主党/志摩市選出)(新政み え/三重郡選出) ▲一般質問(倉本崇弘 議員)▲一般質問(吉田紋華 議員)▲一般質問(田中智也 議員)▲一般質問(辻内裕也 議員)▲一般質問(川口 円議員)▲一般質問(中嶋年規議員) ▲一般質問(伊藤雅慶 議員)収穫時期の水田文中の傍線部分については、3ページに用語解説を掲載しています一 般 質 問

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