朝見小学校周辺の遺跡 と 土器づくり
朝見小学校
平成26年9月30日(火)、松阪市立朝見小学校で出前授業を行いました。参加した児童は6年生17人でした。
4限目は、まず発掘調査について説明し、朝見小学校周辺の遺跡を紹介しました。子どもたちは、自分たちの身近な場所にたくさんの遺跡があることを感心した様子で熱心に話を聞いていました。6年生の中には、9月6日に行われた朝見遺跡の現地説明会に来てくれた児童もいました。
その後、紹介した遺跡から見つかった本物の土器を、間近で観察したり触れたりしてもらいました。今回の遺物は、今年の発掘調査で出土したばかりのものも持参しました。「ざらざらしているものと、つるつるしているものがある」「いろいろな模様があるんだな」などとつぶやきながら、手触りや重さ、形や模様の違いなどを実感している様子でした。
5、6限目は、土器づくりを行いました。最初につくり方を説明し、野焼き用の陶土を使って、縄文土器とほぼ同じつくり方で土器を製作しました。自分が思い描いた形に整えるのは大変だったようですが、みんな最後まで頑張って土器をつくることができました。形ができた後、施文具を使って土器に模様を描いていきました。
この日につくった土器は、10月末に朝見小学校で野焼きをし、11月の文化祭で展示される予定です。楽しみですね。
発掘調査について説明 |
小学校周辺の遺跡はどこ? |
何か文字が書いてあるぞ |
土器づくりの説明 |
模様をつけて、もうすぐ完成 |
すてきな土器ができました |